「SIMフリー」って言葉を初めて聞いたのはいつだったかな?
iPhoneがソ〇〇バンクからしか出ていない時代、「海外からSIMフリーモデル輸入するしかないかー」的な話だったか・・・。「ですよねー」とか適当に話は合わせてても、仕組みは殆どわかってなかったり(笑)。

その程度で姑息に世を渡ってきた家電女子も、電子書籍リーダーだ、タブレットだ、ファブレットだと、携帯電話以外のデータ通信の必要性が出てきて、限りある予算の中で考えていくうち、「SIMフリー端末」「格安SIM」という言葉をよく耳にするようになりました。

これは真剣に調べてみようと思っていたところ、行きついたサイトが、教えて!gooの「SIM通」。そもそも「SIMとは?」「SIMの選び方」という私のような超初心者の疑問解決から、現在のSIMプラン比較や端末の販売情報まで、SIMに関心があるすべてのレベル向けの情報が集まるポータルサイトです。

今回、この「SIM通」さんがSIMフリー普及のためのブロガーイベントを開催するということで、渡りに舟とばかりノコノコと出かけてまいりました。(前置き長っ!)

SIM通ブロガーイベントでは何が語られたのか?

goo! を運営しているNTTレゾナントさんの会議室で行われたこのブロガーイベントでは、アプリソムリエの石井寛子さんが司会を努め、ゲストには、SIMフリー端末を多く出しているメーカーからASUS、SIM関連ショップからgoo SimSeller のスタッフが一堂に会し、対談形式で次のような「SIMフリー業界の今と未来の展望」が語られました。

・SIMカード選びのポイント(「SIM通」スタッフ)
・SIMフリー端末の現状と今後の販売構想(ASUSスタッフ)
・2013~14年の売れ筋商品と購買層の変遷 (goo SimSellerスタッフ)

また、別室ではASUSの各種SIMフリー端末のタッチ&トライもできました。

ASUSといえば、おなじみ「NEXUS7」。何となくWi-Fiで使うことしか興味がなかった私は、LTEモデルとかはどっか固定の通信会社と契約するのかなーと漠然と思ってましたが、SIMフリーモデルがあることを今回知りました(笑)。

初めて実物を見たのは、通話もデータ通信も両方できるタブレット「ASUS  FonePad」シリーズ。写真は6インチの「ASUS  FonePad Note6」です。通話するにはちょっと恥ずかしい大きさですが、この位の画面はやっぱり大きくて見やすいなぁ。

質疑応答では、「なぜLTEの時代に3G対応なんだ」と突っ込まれてましたが、LTEがここまで普及しているのはまだ日本位なもので、ASUSはグローバルで製品提供しているので、まだまだ3Gが主流な世界にあわせての商品だということ。相変わらず、日本ってガラパゴスなんですね・・・(^_^;)。でも、この先きっとLTEモデルも出てくるはず。その時、日本はもっと先に行っているかもしれないけどね。

「SIMフリー」って何?状態から、このイベントで学んだこと

このイベントに出るまで、「SIM」に関する私の認識はだいたいこんな感じでした。

「SIM(カード)」とは、携帯電話の中に入っているICチップで、通信会社と契約した個人情報や通信プランと紐づいている。すなわちこのカードが入っている端末が「私の電話」で、端末壊れたらちょっと友達のスマホ借りてSIMを入れ替えれば、自分の番号で電話やメール送受信できる(SIMの規格が同じなら)・・・という理論。

基本的には通信会社で販売している端末は、その通信会社のSIMしか受け付けず(SIMロック)、年代によって大きさや規格も違うので、オールマイティに差し替えられないけど、最近は3大通信会社(docomo、au、softbank)とは別にもっと格安な通信会社のSIMカードが発売されている(・・・らしいww)。

で、このイベントで初めて知った「格安SIM」「SIMフリー端末」のこと。

・通信会社の契約プランのような2年縛りではなく、月単位での契約(変更)が可能。
⇒最低利用期間がないのもあり、ちょっとお試し・・も気軽にできる。

・通話のみ、データ通信のみ、通話&データ通信とSIMの種類もいろいろある。
⇒2台目以降の電話、タブレットを考えるときの選択肢として検討できる。

・月1000円以下のプランも!格安すぎるだろ(笑)。

・デュアルSIM(SIM2枚差し)端末は、海外旅行に便利。
⇒現地の格安SIMと自国SIMを両方差すと、現地でのデータ通信は現地SIM、
通常の電話番号の待受けには自国SIMを切り替えて使える。

・最近の docomo xi(LTE)端末と FOMA 端末は大体SIMフリーらしい。
 ⇒そもそも格安SIMはdocomoの通信網を間借りしているので、docomo 製 SIM!

ほぉほぉ。中々いろんなメリットもあるんですね。しかもDocomoユーザーな私は、新しい端末を考えなくても、結構乗り換えやすいのかも・・・。
でも反面、疑問もどんどん出てきました。

・機種変で使わなくなったdocomo端末に格安SIMを差し替えるのはいいとして、今後出る最新機種を格安SIMで使いたくても、そもそもSIM無しでは買えない?

・docomoショップのようなサポートショップがないのはちょっと不安?

・SIMフリー端末などに変えた場合、データ移動などはスムーズに行くのか?

・携帯アドレスは取得できない?

これまでの生活をそのまま維持して、料金だけ下げる。というよりは、プラスアルファの用途を考えるということなのでしょうか。

『安心』と『手軽』どっちを取るか? SIMフリーという選択肢を考える

私は今、スマホ利用で平均7000円程度(端末分割料除く)の通信料を払っています。それに比べれば格安SIMは月1000円~5000円と聞くと、「おっ♪」とは思いますが、できることとできないことを考えて使う必要があります。

一番顕著な違いはデータ通信容量や速度かもしれませんが、それよりもSIMについてよくわからない私のような初心者は、「どこで買えるのか?」「どうやって使うのか?」「困った時どうすればいいのか?」などの安心が担保されているサービスでしかまだ利用に踏み切る勇気がありません。

料金や契約期間の差だけだとしたら、まだ安心料として大手通信会社を使うでしょう。
でも格安SIMだって魅力的なサービスだということはわかります。「わかる人だけ使えばいい」というサービスで終わってほしくはありません。

魅力的な端末、通信速度、世間の認知度、普及率・・何がトリガーとなって「使ってみよう」と思うのかはわかりませんが、私達はわかろうとする努力をし、サービス側にはわからせるサポートを期待し、大手通信会社も巻き込んで、みんなが満足できる通信環境が広がることを願っています。

【おまけ】とにかく「格安SIM」デビュー!大丈夫か>私

ブロガーイベントのじゃんけん抽選会で、当たると確信していた(笑)NEXUS7もFonepadも外れ、代わりに主要3社のプリペイドSIMセットが当たってしまいました、いや、ありがたくいただきました。

おぉ、ホントにdocomo SIMだ!
これだから、また頭がこんがらがってくるんだよなぁ(笑)。

とりあえず、ウチに古いdocomoスマホがあるし、何はともあれ使ってみようかと思うのですが、何か開通手続きが難しそう・・・。

マツコ・デラックスさんがOCN モバイル ONEのCMで言ってた「みんなやってんの?これ」って言葉、そっくりそのまま返しますよ・・・。大丈夫か、私(-_-;)。

多分、そのうち体当たり珍レポートがアップされることでしょう。その時はまた生暖かい目で読んでやってください。

【関連サイト】
教えて!goo 「SIM通」 SIMカード徹底ガイド
goo SimSeller 本店
goo SimSeller 楽天店
goo SimSeller Yahoo!店


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