5月20日、auは2013年夏モデルのスマートフォン4機種を発表しました。
4機種・・ってまた思い切って絞りましたね。でも、ありすぎてどれ選んでいいかわからなくなるよりは、各個性と機能を絞って「こういう人はこれ!」と言ってくれた方が、いさぎいいかもしれません。

発表されたのは次の4機種。
・Xperia UL SOL22 (5.0型/Android4.1 5月25日発売)
・HTC J One HTL22 (4.7型/Android4.1 6月上旬以降発売)
・URBANO (4.5型/Android4.2 6月下旬以降発売)
・AQUOS PHONE SERIE SHL22 (4.9型/Android4.2 7月下旬以降発売)

そのうち、5月下旬~6月初旬に先行発売される「HTC J One」「Xperia UL」を発表当日に触らせてもらえるということで、東京・飯田橋のKDDI本社へとお邪魔してきました。

さすが本社、IDO時代からの携帯電話全機種が並ぶ部屋でセミナーです。これはほんの一部。残念ながら私は生粋のDocomoユーザーなので、一つも懐かしさはありませんが(笑)、部屋の壁一面に並ぶコレクションはすごい景観でした。

2008年にサザン30周年を記念して発売された「サザン着せ替えパネル」だそうです!裏にはメンバーのサインもプリントされ、ファンにはたまらないパネルですね(←こういう遊びがないんだよなぁ・・・D社にはw)

「使いこなす」を目指したauのスマートフォン戦略

1)auスマートパスがリニューアル

「auスマートパス」といえば、auが厳選した有料アプリ取り放題が有名ですが、その他、会員限定の割引、無料クーポン、セキュリティ管理等のスマホ生活全般をサポートするサービスです(月額390円)。

別キャリアユーザーとしてはサービスの全容がわからなかっただけに、「アプリ使わない人は意味なくね?」位にしか思ってませんでしたが、セキュリティ有料オプションにその他アプリが付随してると思えば結構オトクで楽しいかも!と納得しました。

ただ、スマホとタブレットなど複数台所有する時に、両方でアプリを共有できない(各端末別契約)とか、回線契約解除してスマホをwifi端末化した時はアプリも使えなくなるとかってところが、ちょっと惜しいですね。

今回リニューアルしたポイントは、「ユーザーの生活とスマホのリレーション強化」

スマートパスのUIをタイムライン化して、ニュース・サービス・クーポンなどの情報をリアルタイムで流すことで、普段自分では探さない新しいアプリやサービスに出会えたり、見逃しそうな限定割引で得したりと、「とにかく使ってみる!使えば使っただけ楽しくなる」サービスを目指したそうです。連携企業もどんどん増えているので、自分で見つけるよりは降ってくる方が楽・・ってこんな甘やかされていいのなぁ(笑)。

2)「使いこなす」ためのサポート強化 auスマートサポート

いくら最新機能搭載の機種を増やしたところで、ガラケーユーザーはどんどん置いてきぼりになってスマホへの機種変が進まないなら意味がない。ということで「auスマートサポート」は24時間対応の電話サポートを開設したり(夜間は事前予約)、購入前の端末レンタルをはじめたりと、近くにauショップがない人もショップでのサポートと同等のサービスが受けられるよう、使う人のあらゆるハードルを下げて、ユーザー母数を増やす作戦ですね。

確かに、機種のスペック競争にはそろそろうんざりしていたので、こういった「コンテンツ」や「サービス」面での競争が各キャリアで広がれば、スマホを使う生活が老若男女問わずもっと当たり前で豊かになるのに、としみじみ。
これはau一社で進むべき道ではなく、全キャリアも足並みを揃えて取り組んでほしいと思います。

【au 2013年夏モデルその1】Xperia UL SOL22

さて、いよいよお待ちかねの新モデルのタッチ&トライ。短い時間ながらも機能レクチャーを受けた後に実機を触らせてもらいました。

まずは、「Xperia UL」。人気機種「Xperia Z」がベース。えぇ、そう。私のXperia AXを二か月で過去の遺物に追いやったあの野郎です(笑)。

さすがに5.0インチFull HDディスプレイ。デカくてキレイ!ネットやアプリを使うにはこの上なく見やすいんですが、やっぱり手が小っちゃい私には少し持ちづらい。

文字入力とかキーボードの端は届かないし・・・と思ったら、これはキーボード自体の大きさと位置を変えられるので、片手で持って文字入力をするときは、届く範囲まで小さくして端に寄せれば、親指がつらずにすみそうです。

カメラではカードのメモリ容量が許す限り「無制限連写」できるって!
なんという素敵すぎる無駄(笑)。後でファイル管理が大変そうですが、決定的チャンスは逃さなさそうです。

XprieaではすっかりおなじみNFC対応スピーカー。かざすだけでスマホの音楽を鳴らしてくれます。やっぱり「ウォークマンスマホ」は音楽好きは楽しいですよね。

初心者にもわかりやすいシンプルなホーム画面「シンプルホーム」搭載。

見やすい大きな文字サイズだし、短縮ダイヤルも使えるから、シニア層が「らくらくスマホ」に甘んじなくてもかっこいいスマホ持てるチャンスじゃない!

【au 2013年夏モデルその2】HTC J One HTL22

キャッチフレーズは「こんなの、はじめて。」

こんなのってどんなのよw?(なんかエロ・・・)

フルメタルなボディで若干重量は感じますが、とにかくかっこいい持ち物。
プラスチックのような手に吸い付く感じは少ないので、裸で持つとちょっと滑るのが心配かな。・・・いや、裸ってスマホがよ(笑)?

驚いたのはカメラ機能。何とこの時代にまさかの400万画素。でも、一つ一つの粒にたくさんの光を受け止めるセンサーを使っているので、通常の1300万画素レベル以上の明るさとノイズの少なさを実現しているそうです。

画素数が少ない=ファイルサイズが小さい=SNSやメールでシェアする時にアップロードが早くて便利ということ。それで画質がキレイなら今のスマホカメラの使い方に一番合っている機能だと言えますね。

その他、新しいモード「HTC Zoe™」に切り替えれば、シャッターを押す1秒前から押してから3秒間のフルHD動画を1シャッターだけで撮影。
これを使えば、
・集合写真で、目をつぶった人の顔をつぶる前と差し替えて、ベストショットを選べる
・一瞬横切ってしまった通行人を消し去る

なんて写真も作れるそうですよ。

その他アートフィルタや動画編集などカメラ好きにはたまらない機能満載でした。

HTC J oneは動画を撮影してみました!

HTC J One の特長でもあるスピーカーは画面前面の上下に配置され、アンプも内蔵しているので、とても大きなボリュームでクリアな音が鳴ります。
20人位いる一つの空間で普通にみんなで音楽が聴けましたよ。

 また、HTC J Oneのホーム画面は、様々な情報に素早くアクセスできる「HTC BlinkFeed™」がかっこよかった!SNSやニュース情報やカレンダーなど自由にカスタマイズでき、情報は自動で更新されるし、先ほどの「auスマートパス」のシンプルすぎる白黒タイムラインもちょっとかっこよく見えるので、これ見てるだけで、スマホ利用時間の大半を過ごせるんじゃないだろうか。

というわけで、普段あまり触れることのない別キャリアのサービスや端末に触れ、会社帰りの疲れもチャラにしてくれた楽しいイベントでした。

テクノロジーは止まることがない・・のですね。

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