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せっかく CM1 をお借りしていても、平日仕事をしていると、日の当たる時間にめったに外に出ず、わっきゃうふふのゆるかわフォトも撮れなかったので、「そうだ!夜景を撮りに行こう」と最後の悪あがきで、西新宿の東京都庁展望室へ!会社からは東京スカイツリーの方が行きやすかったのですが、えぇ、ここ、無料ですから!
「生きやすかった」んですねぇ。
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都庁まで西新宿の繁華街を歩きながら一枚。夜とはいえネオンまぶしく、歩きながらでも手ブレもせずクリアに撮れました。
私はCM1での撮影は夜または室内が好き。何故なら、晴れた屋外は途端に液晶がみえにくくなるから。画面の明るさを一時的に上げるボタンもありますが、それでも見えない時は全く・・。せっかく4kも見られる高解像度ディスプレイなのに、いざ撮りたい時にピントも合わせられないのは本末転倒というか、ストレスです。
新宿駅西口から徒歩10分程度で東京都庁へ到着!
真下に来るともっと広角が欲しいな・・・。見上げても見上げても入らない。
都庁の下はそんなに光量がないので、手ブレを防ぐため、ISO感度1600、絞り開放(f2.8)にして撮ってみたけど、やっぱり暗い・・。これが手持ちの限界か?
「手持ち夜景モード」もあるんですが、連写して合成する機能なので、結局その間じっとしていないといけなくて、逆に使わない方が手ブレ少なかったかも。
持っていたミニ三脚で花壇のヘリに置き、「夜景」モードで撮影。
自動的に長秒露光&ISO 感度125に入るので三脚は必須です。さすがにクリアですが、6秒だと灯りが膨張してしまうので、最初に露出をアンダー気味に持ってきた方がよさそうでした。
そして、満を持して北展望室へGO!
さすがタダでmetropolis東京の夜景を楽しめるだけあって外国人観光客が多いこと多いこと。
まずは手持ちでチャレンジ。手ブレを防ぐことを第一目標に、ノイズ覚悟でISO感度をあげていきます。
印刷は厳しいけどネットで見るなら3200あたりがノイズの許容範囲かな。手ブレがこれだけ抑えられれば満足です。
それにしても、カメラ好きはもちろん忍者レフだの本格三脚だの夜景必須アイテムを持ってるのは当然として、最近はかなり年配の方でも反射を気にして、カメラを窓にくっつけたり、自分のコートを頭からかぶって窓に向かったり、夜景を撮るコツってみんな知ってるんですねぇ。私、カメラを趣味にするまでそんなこと考えもしなかったのに・・(笑)。
私のこの日の装備は、スマホ用の三脚アダプタとマンフロット・Pocket三脚。
Pocket三脚は足がそれぞれ180度好きな角度をつけられるので、前1本を折りたたんで後ろ2本を立てると、レンズが下向きになり、窓にも近づけるので、こういった出窓っぽい所で使うのは大変便利でした。
三脚:1/4秒 f3.2 ISO400 WB 色温度を青寄りに
ホワイトバランスで青寄りにカスタマイズして、ちょっとクールに撮ってみました。
この日本当に思いつきで都庁へ上ったけど、ミニ三脚持っててよかった!
あるとないとじゃ大違いですね。これから鞄に常備したいと思います( ・∀・ )ゞ
じゃ、夜景モードでもっとあざやかに・・・と思ったら、8秒で長秒露光すぎて光が飽和気味でした。
せっかく手ブレなくクリアな画像で勿体ないので、ここはRAWファイルの本領発揮。
帰宅してから、Adobe Lightroom5 で明度調整、Photomatix Pro 5.0 でHDR合成までかけて遊んでみた一枚がこちら↓
(クリックするとFlickerサイトでオリジナルサイズが確認できます)
一つ上と同じファイルとは思えないw!
CM1 は高画質な写真をすぐにネットにアップできるのが大事なアピールポイントですが、同時に「RAW現像でじっくり本格的な作品作り」ができるのも大きな魅力でした。重いカメラとレンズを持たなくても、ここまでのことができるなら、もっといろんなところに連れて行きたくなりますね。
CM1となら、今まで行けなかったところにも行けて、今まで撮れなかったものが撮れるのかも。
—*—-
ちなみに、もちろん都庁展望室からキレイ目に撮れた写真もFacebookに速報アップしたんですが、Facebookの携帯アプリの仕様か、写真の圧縮劣化がひどすぎて、せっかくのCM1の利便性も半減してちょっと残念でした。
コメントで嘆いていたら、FB友達から「元の画像をリサイズしてからアップするとまだまし」と書き込みをいただき、テストしてみた所、確かに全然ましでした!
最初からネットアップだけが目的の場合は、撮影サイズを最初から小さめにしたらいいのかもしれませんが、一度の撮影でネット共有と作品作りの両立をしたいのに・・・うーん・・・・。と、CM1の性能以前のことで悩まなくてはいけないとは、これいかに。
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