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Touit 1.8/32をお借りして、まず撮りに行きたいと思ったのが古民家。
日本の様式美や、家の中の陰影が雰囲気よく撮れるかなあと思って、川崎市・生田緑地内の日本民家園へぶらり。
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このレンズの画角は狭く、かなり家から遠ざかってやっと全景が入りました。普通に家の前に立つと玄関の引き戸がやっとです。
立ち並ぶ街並みなどを撮るのにはちょい厳しめかな。
現像ソフトで少し露出を下げましたが、実際にファインダー越しもこんな感じに格子の木の風合いと木目がシャープでかっこよかった。F値を10以上にすると、途端にカリっとした画になる印象です。
とにかく凹凸フェチなので、こういう土壁にもキュンキュンくるわけです。こういうヒビがキリっと写せるのが感動。
中の火鉢の模様が気になったんですが、なかなかピントが合わなくて苦労しました。
総じてこのレンズはAFが結構迷い、しかも半押しで狙っている時じゃなくても終始ワジワジと動いているので、MFでピンポイントに狙った方が、精神的に楽かも(笑)。
普段あまりMFを使ってなかったので、この際MF縛りの修行を敢行しようかと思いましたが、それはそれでイライラして、リング回す二の腕もプルプルしたので数枚で挫折。精神と肉体修行が先デシタ(-_-;)。
ダルマに当たる日光萌え!単焦点なのでこれ以上寄れませんでしたが、おかげで、部屋全体の差し込む光とのコントラストがとても印象的になりました。
なんでも近づけばいいってもんでもないですねぇ・・。
囲炉裏の火ってなんでずっと見ても飽きないんでしょうか。
ただし、気温30度以下の時に限りますが・・。ここで、カメラ好きなボランティア説明員に捕まり、この火の前で20分ほど。
「民家園にいると、カメラの流行り廃りがわかるんだよw。特にコンデジ・ミラーレスは顕著に売れ筋ものばかりみんな持ってくるから。あー、NEXだね!やっぱりね!」という話は面白いんですが、もっと涼しい所でよろしくお願いします(-_-;)。
アアジサイに乗ってる「アリ」、見えます?等倍で切り出しても、ちゃんと絵になるからすごい描写力です。あとは、もう少しピントが来てたら・・・
RAW現像でコントラストと露出を調整済み。
床がきちんと磨かれているからこそ、外の緑が映えるんですね。
ウチもちゃんと掃除しようと思いました(←ソコ?
その他の写真はスライドショーにまとめました。
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