朝、出かける時に忘れたら遅刻してでも絶対に取りに帰りたいものBEST3は、社員証、スマホ、そしてイヤホンです。

都会の通勤電車のラッシュアワーは自分の世界に没入しなければ、メンタルやられますからね。
音楽にしろ動画視聴にしろ、イヤホンは財布よりはるかに必需品となりました。
これまでも私のイヤホン選びは、ハイレゾ対応有線、有線&ワイヤレスレシーバー、低価格ワイヤレスと、その時々の優先条件が音質であったりフットワークであったり価格帯であったりと、終わりのない旅を続けています。

そんな私がまだデビューしていないのは「完全ワイヤレスイヤホン」。
左右のイヤホンがコードで繋がれていない、左右独立型のワイヤレスイヤホンです。

動画を見てても音が遅延しそう。絶対すぐに無くす自信しかない。
そんな懸念が先行してどうしても躊躇していました。

が、そこは日進月歩のテクノロジー。
有線にも引けを取らない音質も、途切れない通信もどんどん実現していて、かつ価格もだいぶ下がってきたということで、そろそろ挑戦してみようと思った次第。

デビュー機種に選んだのは、エムエスシーの m-sound「MS-TW3」。
旧機種から音質、価格、機能面がバランスよくブラッシュアップされた新機種(9月18日発売)です。
今回メーカーから機材提供をいただき、使い勝手を早速試してみました。

MS-TW3 の外観

ケースに本体を収納するとそのまま充電できる一般的なスタイル。
本体の出し入れがそのまま電源ON/OFFになり、スマホとの通信も自動接続。(初回設定は必要)

「POWER ON! CONNECTED!」と耳に響きます。

端子はマグネットなので、窪みにはまってしまえば、蓋が開いたまま逆さになってもちょっと転がった位では落ちません。

充電コードはmicro USB 端子。できればそろそろUSB充電機器はType Cで揃えたいところだけど、普通に両方の切り替えコネクタ付きのケーブル持ってるからいっか。

不安をすべて払拭した装着感

初回設定を終えたところで、早速MS-TW3を手に、休日のカフェ散歩へ。
最初から通勤の殺人ラッシュアワーなんて、レビュー前に踏みつぶされる図しか想像できない。

手になじんでないと、最初のケースから取り出すところから落としそうで怖かったけど(正確に言えば一回落とした)、ちゃんとカウンターにケースを置いて、落ち着いて片耳ずつ装着。

おぉ、軽い!

もっと「いかにも耳栓してます」的主張がある違和感かと思ったら、とても自然にフィットして、長時間装着していても耳が痛くなさそうな感じです。

首を振っても急に立ち上がっても、全然落ちそうにはありません。
耳の中いっぱいに音楽が広がって、見える景色がすべてPVの中のような没入感に包まれます。

イヤーピース選びは音の世界を変える

デフォルトでついていた標準イヤーピースでも十分いい音でしたが、同梱品の SpinFit®イヤーピース(CP-350)がまたいい!
柔らかい素材でフィット感がさらに増すため、星野源の優しい声が、サカナクションの心躍るビートが、ユーミンの透き通るハーモニーが、脳や骨に響いてぞくっとしました。

こんなにイヤーピースって大事なんだと実感。SpinFit®だからいいというだけじゃなくて、いかに自分の耳にあっているかが重要。
標準と SpinFit®でそれぞれ3サイズ揃っているので、できれば全サイズで同じ音楽を聴き比べて、自分の耳や好みの音に一番ピタッと来るイヤーピースで聴いてほしいですね。

イヤホンが耳にフィットすると、感じる音質が変わるのはもちろんですが、雑踏の中でボリュームを上げなくてもきちんと聞こえるというメリットも。

実際に、一番フィットしたイヤーピースは、それ以外と比べて心地よいボリュームが1段階ほど下がりました。耳に優しく長く聴き続けるためにもイヤーピース選びはとても大事です。

イヤホンって丸洗いできるのか!完全防水で常に清潔に保てる

ぶっちゃけ耳の中って汚いじゃないですか(←え、わたしだけじゃないですよね・・・
耳にずっと装着するわけだから耳垢も付くでしょうし、トレーニングやランニング中に聴けば汗もかくでしょう。

MS-TW3はIPX7(※)の防水性能なので、気軽に丸洗いできるのはとても助かります。
ゲリラ豪雨でびしょ濡れになっても、なんならお風呂の中で装着してもOK。
どれも推奨ではないけど、大丈夫という安心感が使いやすさのレベルアップにつながります。

 ※IPX7:一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しないレベル

電車の中でも音飛びなし!雑踏も風の音も感じながらも心地いい没入感

1週間ぐらい使って、操作性やケースからの出し入れに慣れた頃、満を持して通勤電車で使用開始。満員電車の中は同じような電波が飛び交い、音飛びや通信障害が発生しやすいと聞いていましたが、使い始めて2~3週間、再生スタートと同時に若干音が乱れることはあっても、視聴中の音飛びや動画音声の遅延などは、まだ一度も経験していません。

なんだよ、快適じゃないか。

何がいいって、首筋にコードがない素晴らしさよ。

私の通勤スタイルはビジネスリュックに電車やオフィスの鬼空調対策のストール、しかも私はロングヘア。
首掛け式のワイヤレスイヤホンだと、電車でリュックを前に持ち替えたり、ストールをかけなおす時髪を外にファサッと出したりすると、そのたびにコードと絡まって「ゔぁぁぃぃぃ(怒)」と舌打ちしてばかりでしたが、それがないって、ないって・・・

最高ですかーーーーっ!!

とはいえ、強いて言えば、ちょっとの間外したい時(電車を降りる前に荷物をまとめたり、コンビニのレジで店員とやり取りするとき)、コード付きでは首にかけていられるけど、完全ワイヤレスだとポケット付きの服を着ていない限り、ケースにしまわなきゃいけないのが慣れるまで面倒くさいかな。

電車の中で取り出しやすいリュックのサイドポケットに入れるのがMY出勤スタイル。

慌てると絶対に無くすので、外すタイミング(しまうタイミング)をいつもより早めに意識を変えることで、今ではすっかり慣れましたが。

 

今ではすっかり出勤時も休日の散歩もずっと一緒です。
MS-TW3での完全ワイヤレスイヤホンデビューは大満足でした。

実売15000円弱で、この性能はかなりコスパがいいんじゃないでしょうか。
私の最大の懸案事項である「紛失癖」にも、保証期間なら紛失・破損したパーツを特別価格(片耳4000円)で購入できる「あんしん補償サービス」もあるので、多少心と財布に傷は負っても致命傷にはならずに済むかなと。

保証期間が切れる頃には、取り外しやケースにしまう感覚も体に染みついて、あやまって落としてしまうこともない、で、しょう。。。(多分

(機材協力:株式会社エム・エス・シー)