SONY HDR-MV1使用レビュー(2)音楽自撮りに向いてるのはどのカメラか?「Canon iVISmini」との比較

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前の記事:SONY HDR-MV1使用レビュー(1)頭上収録も簡単!マイクスタンドアダプター「Roland OP-MSA1」 にセットしてドラム演奏を撮って出し

前回の記事からだいぶ時間が経ってしまってすみませんが、しらーっと続きを書きますね(笑)。

以前、動画を自撮りするターゲット層を狙った小型カメラ「Canon iVIS mini」をモニターした際、スタジオに入ってドラムやギターを撮ってきて、「あぁ、ミュージシャンの練習撮りにはもってこいだなぁ。音も悪くないし、自立スタンドで簡単」と感心したものですが、HDR-MV1を買ったからには、これと比べないわけにはいきません。

公平を期するために、あの時と同じスタジオ、同じドラマー(笑)、同じ曲でHDR-MV1での映像を撮ってみました。

SONY HDR-MV1 と Canon iVIS mini の基本スペック比較

【SONY HDR-MV1】
総画素数:1680万画素、サイズ(mm): 116.5 x 70.5x 27、重さ:165g
⇒ SONY HDR-MV1 の主な仕様

【 Canon iVIS mini 】
総画素数:1280万画素、サイズ(mm):76×22×96、重さ:180g
⇒ Canon iVIS mini の主な仕様 

※重さはバッテリー、記録カードなど含む実撮影時。

大きさは、平置きか縦置きかの違いはありますが、ほぼ同じ。これらのカメラは実際に持つわけではないので、重さの違いはあまり関係なく(笑)、実売価格もほぼ同額の三万円弱。
HDR-MV1は「ミュージックビデオレコーダー」と銘打つだけあって、音楽撮りのために作られたカメラなのに対し、iVIS miniは、オールジャンルの自撮りシチュエーションの中の一つが音楽、というスタンスですが、オーディオモードやLR音声反転など、音楽撮りを意識した機能もあり、音楽好き(特にプレイヤー)としてどちらもそそられるカメラであり、早くからこの2機種の比較検討している人も多く見受けられたように思います。

SONY HDR-MV1 と Canon iVIS mini の画角比較

下の写真は、同じスタジオの同じ場所から、各カメラで撮った写真です。参考比較のために、家庭用ビデオカメラ「Canon iVIS HF M31」でも撮影してみました。

(写真上からHDR-MV1、iVIS mini、 iVIS HF M31)

各機材の感想

【HDR-MV1】
HDR-MV1は静止画が撮れないので、動画から切り出してます。120度の広角は、狭いスタジオでも全体が収まるし、自撮りなら距離を調整すればいいので、ズームができない単焦点でもあまり困ることはないでしょう。液晶は側面にあり、自撮り時はスマホリモコンがないと、画角調整に手間取るかも。

【iVIS mini】
iVIS miniはワイド(広角)とアップ(望遠)で撮影でき、上の写真はワイド。
ワイドは160度の超広角で魚眼レンズのようなゆがみがでます。場面によってはそれが独特の味になることもあるし、気になる人は気になるかな。アップにすると、若干画質が落ちるのが難点。
自撮りには可動式のバリアングル液晶はやっぱり超便利ですよねぇ。

【 iVIS HF M31】
これでも一番広角側の画角なんですよ(笑)。本格ビデオカメラは狭い場所には不向きなんでしょうかね。やっぱり自撮りと言うより、撮影担当がいろんなアングルを駆使して撮ってほしいカメラです。

SONY HDR-MV1 と Canon iVIS mini の音質比較

音はやはり動画じゃないとわからないので、HF M31を含む3台の音を繋げてみました。
モデルドラマー曰く「ほぼ同じコンディションで叩いた(つもり)」だそーですw。

各機材の感想

【HDR-MV1】
これで何にもレベル調整なしのデフォルトなんですよ?高低音のバランスといい、音量といい、どこからどう撮っても「音楽に聞こえる」音になってるなあという感じ。
さらに31段階もある録音レベルを細かく調整していったら、音質はかなりこだわって作りこめるでしょうね。
HDR-MV1は「音楽を録るビデオカメラ」じゃなくて「動画も撮れる音楽レコ
ーダー」という感覚が近いかも。

音声ファイルのみの録音もできるので、前記事のようにマイクスタンドに装着して、音撮りと演奏風景を別に撮るという使い方が面白いかもしれません。

【iVIS mini】
「オーディオ」シーンを「音楽」で撮影。音割れしないギリギリのバランスを作ってくれるすぐれものですが、単体の動画で音を聴いた時は、そんなに感じなかったけどHDR-MV1と比較すると、レベルがだいぶ高いので、派手に聞こえますね。
こういう音を演出する場合もあるし、音の何を重視するかでも評価は分かれるところでしょう。

【 iVIS HF M31】

HDR-MV1のレベルインジケーターと同じ音の振れ幅になるよう、唯一録音レベルを調整しました。HF M31が画質&音質のバランスが一番いいかもしれません。さすが本家ビデオカメラ(笑)!
場所や楽器によって、録音レベルを微調整すれば、結構いい音楽撮りになりそうです。この機種はもう数年前のものなので、今はもっと高性能かつ簡単になってるかもしれませんね。

SONY HDR-MV1 と Canon iVIS mini それぞれのメリット

それぞれ単体で触っていた時にはあまり気が付かなかったけど、じっくり比較してみるとやはりターゲット層が少し違うカメラだと感じました。
ビデオカメラとしての使い勝手は、iVIS miniの方が置くだけで気軽に撮影できるし、露出や明るさもシーンに合わせたAUTOセレクト、スローモーションや倍速などの記録モードなど、「撮りたい画が撮りやすい」カメラでしょう。
それに対して、HDR-MV1は「録りたい音が録りやすい」カメラ。バランスを常に考えたオーディオリミッター、リニアPCMなどの高音質の録音フォーマット、音を拾うマイクの指向性など、音声第一に考えられた機能が満載です。

高音質で撮れるなら、画面が見にくい・三脚がないと不安定など、多少の使い勝手の悪さはいとわない(笑)、音楽好きが音楽を記録するなら「HDR-MV1」。
音楽も撮りたいけどそれだけじゃない!趣味はいろいろあるのだ!どこでも連れてくビデオカメラが欲しい人は「iVIS mini」ってところかな。

次の記事:SONY HDR-MV1使用レビュー(3)ライブハウスでJAZZビッグバンドLIVE録音


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HDR-MV1

29800円
3年ベーシック長期保証付き
(ソニーストア)


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