一カメラ去ってまた一カメラ・・・。なぜかキワモノシリーズが続きます。
超望遠コンデジに続いては、超ハイスピード撮影(スローモーション)が撮影できるコンデジが我が家にやってきました。
本日7/31発売の「SONY Cyber-shot DSC-RX100M4」です。少し前からお借りしていたんですが、ようやく情報解禁です。
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うん、小さい(笑)。これはまさしくコンデジだね。でも、このコンパクトさの割には持った時の重量感はあります。ただスマホ級に軽くても構えた時にふらつきやすいので、手ブレなく写すにはこの位の安定感が効いてくるんだと思います。
RX100 IV は何ができるのか?
・最大40倍のスーパースローモーションを高画質で
・最大1/3200秒の超高速シャッターで晴天の空の下でも、絞り開放でボケを活かせる
・手軽に本格的な4K動画撮影を実現
・有機ELファインダー付きで、屋外でも確実なピント合わせ
超高速撮影を実現することで、2秒の出来事が最大80秒(40倍)のスロー再生ができます。撮影フレームレートは960fps/480fps/240fps、記録フォーマットは60p/30p/24pで、この組み合わせにより画質優先、撮影時間優先なり、スロースピードなどが自分好みに設定ができます。
ボールを蹴る瞬間、鳥が飛び立つ瞬間、王道のミルククラウン・・・・あと何をスローで撮ったら面白いのかな。何かいいアイディアがあったら教えてください。
また、高速シャッターも魅力。
せっかく絞り値がF1.8やF2.8といった明るいレンズがついていても、昼間の空の下では、絞り開放するとただでさえ光を最大に取り込むため、明るすぎて白トビしちゃう所、超高速シャッターでその分減光されるので、昼間の散歩中でも、背景ボケした可愛い写真が撮れるのだ!
スーパースローモーションで初めてわかる世界!音楽スタジオでテスト撮影
とにかく早く試したかった「スーパースローモーション」。
撮影方法はダイヤルを「HFR」に合わせて、MENUから撮影フレームレートを決めてスタートするだけ。一番精細な960fps(16倍スローモーション)では2秒しか撮れないので、実はカメラの設定より、決定的瞬間を2秒にとらえることが一番難しいのかも!
取り急ぎ、慣れるために手近な題材からテストしてみようかと思い、ウチの日曜ミュージシャンを連れて音楽スタジオへ。
イメージは、エルレガーデンの「サラマンダー」という曲のPV。
このPV、随所にスローモーションを織り込んだ構成でとてもカッコいいんですよね。
是非パクり。。。いやリスペクトして(笑)、撮影にチャレンジしてみました。
フレームレート別の違いはまたゆっくり比較するとして、最初は960fpsでさくっと撮ってさくっと繋げてみました。
スローモーション撮影は音声が記録できないので、BGMはYoutube内のフリー素材を使っています。
【 Musican with SONY DSC-RX100 M4 High Flame Rate movie(960fps) 1分59秒】
ノーマルスピードとスローモーションを混ぜるだけで、3倍増しにかっこよく見えるって素晴らしいw。
RX100 IV のファーストインプレッション
やはり、はじめは撮りたいタイミングをつかむのがとても苦労しました。
スタートボタンを押してから2秒間(スタートトリガー)と、押すところまでの2秒間(エンドトリガー)の2種類から選ぶんですが、動きが読める被写体と、構えていた時に「ここだ!」と偶然起こった時では撮り方も違うし・・・。
5~6年前に、他のメーカーのハイスピードカメラも使ったことありましたが、画角は極端に狭くなるわ、暗いわで、あまり気軽に「撮った!Youtubeにあげた!」と楽しむ画質ではなかった気がしますが、技術の進歩はすごいですね
。
RX100 IVももちろんフレームレートが高くなれば1コマの撮影も早くなるので、多少暗くてノイズが入るのは当然ですが、光量が少なめの音楽スタジオでもここまで撮れるなら、明るい屋外撮影なら十分高画質なスローモーションが撮れるはずです。
2秒って短っ!と思ったけど、意外にある。そしてスーパースローにすると、普段見えてなかったものが見えてくるので、つまらない動きでも何でも、やみくもに押してみても面白い瞬間が撮れるかもしれませんね。シンバルってあんなうねるとは知らなかった・・・。
また1か月間、いろいろ実験してみたいと思います。