最近なかなかじっくりと撮影散歩に出かけられなくて、プチ欲求不満ののぽりんです。
(昨日フリータイムでカラオケ5時間歌ったヤツが言うセリフじゃねぇ・・
いや、そもそもさ、それ以前にインプット(撮影)したものをアウトプット(現像)もせずに前へ進むべからずなんだな。というわけで、撮りだめていたものを少しずつ放出、リセットする秋の夜長。
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2か月前、初めての富山、というより初北陸への旅に出かけた。
富山県八尾市で行われる「越中八尾・おわら風の盆」へ。
山あいの小さな町の沿道にぼんぼりが灯り、もの悲しい胡弓の音色に合わせて、編み笠に浴衣姿で町流しをする踊り連。幻想的なそのお祭りはテレビドラマや映画でもたびたび描かれいて、私の両親も友人たちとよく出かけていた思い出の場所。
父が亡くなってから3年経ち、母も何か思うところがあったのか、「娘が写真を撮りたがっているから連れていきたい」と八尾通の仲間に打診をしたらしく、初めての母娘二人旅でした。
まぁ、そんなことは一言も言ってはいないんだけど、高級料亭並みのいいダシ出してみようじゃないの。
行くならちゃんと予習しよう!
参考になる写真や動画も探し、知人には「風の盆といったら十文字美信さんのEOSムービーだろう!」と聞き、ネット検索したけど、残念ながら10年も前のショートムービーはもうアーカイブから消えていた。
見たかったなぁ。今でもどこかで見られたりませんかね(誰となく・・・。
行くならレンズを調達しよう!
手持ちは標準ズームの FE 28-70mm F3.5-5.6と、SAMYANG 35mm F2.8 しかなく、夜の祭りを撮るにはもっと明るいレンズ必要だ。
買うには時間も財力も足りなかったので、これまた知人から「SONY FE 85mm F1.8 SEL85F18」をお借りした。
画角は狭い中望遠だけど、踊りが通る沿道の家屋2階から撮影できる機会をいただいたので、このくらいがちょうどよかった。
以下は、そのFE 85mm F1.8で撮影した写真です。
いやぁ、いいお祭りでした。
そして、いいレンズだったなぁ、FE 85mm。
今、ソニーストアのウィンターキャンペーンでこのFE85mm 1.8が10000円キャッシュバックやってるので、かなり心揺れ動いています。もう車検も終わったしなぁ(←言い訳)
旅のまとめに使えるフォトブック「PHOTO PRESSO」
いいダシになった「風の盆の写真を撮る」ミッションは、母に撮影写真を提出するまでがお仕事。
約900枚中、見せるに値するのが1割強と壊滅的な歩留まりの悪さだったけど、90枚超は結構ボリュームがあったので、キヤノンが運営するフォトブックサービス「PHOTO PRESSO」を初めて使ってみた。
フォトブックサービスはほかにも色々あるけれど、今回は豪華なハードカバーや光沢紙もいらないし、記念日アルバムでもない、ただ旅の記録を雑誌のようにパラパラ懐かしく眺められればいいので、それにはPHOTO PRESSO が一番コスパがいい。以前CP+で現物も見たけど、品櫃も悪くない。
ページごとのテンプレートにぽいぽい写真を入れ込んで、60P/2500円程度となった。
安い!母に送ったら大いに満足してくれて、追加発注がきた(笑)。どこに配るんだ・・。
PHOTO PRESSO が使いやすいのは、Webでも公開・販売ができるということ。
他のサービスでもできないわけではないけど、Webギャラリーが一番見やすかったので、印刷はしなくても、Webで複数人と共有したいときには今後も使ってみたいと思う。
フォトギャラリー「越中八尾 おわら風の盆 」(PHOTO PRESSO)