自動ゴミ収集機能「クリーンベース」搭載で話題を呼んだアイロボット「ルンバ i7+」発表からちょうど1年の今日、アイロボット30周年特別イベントにて、またもやとんでもないルンバの新機種が発表されました。

従来の丸いフォルムから一新、アルファベットの「D」シェイプの「ルンバ s9+」です。
(2020年2月28日発売予定:公式ストア価格 169,800円)
予約は本日2月19日から公式オンラインストアで開始されています。
アイロボット ルンバs9+ 詳細ページ(アイロボット公式Webサイト)

去年のルンバi7+が丸いルンバの集大成ならば、s9+はこれまでアイロボット社が歴代ルンバを作り上げていく中で蓄積した経験とデータを結集し、「ユーザーのニーズを本気で叶える」をコンセプトに新たに開発されたNewルンバの登場です。

ルンバi7+から搭載されたクリーンベースも標準装備で、大きいメタリックゴールドの円盤が印象的なDシェイプのルンバs9+。
ルンバのど真ん中といえば「CLEAN」ボタンが常識だったんだけど、これ、でっかいボタン・・・じゃないですよね(笑)?

プレミアム感あふれる光る円盤を開けると、そこはダストボックス。
従来のダストボックスは側面に配置され、アンパンマンが自分の顔をちぎってパンを分け与えるみたいにパカっと外すタイプでしたが、ボディ上部を開けて取り出す方が楽そうです。
ブラーバジェットm6にも似てますね。

ルンバといえば丸型。「〇と書いてルンバと読む」と言ってもいい。
家具屋さんには「ロボット掃除機が入れます」表記を「〇」で略するくらいのイメージだったんですが、それをあえてDシェイプにすることで、クリーニングブラシがルンバ史上最大幅になったり、今までいけなかった隙間や壁の隅々まで到達できるようになり、清掃能力が大幅にアップしたのです。

この最大幅のヘッドを活かすために一から設計された新たな「AeroForce 3段階クリーニングシステム」により、吸引力はルンバ600シリーズと比べると最大40倍。

搭載カメラの画像をもとにした高度なナビゲーションシステム「vSLAMナビゲーション」で、狭い幅のスペースでもボディ幅を検知しながら、ギリギリまで攻めていけますよ。
壁際のゴミは、今までコーナーブラシでかきだして吸い取っていたのが、Dシェイプなら直線面をギリギリ寄せられるし、方向転換できない場合はバックで抜け出せます。

(写真左:ルンバi7+、写真右:ルンバs9+)

ルンバi7+と並べてみると、ブラシが本当に長くなってるのがよくわかる!
そして、コーナーブラシの束も3本から5本に。ゴミを掻き出しやすい角度、こだわりの26度でつけられています。早くその実力を試してみたい・・・。

実際の操作音や動きは動画で。

最新で高性能のナビゲーションシステムやセンサー、心臓部であるプロセッサー、アプリによるスケジュールや清掃範囲の設定など、もうてんこ盛りのテクノロジー祭りで、ぶっちゃけ掃除機にここまでつけてどうする・・・というルンバs9+ですが、発表会のプレゼンテーションで聴いた言葉が印象的でした。

「もはやプロダクトではなくプラットフォームである」と。

単なる清掃作業に特化するだけではなくて、電化製品の動作やセキュリティーなど家庭内のあらゆる導線連携を実現する「スマートホーム」化を目指すアイロボット社のアイコンとして、将来のソフトウェアアップデートへのゆとりを持たせたスペックなんだと思いました。

これまで丸いルンバにすっかり慣れ切っている私ですが、アイロボットファンプログラムを通じて、この生まれ変わったDシェイプ・ルンバs9+をまたモニターさせていただくことになりましたので、また到着したら随時レポートしてきます。

さぁ、ルーニー(ルンバ980)、CR7(ルンバi7+)、ツネ様(ブラーバジェットm6)ときて、次の名前は何にしようかな(←ココ最重要。

⇒アイロボット ルンバs9+ 詳細ページ(アイロボット公式Webサイト)