野辺山の星空撮影からもう1ヵ月かぁ・・・。
立て続けにレポ2本上げてからちょっと現実逃避していましたが、最後の素材「タイムラプス」について、とりあえず置き逃げしておこうかと。

あの夜の参加者は軒並み3台以上のカメラをお持ちで、メイン、サブ、タイムラプスなどレンズやアングルや技法に合わせて天文台を走り回って楽しそうでした。

私も・・と思っても、現在私の所持カメラはメインのSONY α7IIIのみ。
これを買うときに、すべての彼氏機材を精算しましたから!
この星空撮影の機会に恵まれた時、サブ機に中古のミラーレスを・・と考えましたが、その予算は三脚のリニューアルに消え、そもそも天体初心者は複数台など片腹痛し。

おとなしく1台に集中しようと思ったところ、「これ、良かったらお持ちください・・」と、いつもお世話になっていて、今回のレンズ(FE 16-35mm F2.8 GM)もレンタルさせてもらった「TECSTAFF」の店員佐藤さんから、神の声ならぬ神のカメラが降ってきました。

SONY RX100M4! タイムラプスアプリ!その手があったか!
こんなことならNEX6 位残しておくべきだったのか・・・と思いつつ、次回こそは中古でいいのでRX100系を買っておこうと心に決めました。

が、今回はもう使い方すら勉強する時間がなかったので、全部アプリの設定をお任せし、私は当日現場でシャッターボタンを押すだけの簡単なお仕事。

バッテリー交換するタイミングでアングルを変え、夕日が落ちる場所と星が回る場所の2か所、15秒間隔で2時間前後ずつ、計700枚程度撮影できました。

特に明るさが激しく変わる夕暮時は、絞り優先にしておけば、カメラが明るさに応じてシャッタースピードを自動調整してくれるので、自分は最初の画角とピントさえきちんとできれば・・・できれば・・・・(つд⊂)・・・・。

明るい夕方はよかったのよ。その後のね。場所移動した時よ。
慣れないカメラで、手探りで、ピント合わせるあの恐怖と難しさよ((((;゚Д゚))))。

というわけで、言い訳MAXしたところで、とりあえず今回の私の限界はこちらです。
部屋の電気を暗くして全画面で見ると、若干のプラネタリウム気分は出せます、出させます。

タイムラプス動画だけじゃ、あまりにクオリティと間が持たないので、昼間と夜のスナップを交えつつ、何とか一日の雰囲気を味わっていただければ。

タイムラプス動画や星の軌跡写真を簡単に楽しめるソフト達

写真素材さえ何とか撮影できれば、タイムラプス動画や星の軌跡写真を合成するのは、本当に簡単にできるソフトがあるのですね。今回、色々ネットで探しながら見様見真似で作ってみました。

 

一番簡単・お手軽だったのはフリーウェアの「SiriusComp 64」。
保存先と、素材ファイルを指定して待つだけ。

静止画と動画が同時に作れます。

動画は、星そのものが動く動画か、軌跡を描いていく動画(比較明合成)が選択可能。

↓50枚を比較明合成するとこんな感じ。

作ってみて思ったのは、あまり満天の星空でこれを作ると線が多すぎるということ。
↓200枚で合成すると、もうバームクーヘンでしかない・・・(笑)。

案外まばらな星空の方が、軌跡の写真は映えるのかもしれません。

単なる直線がくどく感じる場合は、Photoshopで比較明合成する時に一枚ごとの透過度を変えていけば、流れ星のようなグラデーションの軌跡にもなります。
(↓50枚の合成で2%⇒100%まで2%ずつ不透明度を上げた例)

Photoshopもタイムラプス動画作るのは予想以上に簡単でした。
素材フォルダの先頭一枚を選択後、「画像シーケンス」に☑を入れて、フレームレートを「24」とか「30」に設定して読み込むだけで、ベースの動画が出来上がるというお手軽さ・・。
でもその後の色や明るさ画角のトリミングなどの調整力の高さはさすがPhotoshop。

ただ動かしたいだけなら SiriusComp 64 で十分ですが、レタッチで完成度を上げるにはPhotoshopでと、これもこだわりだすと深い沼になりそうな予感がしました。

次回には、ぜひ自前のカメラで、練習を重ねて、もっとストーリー性のあるような作品を作ってみたいですね。また参加できる日が来ますように、星に願いを。

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