私のリュックは四次元ポケットです。ホントです。
魔法の道具がなんでも出てくるヤツじゃなくて、入れたものが必ず行方不明になるアレ。
スマホ、タブレット、デジカメ、Nintendo Switch、充電バッテリーにケーブル各種。
あれ絶対自我を持って意図的に隠れてますよね!
カラバリが黒が多めなのも、絶対自分の身を守る(何から?)保護色なんだと思う。
そんなごちゃつく小物との格闘を助けてくれる新しい収納グッズを教えてもらいました。
すごく伸びるストレッチ素材でまとめてパッキングするニット「_go(アンドゴー」です。
11月にMakuake でクラウドファンディングがスタート、初日で100%達成しており、注目を集めているアイテムですが、プロジェクトスタッフの方からサンプルをいただき、絶賛お試し中です。
新潟の伝統技術と最新ニット技術の融合で生まれた「_go(アンドゴー)」
_go は、素材本来の伸縮性を殺さない「ロケットマフ染色」(新潟県の栃尾地域だけに伝わる伝統技術)で染め、継ぎ目のないホールガーメント製法で編むことで、360度どの方向にも伸び、そのストレッチ感が長く持続するという、伝統とハイテクを融合させた「THE ものづくり日本」的商品です。
ロケットマフ染色とは?
熱に弱いゴムなどのストレッチ素材をあまりテンションをかけずにフリーな状態で染めることによりダメージを最小限に抑え、伸縮性を持続させられる、新潟県栃尾地域特有の伝統繊維技術。
サイズは、circle(円形)、oval(長円形)、square(長方形)の3種。
縦横自由に伸びるので、サイズ以上のものも意外に包めるし、逆に「大は小を兼ねる」方式で、大きめサイズを持っていれば、汎用性がかなり増えそうです。
_go を持ったファーストインプレッション。
触り心地が柔らか。でも、強そう。どこまでも伸びる(限界はありますよ?)。
想像以上に可愛くてテンションもあがり、目の前のものを次々と包んだり出したりしてしまいました。
機能性はもちろんですが、「使いたくなるテンション」がわいてくるかは大事なポイントですね。
ニットは何度も使うとすぐビロンビロンになるのではと思いきや、そこはさすが最新技術、大きなものを何回も包んでも入れ口が少しふわっとするくらいで、ストレッチ感はほぼ変わりません。
使いこんで伸びが気になり始めたら、洗濯してスチームアイロンをかければ編み地を復元できます。
https://www.makuake.com/
ケースは大きさで変えるんじゃない!伸ばしてまとめんだ!
きっと織田裕二だったらそう叫んでるはず。
ガジェットに本来ついている専用キャリングケースに入れれば小物もまとまるはずですが、持ち物が増えていくと、「ケースとケースをまとめるケース」が必要。マトリョーシカかよ。
出しやすさを考えて大きめ大きめに余裕を取ると、どんどんかさばるんですよね。ケースって。
そういうときこそ_goの出番。
私が普段使っているアイテムがどのようにまとまるのか、色々試してみました。
1)スマホ用充電ACアダプター&ケーブル
一番シンプルなスマホ用AC充電ケーブルを丸めてcircleにイン。
(中身が見せるため少し口を開けてますが、普通はもう少し閉じてます)
いつも帰省時に、ベッドから引っこ抜いてそのままバッグに投げ込むだけなんですが、着替えの服に引っかかったりするので、ケーブルをまとめてくれるだけでも見た目キレイ。
2)ビデオカメラ&設置用アクセサリー&電源コード
日曜ドラマーの旦那氏が、個人練習でフォームと音をチェックするためのカメラ機材セット。
(こんな感じで使うものです↓)
SONY HDR-MV1使用レビュー(1)頭上収録も簡単!マイクスタンドアダプター「Roland OP-MSA1」 にセットしてドラム演奏を撮って出し
形や大きさがバラバラな小物でも、縦横自由に伸びる素材だから、輪ゴムでくるっとまとめて止めるような簡単な感覚ですんなり包めます。
その他モバイルバッテリーセットも含め、スムーズなストレッチやフィット感が伝わる動画を撮ってみました。
(↓Instagram:モバイルバッテリーセット、ビデオカメラセットの2種類)
ケースのない中古レンズや、液晶画面を保護したいタブレットなど、耐ショックの保護はできなくとも、バッグの中での傷を避けたり、他の持ち物とこすれたりするのを防ぐのに便利です。
ガジェットの他にも、旅行の荷造りも1日分ずつ色分けしてまとめるとか、もしものお泊り(安心してください、私はありません←聞いてない)に備えて、携帯用化粧品やインナー・靴下など最低限のお泊りセットを忍ばせておくとか、使い方はまだまだ無限にありそうです。
ハンドストラップを付けたカメラにはSquareがぴったり!
カメラ散歩のお供・サクラスリングだと、そのスリングの布でカメラを包んでバッグに入れられたのが、最近買ったハンドストラップではそうはいかず、裸のまま持ち歩く状態が続いていました。
Facebookの知人が、_goのサンプルでカメラを包んでいたのを見て、私もすぐに真似してみましたが、α7 III にもsquareがぴったり!
コンパクトな単焦点レンズに引っかけて止めると、形よくまとまりました。
ぴったりフィットすることで、バッグの中の細かい埃がファインダー周りに入り込むのも防いでくれます。
今後ぜひ作ってほしいのは横長タイプ
今回のクラウドファンディングの支援で買えるのは、基本の3種類ですが、支援者は今後の_goの可能性を一緒に探る【_go players(アンドゴープレイヤーズ)】というオンラインコミュニティに参加できる権も付いています。
私だったら、他にどんなのが欲しいかな?
今回のOvalやsquareは、短辺の幅で入り口があって、長辺を折りたたんで包む方式ですが、細長い物をまとめたいときにちょっと不便。
例えば長辺の幅で切り込みがあれば細長いものを海苔巻きを作るようにくるっと包めそう。
それと眼鏡ケースが欲しい!これは今すぐほしい。
電車通勤中に何度も着脱するので、ハードケースにいちいちしまわず、裸で無造作にリュックポケットに入れてるのが怖いと家族からのクレーム。
だって、普通のケースってかさばるし、「パクっ!」って大きい音するやん?
もしかしてcircleに入れるだけで楽にしまえるんちゃうん?と思ったんだけど。眼鏡のつるが突き抜けてしまい・・・。
さっと出し入れできて、つるが飛び出さない横長_goが欲しいです。
そんなことをユーザーと開発者間で話し合えて、自分のアイディアが今後の商品としてリリースされるかもしれないって、楽しそうですよね。
その他新潟の工場見学や開発ワークショップがセットになった支援プランもあり、製品ゲットだけではなく実際に参加者としてかかわれるとても面白いプロジェクトだと思いました。
今後の動向も引き続き楽しみしたいと思います。