新型ルンバ「ルンバi7 プレス発表会」から1か月。

今月発売となった「ルンバ i7+」がついにウチにおいでくださいました。
アイロボットファンプログラムで機会をいただいた長期モニター生活のスタートです。

すでにウチには従来のフラッグシップ機だった「ルンバ980」がいるのですが、このi7シリーズ発売をもって、市場からは現役引退。惜しまれながらも「後悔なんてあろうはずがない」と清々しい気持ちでしょう。
ですが、我が家ではまだまだ引退なんてさせませんよ。傷だらけになろうが、ブラシが毛羽立とうが(それは変えよう)、異音がしようが(それは直そう)、もうルンバのいない生活には戻れない。

980の清掃能力と利便性は素晴らしいですが、その上加わったi7のコンセプトでもある「掃除の常識を変える」という新しい体験がどんなものなのか、いろいろ比べていきたいと思っています。

ルンバi7+到着!開封の儀と外観インプレッション

待ってたよ!さすがに「アイツ」がついてるだけあって箱がでかい。
玄関ドアを通らないほどではないし、見た目ほど重くはないですが、女性一人だとちょっと持ち上げにくいかも。

iRobot Roomba i7+

単体の「i7」と同じ機能を持つ本体と自動ゴミ収集機(クリーンベース)がセットになったのが「i7+」。

充電ベースを兼ねたクリーンベースでは毎回掃除後に自動でゴミを吸い上げ、ダストボックス30杯分のゴミを貯められます。毎日掃除して一体何か月ゴミ捨てしなくてもいいのかが、とっても気になるところ。
(それ以前に毎日ルンバを動かせる部屋を保つのが一番厳しいチャレンジ)

 

iRobot Roomba i7+

同梱品はいたってシンプル。
i7+本体、クリーンベース、予備アクセサリー各1個(エッジクリーニングブラシ、フィルター、ベース用交換用紙パック)、電源コード、バーチャルウォール(電池付き)、取扱説明書。

iRobot Roomba i7+

ルンバi7本体の外観は、従来のルンバとサイズも重さもほぼ同じです。
ルンバ誕生からもう10年以上たちますが、細かい改良はあれど基本デザインと構造がほぼ変わらないというのは、最初から完成度の高いプロダクツだということ。世間でもかなりこのフォルムが浸透してきているから、家具屋の店頭でも「◎ OK」とか書いてあるだけで、ルンバが通れる高さだなとか思いますもん。(ぉw

i7の特長はブラシとダストボックス。

iRobot Roomba i7+
980のブラシ(グレー)とi7のブラシ(緑)

以前の記事でも触れたように、ブラシのひだが従来より深くなり、床のゴミをかきこみやすいので、バッテリーの威力をむやみに上げずともゴミが取れ、結果吸引力も効率的に増すことになります。

iRobot Roomba i7+
ルンバ980(左)とルンバi7(右)の裏面

見た目ダストボックスが980と比べてかなり小さいように見えますが、モーター部が本体へと移動しただけなので、実際の容量はあまり変わっていません。

iRobot Roomba i7+

やはり嬉しいのはモーターが外れたことにより、ダストボックスが水洗いOKになったことでしょう。
(フィルターはNGなので外して洗う)

iRobot Roomba i7+

そして奥に見えているのが、ただの「i7」にはない、クリーンベースにつながる小窓であーる。

 

クリーンベースの仕組みと存在感

とうとう両雄並び立つルンバ!
出番を待つサッカー選手のスタジアムのベンチのようであります!

iRobot Roomba i7+

高さ・幅ともに両方同じですが、やっぱりクリーンベース、存在感ありますね。
今や世間では「ルンバブルな生活」(ルンバが置けたり通れたりするような家具選定・配置をすること)が流行っているようですが、これまで棚やベッドの下にルンバベースを置いていた人がi7+を買い換えるには、場所の再考が必要です。

クリーンベースの高さだけじゃなく、上の蓋を開けてゴミパックを出し入れすることを考えるとさらに30cmは必要となるので、実質上に障害物がないまっさらな壁際がいいでしょう。

iRobot Roomba i7+

ベースが傾斜になっているのは、i7+底面からベースの中を通って上の紙パックに吸い上げられるまでのゴミの通り道があるから。

Roomba i7+
写真左上から時計回りにゴミが通っていく。

紙パックを取り出す時はプラスチックの取っ手を上に引き上げるだけで吸い上げ口の穴が閉まる構造になっているので、ゴミが漏れることも舞い上がることもなく、手も汚れません。

iRobotアプリで命を吹き込んで  i7+ いよいよ始動!

ホームが決まったら、いよいよ稼働の時が。iRobotアプリでi7+新規追加します。

i7シリーズからwifi ルーターの5GHZ帯に対応するようになったのはとてもありがたいです。
今はブロードバンド化が進み5G使ってない人の方が少ないと思うので、これで初期設定の時に繋がらないとか、面倒なストレスもめちゃくちゃ緩和されると思いますよ。

ウチも、ボタン押したら秒殺で認識。あっというまでした。
そして命名の儀。

iRobotアプリに登録した選手名(ロボット名)、元々の980が「Rooney」なので、i7+は「CR7」にしました。

サッカー好きはすぐわかりますよね? わからない人は名前でググってください。

移籍金半端ないっす。
今回はレンタル移籍ですが、完全移籍だとヴィッセル神戸のように仮想バルサ軍団を形成する財源はまだありません。
(何の話)

余談ですが、ルンバはスマートスピーカーで動かせるので、「アレクサ、ルンバで掃除して!」で動かせるんですが、複数登録があるとロボット名も追加しなくてはいけません。
呼びやすい名前に、と思ってつけたつもりが、実はアレクサには「しーあーるなな」で認識されたようで・・・(ださっ

セッティングだけでワクワクが止まりませんでしたが、本当のワクワクは動かしてからでした。
この記事を書いている今は、到着してから2週間後。ずっと使い続けていますが、もう書きたいことが多すぎて。
良いことも残念なことも、少しずつ書いていこうと思います。

・・・今回は動くところまでいかんのかーい!というあなた、座して待たれよ。

次の記事:ルンバ i7+ 体験レビュー(2)スマートマッピングが変えたライフスタイル

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