イヤホンのレビューとなると、やれ音質だの没入感だのの話になるが、骨伝導となるとそうではない。使うシチュエーションと音楽との寄り添い方の話だ。

いつも愛用している北欧のオーディオ機器ブランドSudioから初の骨伝導イヤホンが発売されたということで、今回も製品をご提供いただき、1か月間モニター使用したので、使用感をレビューしていきたいと思います。

Sudio初の骨伝導イヤホン B1 の外観とファーストインプレッション

ワイヤレス骨伝導イヤホン「Sudio B1」もこれまでのSudio製品と同様、シンプルかつスタイリッシュでカッコ可愛い。
黒髪に紛れるようにしたいならブラックを選択するものアリだけど、やっぱりSudioといえば白や淡い色の北欧っぽいイメージで親しみやすさがありますね。

ネックバンド部分にきらっと光るSudioロゴが。髪の上で装着する場合、後ろの人に見えるのが憎い仕様。

骨伝導イヤホンは鼓膜ではなく「骨を震わせる」ことで音が伝わるので、平らな部分を耳前の骨あたりに当てて装着します。耳の中を圧迫しないので、長時間つけていても耳も疲れず、環境音も聞けて周囲の安全を確保しながら音楽を楽しめます。

【操作方法】

操作方法は物理ボタンをカチカチっと押すだけなので、感覚的に使えて簡単。

・電源ON/OFF(ペアリング):長押し
・再生/停止/通話応答:1回クリック
・曲送り:2回クリック
・ボリューム:3回クリック

充電は同梱の専用マグネットコードを使うので、外出中に手元にないと一般的なUSB-Cなどの充電ケーブルでは充電できないのは要注意。

【装着感】

髪の長い人は髪の中につけるか外に付けるか問題がありますね。
このメーカーに限らずネックバンド式イヤホンの宣伝写真は、よくロングヘア(肩甲骨あたりまでの)の女性が髪の外に出しててかっこよく映ってますが、私の場合は肩ギリギリ位の髪なので、外に出すと首周りできゅっと髪がまとまって、前から見るとしばってるようにも見えたりして(笑)。

個人的には、通勤などの人混みで使う時は髪の中に隠した方が人の手や荷物に引っかからなくてすみそうかと。

装着感はほどよいフィット感で圧迫感も痛みもありません。
頭を軽く振ってもずれる気配はなく、ランニングとかでも普通に使えそうです。

初回から3時間連続してつけてましたが、カナル式のように耳がかゆくなることもなく疲れはありませんでした。

 

音楽が脳に直接語り掛けるような感覚

インナーイヤホンで「耳を支配する感覚」に慣れていると、骨伝導のB1で最初に音を鳴らした時にはやっぱりどこか遠い所で鳴っている感じがしたんですが、それも最初だけ。

しばらく聴いていると、ボーカルが脳に直撃する感じでぞわっとしました。
弾き語りで低くささやくようなバラードは腰くだけそうでヤバい。

カナル式はビートがお腹に響くけど、骨伝導は耳元にスピーカーを置くというか、もっとダイレクトに頭に直撃するような感覚。
まさに「・・・聴こえ・・すか?・・・あな・・の頭の・・に直接・・語りかけて・・」のあの感じです。

ネックバンド部のワイヤーは結構固めで、仰向けに寝転がってつけることはできないので、睡眠導入にこれで音楽を聴くことができないのが残念ですが、まぁ、脳に直接語りかけられちゃ、そもそも寝られなくなるか。

骨伝導イヤホンを使うシチュエーション

では、私がSudio B1を使うなら?と色々シチュエーションを考えてみました。

私の日常でイヤホンを使う主な場面は以下の通り。

・通勤中の動画配信や音楽視聴
・オフィス自席でのオンライン会議
・自宅でのパソコン作業などの集中タイム
・家族と同じ場所で違う音を聞きたい時
(テレビを見ている家族を邪魔しないように推し動画を見るとかw)

中でも、骨伝導の方にアドバンテージを感じたのはオンライン会議です。
両耳をふさぐと会話のボリューム感がつかめず、思わぬ大声でしゃべってそうだし、キーボードのタッチ音が大きく響いていることに本人はなかなか気づかない。
耳をふさがない骨伝導なら、その感覚をつかみやすく周囲に迷惑を掛けずに仕事できそうです。

実際テストしてみましたが、通話も良好で相手の声もクリアでした。

他にもリモートワーク時のドアホン対策(イヤホンつけてると宅配に気づかない)や、通院・銀行などの待合室(呼ばれても気がつかない)にも便利かと。

逆に気をつけたいのは通勤時などの人混みの中で使う時。
電車やバスの走行音の中では音楽が掻き消されることもあり、それに負けじとボリュームを上げてしまうと、特にリズム高音部のシャカシャカ音は隣の人には音漏れするので、使用にはマナーが必要でしょう。

カナル式と骨伝導イヤホンで音楽を聞きながら記事を書いてみた

このブログに向かう時も、だいたいは音楽を聴きながら書くことが多い私。
その時の感情が、音の響きと共鳴したり、出てくる言葉に影響したりするのはよくあります。

例えば・・・こんな感じ。

以下は実際に各イヤホンで音楽を聴きながら感じたことをただタイプした感情の垂れ流しである。

【カナル式イヤホン(Sudio T2)】

キーボードの打鍵音はおろか自分の呼吸すら彼方へ飛んだ。手を動かす自分は自分でないような。MVの一情景として仕事している人物を俯瞰で見ている感さえある。

完全に意識は音楽の世界にいる。その心地よさと没入感を欲していまこれを聴いている。
感情は音楽にのって流され、もはや思考は無理だ。手の動きも邪魔になり、じっとして音楽に浸っていたい。そういう時に用いるイヤホンだ。

【骨伝導イヤホン(Sudio B1)】

頭にダイレクトに訴えかけている音楽のビートに合わせて、タイピングスピードも加速する。
自分の体と同期して、感情が音楽と日常とを行き来する。
今耳元で鳴っている音も隣の部屋で家族が見ているアニメの声も、私の世界に必要不可欠なエレメント。
自分以外の何かを感じながら生きる。どちらがBGMでもない。音楽と共に生きているという実感がここにある。

 

イヤホン選びは自分がどんな環境で音と触れたいかで決める

カナル式やインナーイヤホンと骨伝導はそもそも使用目的が違うので、どちらを買えばいいのかと思った場合は、自分がどんなシチュエーションで音楽を聴くことが多いかを考えた方がいいです。

【カナル式=集中】
駅などの騒音が激しい場所でも音楽に集中したい人。動画やニュース音声を一言一句聞き逃したくない人。周囲の音を遮断して、オーディオブックで読書に没頭したい人。

【骨伝導=共存】

作業と音楽に没頭しつつ、呼ばれたらすぐ反応したい人。不安な夜道に音楽で気を紛らせながらも周囲の違和感にすぐ気づきたい。自分から発する声や打鍵音に気をつけつつ、オンライン会議に臨みたい人。

とはいえ、どちらにせよ気を抜くとどっぷり自分の世界に入ってしまうので、快適で上質のイヤホンはホントにやばい。

イヤホンを外して家族とのコミュニケーションをとる時間も大切にしなくては・・・という推し活沼に首までつかったクラスタから「どの口がいう?」的反省でレビューを閉めたいと思います。

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