シグマの新コンセプトレンズイベント後半戦は、ホームスタジオでのレンズ体験撮影会。新作の35mm F1.4(キヤノン用・シグマ用)の他は、既存のシグマレンズを各種取り揃えていただき、マウント別とはいえ50本以上のレンズがキッチンに並んでいる図はある意味壮観でした(あの図を撮っておくべきだった・・・)。
撮影会時間2時間弱で、好きな時に好きなレンズを好きなだけ交換して撮影していくという、過酷かつ体力&頭の回転を要する一本勝負、スタートです。
【一本目】SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM
最初は室内で、モデル紗々さんとの撮影タイム。
塙先生が最初に撮って、この場所・このアングルで撮るとどう撮れるのか、液晶で見本を見せてもらいつつ、みんなで交代に撮影。
その場合の露出、シャッタースピード、絞りの数値なども細かく教えてくださったので、自分の設定が正しいのかどうかも確認できてすごく勉強になりました。
さて、私が最初に借りたのはオールマイティに撮れる標準ズームレンズ、「SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM」。
それほど画角が広くないので、風景や建物撮りというよりは、今回のポートレート写真にはすごく向いているレンズですね。
殆どの写真は修正なしのJPEG撮って出しです。
室内とはいえ、2灯照明ありのセッティングでしたが、すごく明るくキリっとした画が撮れました。ふわっとした髪の毛の描写もキレイで、しっかり落ち着いて構えれば手ブレもかなり防げます。
手持ちのキットレンズが18-55mmなので画角的に被る範囲で、これを購入するか?と考えると難しいものもありますが、大口径でf2.8の明るさとボケ感はすごく使いやすく、これを普段使いにできたら、ちょっとうまくなった錯覚に陥りそうです。
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