GW前にオープンした二子玉川ライズショッピングセンターに、5月3日、噂の「蔦屋家電」がついにオープンしました。
実は炎のGWにも一度足を踏み入れたものの、まさかの「入場制限」。やっと入れても、家電に行きつくまでに人をかき分け、さらに、人に酔い疲れて休もうにも雰囲気満点のソファー群にも座る椅子は皆無。
というわけで、晴れてGW明け(厳密には炎の10連休中の人もいるから明けてないか)にリベンジ。通勤路途中でラッキー♪
「蔦屋家電」といっても家電だけでなく、書籍・雑貨・家具などライフスタイルをまとめて提案しますよー、的な複合施設です。
エントランスの写真からもわかるように、中の雰囲気はいわゆる「家電量販店」とは一線を画し、木のぬくもりと高級感あふれる内装で、南国の高級リゾートのラウンジのような店内で、間違っても「♪ビーック、ビックビックビック〇〇〇」とか「♪まあるい緑の山手線~」とかは流れません。
店内中央にある1F・2Fを結ぶエスカレーターの周りには大小さまざまなソファが並び、店内にあるスタバやカフェの飲み物を片手に読書でき、その周りを通路兼本棚の「Book Street」が囲みます。「食」「美」「写真」などのジャンル別に並び、雑誌やグラビアを読んで「ああ、こういうライフスタイルが素敵だなあ」とか妄想すると、その外周にはそのジャンルの家電が待っているという仕組み。
中央からの3層構造に、「進撃の巨人」のウォールを想像してしまったのは内緒です。
いや、だってさ!家電ったって、普通の家電じゃないわけさ!
ニコタマクオリティのハイセレブリティーなセレクト家電がドドーンと並んでるわけ!
(全部じゃないよ。8400円の電子レンジだって、2000円の万歩計だって売ってるさ)
炊飯器なんて10万クラスが鎮座するし、ハッセルどうですかーとカメラのお姉さんが笑顔で100万円超え勧めてくるし、マッキントッシュの真空管プリアンプが並んでたって「え、パソコンだけじゃなくて?」とか的外れな人が見ててごめんなさいごめんなさい、とかなるわけで、2層目の本棚での妄想に逃げ込み、もはやそれも買うのもなぁと、3層目でせめて500円のラテ買ってそれをソファでタダで読むという「進撃」的人類の過ごし方ができる仕組み。
でもなんだかんだ言って、妙に落ち着くわけですよ。電気スタンド付のカウンターは読書だけでなく、ノーパソや勉強セット持ち込んで作業やっている人も多数いるし、ライフスタイルを提案、というよりは、ここが生活の一部にもなりそうな予感です。
二子玉川周辺には家電を買えるところがなかなかなく、きっと近所の人たちは待ちに待ったお店なのかもしれないけど、23時までやってるからといって、コンビニに電池を買いに行く感じでふらっと行っちゃうと、帰りに20万のスピーカーとか買って帰りそうでめっちゃ怖いところです。
あぁ、店内撮影禁止なのがもどかしい!
何か、すべてがフォトジェニックというか、本棚とか、家電陳列とか、ソファーの配置とか、夜中に撮影会したい!!!
暗めの間接照明にあたる本棚とか、最新家電の横に並ぶ非売品のアンティーク家電の「Don’t touch me!」とか、屋根裏的ロフトのような読書スペースとか、もう萌えポイント満載で。
ちなみに、蔦屋家電がある二子玉川ライズ・テラスマーケット周辺のレストランは平日も連日行列なので、小腹がすいた程度なら、蔦屋家電内のカフェや、スタバで十分かと。
おまけ:GWにあまりに無造作に置かれててちょっと悲しくも、ちょっと興奮したテオヤンセン