今日はルンバの日。
何で今日かって?「6」月「8」日なんでね。後は察して、ね。
そんな佳き日は、私の大切なルンバとの思い出を語るにふさわしい。

アイロボットファンプログラムを通じて現在長期モニター中の ルンバi7+ 、これまでのルンバとはかなり違う感覚、というか単なる「掃除してくれる便利家電」というよりは、ルーチンに完全にはまった生活の構成パーツ化しています。

ただの掃除機ではない要素とはいったい何だったのか?

部屋別掃除で休日の過ごし方が変わる「スマートマッピング」

 

「スマートマッピング」とはルンバ i7シリーズに搭載された新機能で、フロアの間取りを学習し、部屋ごとの掃除を自由にコントロールすることができます。

スマホから「iRobotアプリ」で「スマートマッピング」ONにし、朝や夕方など明るさが異なる条件下でルンバで普通に掃除すること数回。フロアの広さや形にもよりますが、ウチの場合は4回でマッピングが完了。

iRobot Roomba i7+ Screen iRobot Roomba i7+ Screen

部屋に名前を付けると俄然「うちの子」感が増してきます。
OK ! CR7! (ウチのルンバi7の名前)ここが君のホームだよ!

ルンバi7 はドアや廊下の幅を元にアバウトで部屋を認識する(といってもかなり正確なマップ)ので、後で境界線なども自分で調整できます。

部屋を認識すると何が変わるのか?

【これまでの休日】

休みの日ぐらい家でゴロゴロしたい夫婦。食材もすでに買い物済みで今日は一日外に出なくても生きていけるのだ。夫は録りだめたアニメやドラマの消化三昧、妻はネットでショッピング。それぞれの空間で根が生える。どのタイミングでルンバを動かせばいいというの?
オヤツ食べたいねとか何とか口実を作って30分家から出るものいいけど、また平日出勤時に動かせばいいか。

【スマートなマッピングの休日】

iRobot Roomba i7+

朝食と洗濯が終わった午前9時。
リビングとワークルームでそれぞれの趣味の時間が始まる。
誰もいなくなった部屋の掃除を先に済ませるべく「寝室」「キッチン」の二つを指定し、ルンバON。ホームベースから近いキッチンを掃除後、一直線で寝室に移動するルンバ。健気だ。ダイニングテーブルでPCを叩きながらテレビも器用に見る旦那さんは何も邪魔されない。

iRobot Roomba i7+ Screen

午後12時。リビングでランチタイム。メニューはカレー。
ちょっと贅沢な人気店のレトルトだけど。温め始めると同時に、スマホをいじりながら「ワークルーム」の掃除をスタート。ルンバは「ピコッ!」と上機嫌にいそいそ移動する。
テレビに爆笑しながらカレーを平らげる頃にはルンバも帰還してベースで充電ランチに入る。

午後2時。
攻守交替。私は寝室で洗濯物を畳み、彼はワークルームで音楽を聴く。
やっとルンバも広々としたリビングを走り回れる。その姿は可愛くて、私はつい後をテクテクついていく。これでは自動の意味がないので、フローリングワイパー片手に、部屋の隅のゴミを掻き出して、ルンバが通りそうな道へそっと置いておく。これ、お願いね。

iRobot Roomba i7+

 

これまでのルンバの常識は、外出中にスタートさせれば、地続きのフロアはどこまでも進み、帰宅するまでにすべての部屋の掃除が終わっているというオールインワン。
この便利さは何事にも代えられない快感ですが、動かしたい家具があればすべて事前に退避させておく必要があります。それが面倒くさくてルンバを使わないという人も多くいます。

これがスマートマッピングが実現する部屋別の掃除によって、人も家具も、そしてルンバもそれぞれの持ち時間と居場所を組み立てながら、共存できるのです。

「ちょっとー!掃除の邪魔だからゴロゴロしないでよ。どっか散歩にでも出かけてくればいいじゃない!」と旦那さんが邪険にされるのは今は昔。

留守中に動かすのも便利だけど、お互いの気配を感じて一緒に休日を過ごしていると、「家電」ではなくて「家族」のようになってくるから不思議です。

【関連記事】
掃除の常識を変える「アイロボット ルンバi7+」発表会レポート
ルンバ i7+ 体験レビュー (1)進化したルンバが掃除機を掃除するアイツを連れてやってきた
ルンバエッセイ『ルンバi7+とアレクサと私』