12月も半ばになって、雪の便りも届くようになり、ようやく冬らしくなってきました。
私の手にもそんな雪のように白く可愛いアイテムが、一足先にサンタさんから届いたみたい。
以前のモニター以来愛用してきた北欧スウェーデンのオーディオブランドSudioの完全ワイヤレスイヤホン「Sudio TOLV」の後継モデル、「Sudio T2」を今回もメーカー側から機材提供いただき、モニター使用させていただきました。
TOLVの第二世代だから「T(olv)2」なのかな?
以前の記事:音を纏ったイヤリングみたいな素敵イヤホン「Sudio TOLV」使用レビュー
相変わらずの可愛らしさに洗練されたフォルムが加わったデザイン
TOLV同様、コロンとしたマシュマロのようなケースに、繭のように収まるイヤホン。
カラーバリエーションは4色ありましたが、やっぱりSudioは白のイメージだったので、迷わずホワイトを選択しました。
TOLVは全体的に丸みを帯びて可愛いイメージだったのが、T2は少しエッジが効いたフォルムでよりスタイリッシュになった感じ。
ケースを開けた状態でケースが自立しなくなって、デスクに置きながらしまいにくいのがちょっと残念。底面にリセットボタンがありますよーっていうアピールなのか?! だとしたら仕方ない(笑)。
手が乾燥する冬は、マットなケースや本体がするっと手から落ちてしまいそうで、慎重に出し入れしなくてはと思いつつ、本体をケースの窪みに近づけた瞬間、強力なマグネットですぐ引き寄せられるので、安心感もありました。
パッケージも環境を大事にする時代
開封して、「時代だなぁ」と思ったのは、プラスチックが何も使われていないこと。
以前ならプラ袋などに入りがちなケーブルやイヤーピースは紙の箱に包まれ、サービスプログラム登録を促すチラシはクリーニングクロスが兼ねていました。画期的でおしゃれ!
北欧の生活雑貨はそんなことを特段アピールすることなく、さりげなく、しかもデザインとして取り入れているところが素敵だなと思います。全世界的にもっと工夫したパッケージがでてくれば、アイテム自体だけでなく、買う楽しみと開ける楽しみが倍増しそうです。
Sudio T2でアクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)デビュー
T2で加わった新機能としては操作部が物理ボタンからタップセンサーになったこと、そして何より「アクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)」機能がついたこと。
ノイズキャンセリングとは文字通りノイズ(雑音・騒音)をキャンセル(消す)してくれて、外部の音に邪魔されずに音楽に没入できる機能ですが、イヤーピースの材質や形状で、物理的に外部音を遮断する「パッシブ・ノイズキャンセリング(PNC)」に対し、デジタル処理によって外部音の真逆の音波を加えて相殺するのが「アクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)」です。
このデジタル処理のせいでアクティブ・ノイズキャンセリング付きのイヤホンは電池持ちが若干悪いのと、高価格帯ということもあり、今まで試してことがありませんでした。(←まぁ9割経済問題)
TOLVの価格そのままでノイキャンまで乗せてくれてありがとう!T2!
公共交通機関での車内アナウンスや、道路でのクラクションや信号音など、一言で「ノイズ」と言ってはいけない環境音にも注意するため、T2では周囲の音を取り込める外音取り込み機能もあります。
再生中に左右どちらかの本体を2秒以上長押しすることで、「ノイズキャンセリング」⇒「外音取り込み」⇒「ノーマル」のモード切替ができます。
先日、電車と地下鉄で都内に出かけた時に早速3つのモードの聴き分けを試してみました。
ノイズキャンセリングをONにすると、向かいに座った元気な中学生たちの会話が途端に軽減され、効果はかなり実感。外部取り込み機能に切り替えると、音楽の没入感はそのままに、周りの雑踏や電車の車内アナウンスもクリアに聴こえてきました。
音楽が小さくなるわけではなく、その他の音が少し沈んだり、浮き上がったりする、何とも不思議な感覚。これがアクティブ・ノイズキャンセリングの力というものか。
これまで電車の走行音に邪魔されて、どんどん音楽の音量を上げていた状況でも、あまり音量を上げずとも楽しめるのは耳にも優しいし、最近は物騒な事件も多発している公共交通機関の中は、危険回避のためにも自分の世界に没入しすぎずに、こうした機能を活用してバランスをとる必要がありそうですね。
Sudio T2で楽しむおすすめプレイリスト「Tokyo Crossing」
私が新しいイヤホンを試す時、必ず聴くプレイリストがあります。
Amazon Musicの「Tokyo Crossing」。
J-POPで現在流行っている曲や、これから話題になりそうな曲がつまった50曲のプレイリストです。
曲調やジャンルが多岐にわたり、男性・女性・グループ・コーラス・・・・色んなサウンドや声質が揃っていて、イヤホンの特長(どんな音域が聞こえるのか)を知るのにうってつけ。
なおかつ聴きごたえのある選曲で、随時更新されていつ聴いても飽きることがありません。
私はこのプレイリストで、ヨルシカやAwesome City Club などを初めて聞いた時、「誰これ・・・かっこいい」と思ってたらあっという間にブレイク。かなりいい感度でネクストブレイクの種が選曲されているので、普通に聴くだけでもおススメです。
これまでいろんなメーカーのイヤホンを試した際に、重低音が得意とか、高音の伸びがいいとか、音域に特長がそれぞれあり、その他の音域に関しては自分好みにイコライジングしたくなったこともあります。
今回、Sudio T2で「Tokyo Crossing」を聴き始めると、低音のビートやベースが響き、思わず体が動きだす臨場感で、どんな曲を聴いても、何の調整をしなくても平均点のレベルが高い印象でした。
Sudioのイヤホンはこれまでも耳にフィットした時の没入感がすごく心地いいんですよね。
そして大事なことは何回も言います。今回も言います。
「自分に合ったイヤーピースが一番大事!」
面倒でも付属サイズは必ず全種類試すように。本当にサイズ一つで全然音が違いますから。
4種類のサイズが標準同梱されているのも、装着感に力を入れている証拠なんでしょうね。
まとめ:おうち時間とテレワークの定着で音にこだわる時代に
ワイヤレスイヤホンは、言わずもがな音楽や動画視聴だけでなく、テレワーク中の耳栓代わりとか、オンラインミーティングやセミナー聴講にも便利です。
私が描いていたノイズキャンセリング付きイヤホンの「バッテリーの持ち悪い問題」の妄想も、Sudio T2は軽やかに解消してくれそうです。
イヤホン単体 で 約7.5時間の連続再生、ANC使用時でも約6.5時間って、どんだけ持つのよ。
しかも10分の充電で2時間再生可能なので、お昼ご飯時に充電しておけばフルワーク中ずっと耳から離さなくても1日持っちゃうって・・・最高か。
これまではあまり外出中に音楽を聴かずイヤホンの必要性がなかった人も、家族が仕事や外出自粛などで家で過ごす時間も増えた今、ほどよい距離感を保ちつつ自分の環境を死守するために使う場面も増えるのではないでしょうか。
家では、リビングに家族そろっていても、それぞれイヤホンで好きなYouTubeチャンネルを視聴する不思議な時間があります(笑)。
コロナ禍云々だけでなく、これを機会に自分の好きな音に囲まれて過ごす素敵な時間に気がつけば、来年からの世界が少し開けるかもしれません。
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