シグマの新コンセプトレンズイベント後半戦の撮影会、2本目は長玉に挑戦です。
狭いのに。重いのに。
【二本目】SIGMA APO 50-150mm F2.8 EX DC OS HSM
一本目は狭い室内だからできるだけ近づいたり、交代でベストポジションを変わってもらったりでしたが、今度はお庭に出て、背景を取り入れつつ、みんなも遠くから撮りつつだったので、ここは近づかなくても写せる望遠が楽チンなんじゃないかなどという浅はかな考え一発で、SIGMA APO 50-150mm F2.8 EX DC OS HSMを借りてみました。
でかーい!重っーーー!でも面白いー!
2本目のモデルは馬琴さんです。
(クリックでFlickerで拡大写真が見られます)※オリジナルサイズではありません
まだ夕暮れ時ではありませんが、屋外でもレフ板や照明を足したり引いたりして、光の表情を変えていきます。
さすが50mm~。近づいてもくっきり。
前ボケ後ろボケも自由自在で、撮影が楽しいです!
これは、かなり後ろから望遠側で撮っていますが、手ブレ補正に助けられ、何とかピントがあってますね。(しかし、手はプルプル・・・・)
皆さんからのポーズの希望にさっと応えてくれる馬琴さん。
彼女を追いながらレンズを向けても、AFの効きもよくて、重くて長いのにかなりのフットワークの軽さを感じたレンズでした。
ちなみに、これが撮影中のワタシ(撮影:しょういちさん)。
完全にレンズの重さに負けて、テーブルと肘を三脚代わりにヒーヒー言いながら撮ってました。だって普通は手持ち撮影なんてしないよね、このレンズ(笑)。
別に椅子にまで座ってるのは足腰も立たなくなったからではありません。
ローアングル、ローアングルです。ぐはは。すっかりオヤジ目線。
望遠レンズといえば、運動会やなんらかの発表会。これを持って嬉々としてパパママが我が子を撮影している図は微笑ましいとは思いますが、かなりの重労働なんだろうなと、改めてご苦労様ですと言いたいですw。
「50-150mm F2.8 EX DC OS HSM」の感想を一言でいうと、「シャープ!」。
もっとほんわかしたイメージの写真が撮れるかなぁとおぼろげに思ってたんですが、AF速度もまぁまぁ、ぶんぶん振り回して撮っていたはずなのにピントもあいやすく、この日使ったレンズの中では一番はずれが少なかったですね。(当たりが多かったとも言わないけどw)。
望遠だけじゃなく、もちろん近くもくっきり映るので、ちょこまかと動き回るペットや子供も背景ぼかした雰囲気ある写真がとれそうです。
普段使いとかは当然無理なんだけど、この重さと大きさに耐えうる装備と体力があれば、「あえてこのレンズ縛りの」撮影旅行したいですね。
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