地デジ移行に伴い寝室からテレビがなくなり、途中古いテレパソを置いてみましたが、WindowsXPのサポート終了で、パソコンとしての価値も安全性もなくなり、また廃棄・・・と時代の無情な流れを痛感している我が家であります。
無論、本来なら眠りにつく前はあまりブルーライト系にさらされない方が安眠できるとは分かっていても、ごろごろ寝ころびながらのテレビ鑑賞は至福の媚薬。
たとえ数分で爆睡したとしても、やっぱり我が家には必要なのです。寝室テレビ。
というわけで、いろいろ検討している中にいつも候補に挙がっているのが、「Panasonic プライベートビエラ」。
小さいだけでない使い勝手を知りたかったところ、この度ご縁があって新機種の「UN-10T5」をPanasonicさんからお借りしているので、キャッチコピー通り「家じゅうどこでも。」の威力をじっくり試してみました。
プライベートビエラ UN-10T5 の外観と基本機能
プライベートビエラはどの機種も、「モニター部」と「チューナー部」の2つの端末がセットになっており、チューナー部を部屋のアンテナ線につないでテレビ電波を受信し、それを無線LANでモニター部に送信してテレビ番組を見ます。
この無線LAN電波が受信できる限り、モニター部は家のどこへ持ち運んでも視聴可能。もし、大豪邸に住んでいるセレブな人々は別売りの中継器もあります。
チルトスタンドで姿勢毎に見やすい角度に設定
モニター部の画面サイズは10インチ。背面のスタンドは4段階角度が変わる他、ハンドル部は画面前面にも出せるので、寝そべってる時は平らに、キッチンなど立っている時には少し上向き、お風呂で深く湯船につかってる時はハンドルを前に出して、前に傾けるなど、見る時の姿勢によって一番見やすい角度にすることができます。
他のテレビと接続して大画面でも楽しめる
チューナー部背面の端子口。通常使用時はアンテナ線と電源ケーブルのみの接続ですが、リビングなどの大画面テレビに接続して視聴するための端子も備えています。
万が一モニター部が壊れても、チューナー部だけ残してチューナー&HDDレコーダーとしての役割もできますね。
手が届くプライベートビエラはタッチパネルでリモコンいらず
チャンネル替え、音量調整、録画など主な操作は画面上でタッチして操作できます。これはスマホやタブレットのわんせぐテレビを使っている感覚とまったく同じです。
家のインターネット環境と接続されていれば、時間構わずニュースや天気、そしてWEBブラウザでインターネットも閲覧可能。
番組録画は、見ている番組は「録画する」をタッチするだけ、番組予約は番組表から選択するだけの簡単操作です。
タブレットのテレビと違うもの。それはBS/CS視聴と画質
実は以前10インチのAndroidタブレットをお借りしていた時、やっぱり寝室でテレビとして使っていて、「もうこれでいいよー!家ではテレビ、外ではインターネットや電子書籍・・・なんでも使えるし♪一石何鳥にもなるよー!」とノリノリだったんですが、いざ、本物のテレビがやってくると、「やっぱり餅は餅屋!テレビはテレビだよね」となったのでした。
それは何より「BS/CSが見られる」こと。特に寝室で見たいような時間は、ウチの場合BS番組が圧倒的に多いんです。深夜LIVEが多い海外スポーツなんざ、Androidのフルセグなんて何の役にも立ちませんしね。
本格的にリビングに居座っての完徹は翌日の出勤に差し障るけど、それでも深夜や早朝で気になる時間帯の結果はところどころ見守りたい・・・という時は大活躍。また、ここぞって時に電波が途切れて「そこーー!!!何故今止まる!!」と絶叫することもないわけです(笑)。
やっぱりいいわぁ。テレビ。
というわけで、基本機能はここまで。次からは家じゅうどこでもの旅に出ます。
あ、家の外にも出ます(笑)。