私の良き相棒「ルーニー」こと自動掃除機ルンバの待望の新製品発表がついに!
本日2月19日に東京・神保町にて開催されたアイロボットの新製品発表会。
多くの報道陣が駆けつける中、私も「アイロボットファンプログラム」を通じてご招待いただきましたので、ユーザー目線でお話をうかがってきました。
本日発表されたのは、米国で2018年9月に発売された「Roomba(ルンバ)i7/ i7+」。
話題の新機能満載で日本のルンバファンからは発売が待たれていましたが、いよいよ満を持しての日本上陸です。
カメラによるマッピング、wifiアプリやスマートスピーカー連携などのフルスペックで、シリーズ的には980の後継版となります。
「i7」では進化したマッピング技術により、複数の部屋の間取りを記憶して、指定の部屋ごとの掃除や頻度の設定が可能に。
さらに「i7+」では充電ドックにクリーンベース(自動ゴミ収集機)が付属、掃除終了後にダストボックスから自動的にごみを吸い上げてベースにボックス30杯分までゴミが貯められます。
発売日は i7が2019年2月22日(価格:99,880円)、i7+が3月8日(価格:129,880円)。(※公式オンラインストア価格/税抜き)
予約はアイロボット公式オンラインストアで本日2月19日から予約開始しています。
ルンバi7の新機能
・30回分のゴミが格納できるクリーンベース
掃除終了で、充電ドッグにルンバが帰還すると、毎回クリーンベース内のゴミ袋へと自動的にゴミを吸い上げられます。
まぁ、その袋を捨てるのはやはり人間なんですが(笑)、ボックス30杯分まで貯められるって、ゴミの量や家の広さで満杯までの期間は違うけど、ウチなら1年に3回くらいしかゴミ捨てがなくなるんじゃないかな。
従来は10日に1度位ゴミ捨てしてたし、ゴミ箱に入れる際にチリが舞い散って若干の本末転倒に悩んでいたけど、それから解放されるって最高か。
本日発表のルンバi7+。
清掃終了後ドックに帰還するとダストボックスから自動でゴミを吸い上げる。
ボックス30杯分たまるまでゴミ捨て不要に。#アイロボット #ルンバ #ルンバのある生活#掃除の常識を変える#ルンバi7プラス#アイロボットファンプログラム pic.twitter.com/HzqXBE08z4— のぽりん (@noporin) 2019年2月19日
ちなみに、先行機種「e5」から搭載された水洗い可能なダストボックスも踏襲していますので、ゴミ捨ての回数減った分、その手間でボックスを常にキレイに保てば、より強力な吸引力がキープされることでしょう。
・部屋の間取りを記憶し、部屋ごとの掃除指定や頻度の設定ができる
従来の900シリーズは、掃除ごとにマップはリセットされ毎回再作成していました(家具や生活雑貨の配置などがその都度違っても対応できるように)が、i7ではフロアの間取りを記憶し、それぞれの部屋をアプリで名づけることによって、特定の部屋のみの清掃やよく使う部屋の頻度を上げることも可能になりました。
これまでは、一度ルンバを始動させると、禁止エリアに指定されていなければすべて全体清掃となり、掃除時間も長くなりますが、ピンポイントで部屋指定ができれば、汚れた部屋だけとかお客様が来るところだけ先になどと、ニーズに合わせた細かい清掃ができます。
またこういった設定や清掃履歴をもとに環境を学習し、使えば使うほどルンバが効率いいルートを動くようになるそうです。
ルンバi7の新しいマッピングは従来最高峰980と比べてもより効率的に動けて時短。しかも、ピンポイントに部屋指定できるのはすごく欲しかった機能。#アイロボット #ルンバ#掃除の常識を変える#ルンバi7プラス#アイロボットファンプログラム pic.twitter.com/wEhr6WQLSD
— のぽりん (@noporin) 2019年2月19日
部屋の指定はアプリでもできるし、スマートスピーカーがあれば「アレクサ、リビングを掃除して!」と声をかけるだけ。
あぁ、早くやってみたい。
980とi7の違いとは?
i7の発売により、最上位機種980は生産終了に。
980ユーザーの私としては寂しい限りですが、グレードはほぼ同等でコスパがいい960は販売継続。
今回のモデルは900シリーズと何が違うのか?今から買う人はどっちを選ぶべきなのか?
発表会後のタッチ&トライでスタッフに質問してみました。
上記の新機能以外、ルンバそのもののスペックは変わらないようにも見えますが、細かいところで様々な改良がなされているようです。
例えば、ゴム製のデュアルアクションブラシ。
従来よりヒダが深くなり、よりゴミをつかみやすく、かきこみやすくなったため、モーターでの吸引に頼る以前にブラシを回してるだけでも効率よくゴミが取れ、清掃全体の効率アップやバッテリーの節約にもつながっています。
また、ブラシの横の軸によく髪の毛が絡まって動きを鈍くさせていたのが、軸の形状を変えたことで絡まりづらくなったそう。
これはロングヘアでゴミの半分が髪の毛という私には何よりの朗報でした!
980がなくなることにより、カーペット上で吸引力をアップさせる「カーペットブースト」搭載機種はなくなるのか・・と残念に思ったりしたのですが、そもそもこのブラシの改良により常時吸引力がアップしたので、何も問題はなかったというわけです。
マッピングや自動ゴミ収集も勿論魅力ですが、こういった掃除機本来のスペックアップを重視するならば、長い目で見ても今から買うなら新機種は正義なんだなと思います。
「ロボット掃除機を買わない」障壁を次々壊していくルンバの革新
今ではだいぶ認知・普及されてきたロボット掃除機ですが、その代名詞的存在のルンバでさえ、やっぱりまだまだ「高嶺の花」的なイメージが強いのも事実。
「やっぱり高い」「どうせ隅のゴミは取れないから2度手間」「もっと安い物の方が、やりたい場所だけサクッと掃除できるからいい」
私の周りにはルンバ欲しい人はたくさんいても、そんな言葉と共にあきらめていく人がなんと多いことか。
そりゃ、ルンバも他のメーカーもフルスペックのフラッグシップモデルは高いですよ。
掃除機に10万って・・・ねぇ。普通はひくもの。でも「3万円」と聞いたらどうです?
今回の「i7」が発売されることにより、従来のラインナップの価格帯が下がり、自分のニーズに合わせたグレードが選びやすくなりました。
980とほぼ同じグレードの960が、980の発売当時価格より半額近い下げ幅で手に入るなんて、ハイスペック機のハードルが一気に下がったと実感しています。
低価格で初めてのロボット掃除機を味わうもよし、より進化したルンバで掃除の常識を変えるもよし。もう「普通の掃除機」と「ロボット掃除機」という区別ではなく、シームレスな選択肢の一つとして気軽に導入できる時代がやってきました。
今回、アイロボットファンプログラムで「i7+」を発売直後からモニターさせていただく機会も頂けたので、また細かい使用感などは追ってレポートしたいと思います。
アイロボット「ルンバ i7/i7+」は本日2月19日より予約開始!
【体験レビュー連載中】
ルンバ i7+ 体験レビュー (1)進化したルンバが掃除機を掃除するアイツを連れてやってきた
ルンバエッセイ『ルンバi7+とアレクサと私』
ルンバ i7+ 体験レビュー(2)スマートマッピングが変えたライフスタイル