友人でもある「整理収納アドバイザー」のirohaさんに出張いただき、整理収納サービスでパソコン部屋を劇的にキレイに片付けてから早半年。
⇒部屋とココロを整理する「整理収納サービス」で自分の居場所を作ったお話
irohaさんのWebサイトでも細かくその時の様子もお客様実例として、ご紹介いただきました。
「ご依頼主様は、スチール棚の一角に物撮りスペースを設けることにしました。」
「ご依頼主様は、スチール棚の一角に物撮りスペースを設けることにしました。」
(大事なことなので二k(ry・・・
・・・いつやるんでしょうか。
irohaさんも、きっと私の心に直接語り掛けていたのでしょう。
そのサブリミナル効果がじわじわと効いたのか、春先に出勤途中の駅で激しく転んだ時の火花にびっくりしたのか、ある時「そうだ、世界堂へ行こう」と急に思い立ち、私はメトロに乗って新宿へ。
簡単すぎるブツ撮りコーナー作成レシピ
・好きな色のケント紙(四六判)
・カードリング
・パンチ穴補強シール
・S字フック
(世界堂(画材店)+100均ショップで、合計約2000円)
ケント紙の隅にパンチで穴をあけ、表裏両面に保護シール(これ大事)を貼り、カードリングでワイヤーラックに引っ掛けます。使う色を変えるにはリングをくるくるするだけです。
これだけのことなのになぜ半年・・。やったよー、irohaさん(業務連絡)。
四六判だとちょっと大きいかなと思ったんですが、撮影するブツの背景は意外と広くまで映るので、この位あるとかなり大きいものまで撮影できて、棚にもジャストサイズで完璧でした。
まぁ、強いて言えば、四六判ケント紙4枚は結構重く同時には扱いにくいので、、常時かけておくのはよく使うカラーだけでも良さそう。(実際、水色は微妙に使わない)
今までは机の片隅で散らかる文具片付けながら、ブツ撮りしてたことを考えれば、夢のようなスペース・・。
これよ、私が求めていた生活は。バックペーパー神!
実はもうすでにこのスペースで撮った写真を使ってレビュー記事もアップしています。
髪と肌をトータルケア「TESCOM コラーゲンイオンヘアードライヤー TCD5100」レビュー
便利すぎるブツ撮り用ライティングアイテム
ブツ撮りスペースを作ると決めた時から、ライティングをちゃんとしてみたい。
それが昔からの野望でした。
自然光が入る明るい部屋で、しかも柔らかい午前中の日差しで撮れればそりゃ最高でしょうけど、そもそもそういう時間に家にいないし、背景になる場所も片付けなきゃとか余計な心配が付きまとうしね。
かねてからいつもお世話になっている撮影機材メーカー・LPLのスタッフさんに、上のスペースの写真を見せながら「どんな機材がいいですかね?」と相談したところ、ブツ撮りにぴったりのおすすめ機材をモニターさせていただくことができました。
写真左から
・LEDライトディフューズ VL-D1160XPC
・ワンロックロングアーム OA-280LII
・パワークランプ PM-40 II
広い範囲をムラなく照らしてくれるLEDライト VL-D1160XPC は、軽くて薄くてすごく使いやすいライトです。カメラ直付けでもアーム経由でも好きな場所に固定できます。
電源は乾電池でコードレスで使うもよし、AC電源をつないで長時間撮影してもよし。
明るさや色温度も無段階で調光可能(つまみの目盛りはあくまで目途)なので、被写体の色を好みのイメージに自由に調整できます。
神アイテムは「ワンロックアーム」
今回はそのライトを「ワンロックロングアーム」と「クランプ」でワイヤーラックのパイプに固定したんですが、このワンロックアームがまさに神アイテムでした。
被写体に当てる光の場所を探りながら角度や距離を決めたら、真ん中のツマミを締めるだけ。クランプ側・真ん中・ライト側3か所のジョイントが一発で完全固定されるのはすごく不思議ですが、この手軽さとホールド感は得も言われぬ快感です!
棚のフレーム前後左右4本のパイプどこにでも付けられるし、カメラの三脚と干渉しないし、部屋の場所も取らないしと、この3つの組み合わせは、狭い部屋には、特にワイヤーラックには本当に最適ですね。
他にも自分がPC作業している風景を自撮りしたい場合とか、このアームにカメラを付けて、テーブルやノートPC自体に固定すれば、スマホやタブレット操作している手元撮影もできそう。
おかげさまで、今は時間を気にすることなく、思い立った時にブツ撮りができて、満足の日々。深夜に部屋の電気を消して、LEDライトだけで部屋にこもるのは少々不気味ですが、うちの家族はすっかり慣れました(笑)。
背景が全く同じでも、色温度や明るさを変えられるライトやレフ板の併用で、モノの表情はこんなに違います。
特に使う目的がなくても、つい撮りたくなっちゃいます。
自分の持ち物を無駄にかっこよく撮るのが至福。
明りを真上から当てると、段ボールに100均ショップで買ったウォールペーパーを貼って下に引くだけでもちゃんとフローリングっぽく写せました。やっぱり平らで広いブツ撮りスペースは快適ですね。
レビューブロガーたるもの、ちょっと面倒でもスペースと機材をちゃんとセッティングした方が、ブツ撮りの撮影時間とストレスが劇的に軽減できる最短の道だったのだなと実感できた土曜の午後でした。
ブログじゃなくても、メルカリ出品の方が有効活用しそうだけど(笑)。