先週の日曜日、12月6日に神奈川県で「湘南国際マラソン」が行われ、うちの旦那さんもシティマラソン2回目のチャレンジで参加しました。
フル初参戦の横浜マラソンでは、厳しい関門時間と恐怖の高速道路バンク攻撃にあい、無念のバス回収・・・。まるでドラクエのように棺桶に入ったような彼ををずるずると引きづって自分の村の戻ったあの日から8か月。
せっせとトレーニングを重ねて、私も私でランナー撮影のトレーニングを重ねて(嘘です)、夫婦で「FINISHハイタッチ」を夢見ていざ鎌倉、いや大磯です。
湘南国際マラソンは「先着エントリー」!開始42分で受付終了
湘南国際マラソンは今年で10回目。
神奈川県中郡大磯町・大磯プリンスホテル前の西湘バイパス上からスタートして、江ノ島入口で折り返し、二宮まで通り過ぎた後再度折り返して、大磯プリンスホテルでフィニッシュするコースです。
ずっと相模湾を眺めながら海沿いを走り、サザンビーチ⇒江ノ島⇒折り返せば富士山も見えたりと、風光明媚なコースに人気も高く、年々エントリー合戦が激化している様子。
ネットによる先着エントリーで、ウチのパソコン部屋からも幾度となく「全然つながらねぇ~!」「もうだめだ!」と悲鳴と怒号が飛び交いましたが、何とか開始40分でエントリー成功。でもその数分後にはもう受付終了だったので、ギリギリだったようです。
次の勝負は「大磯プリンスホテル」予約争奪戦
エントリーが確定したら、遠方なら宿泊や交通手段の確保が急務。ウチは関東在住なので、早朝出発も可能だけど、せっかくレース発着が大磯プリンスホテル内(正確にはリゾート敷地内)、JR駅からのシャトルバスもホテル正面玄関につくとあって、
考えることは皆同じ。今度は宿泊予約合戦です。
マラソンのエントリー確定が5月31日。
レース当日の大磯プリンス宿泊予約スタートが6月7日。
2週続けて、PC前に1時間張り付き、これも無事予約完了。
さすがにオフィシャルホテル(というか大会本部だしw)だけに、参加ランナーのための特別宿泊プランが組まれます。
レース前日に取る栄養を考えられたランナーブッフェディナー、早朝5時半から食べられる朝食バイキング、そして1時間~4時間のレイトチェックアウトと、マラソンランナーのコンディション調整に最適な夢のプランなので、みんなが必死に予約するのも当然です。
180度のオーシャンビューで眺め最高のリラックスタイム
私達が取ったのは、「4時間レイトチェックアウト・朝食バイキング付オーシャンビューツイン」のランナープラン。(参加ランナー以外も予約可)
海近っ!視界180度に相模湾が広がり、最高です!ここから夕焼けも日の出もばっちり写真が撮れる・・(←目的が違っ
ランナープランだからか、部屋にはてるてる坊主が!この心づかいに感謝です。
ストレッチできる位の床はあるし、広いソファーもあるし、くつろいだり当日の身支度を整えたりするのには充分の広さの部屋でした。
ちなみに、バストイレ別、洗面台まで別にあり、朝のバスルーム渋滞は全く心配ないのも嬉しい作りでした。
栄養バランスを考えた夕食、朝食で最終調整
夕食は24時間テレビのマラソントレーナー・坂本さんが監修したランナービュッフェが4000円。参加者にとっては魅力ながら、そこまでしなくても炭水化物多めを心掛ければ何でも・・ということで、近くの居酒屋ダイニングまで散歩。
国道1号沿いの「楽市楽座」、おすすめです(ってか、そこ位しかn(ry・・・
この店の名物料理「小鯵の唐揚げ」美味しかったなー。あれ、炭水化物は・・・?
安心してください、食べてますよ!(ホテルに帰ってからもパンとおにぎり)
レース当日の朝食バイキング会場は、5時半開始からこの人だかり。
和食・洋食・バナナ山盛り、ふわふわオムレツもアジの干物もその場で調理してくれて、熱々です。朝からよく食べるなぁ・・・ランナーって。
コーヒー・紅茶はテイクアウト用のカップも用意されているので、応援者は帰る前に一杯テイクアウトしてそのまま持って観戦というのもアリですし、部屋でくつろぎながらスタートを待つのもあり。
ちなみに、私は「せっかくなので」、ここで旦那さんとお別れし、カメラと三脚片手にホテル前の砂浜へダッシュ!
こんなシチュエーションで日の出を撮影せずして、何しに大磯へ・・・(←マラソン応援です
前泊最大の利点はトイレ渋滞回避にあり
午前8時前になると、レース参加者が各地から続々と集結し、更衣室やトイレが設置されている大磯ロングビーチは大混雑。
特にトイレ行列は壮絶で、上から見ていても、「最後尾の人、レーススタートに間に合うのかなぁ」レベルで可哀想すぎます。
これが宿泊者になると、外でウォーミングアップをすませたら、ぎりぎりまで部屋でストレッチやトイレをすませ、徒歩10分でスタート整列が可能。
これが何よりの前泊メリットじゃないでしょうか。
しかも、4時間レイトチェックアウトをつけてたら、完走後に部屋でシャワーを浴びてくつろげる時間もあるので、荷物や着替えもベッドに広げたまま。
楽すぎて泣ける。゚(/□\*)゚。
私もとりあえずすっぴん・手ぶらのままで、旦那さんをスタート地点まで散歩でお見送りし、戻ってから顔支度・身支度を整えて、いざコース先回りの旅へスタートという段取り。
優雅すぎて泣ける(つд⊂)
何か、出勤前のサラリーマンをゴミ出しついでに見送る風景と見まごうばかりで(笑)。
ホテルに帰ると、同じような奥様方が、スタート地点まで着ていった旦那のジャージを受け取って持ち帰る風景がちらほら!何か、公園デビューした感じ?
この夢のような4時間レイトチェックアウト!
しかし、この後、これが、あんな悲劇を生む元凶になろうとは・・・・。
波乱万丈のレース観戦編を待て。
次の記事:第10回湘南国際マラソン参戦記(2)~観戦編:応援ポイントと今年の悲劇
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