確定申告無事完了!やっと春が来たって感じのこの解放感に乗って、久々にブログ書きますね。

先日久しぶりに衝動的にレンズを買いまして。

「そうだ、レンズ買おう。」

急にふらっと京都に旅立つかのようなフットワークで。まぁその位の価格感ですがね。思い付いた2時間後にはもう新宿のマップカメラの手提げ袋が手元にありました。
そのきっかけとは・・・・。

 

去る3月3日(日)、我が推し友・紗々さんのお誕生日が日曜日ということで、ファンがみんなで集ってお祝いするべく生誕祭ライブが行われました。

ささのま!紗々生誕祭~お色直し・完凹(※1)スペシャル~
“LEGEND -SS 27 FOREVER(※2)”
@中目黒スパークジョイ

※1:全親知らず抜歯終了記念です。
※2:永遠の27歳。推しの申告は絶対です。

彼女の敬愛するBABYMETALのMOMOMETALの聖誕祭”LEGEND – MM”が横浜アリーナ2DAYS開催された同じ週末に、自身の生誕祭をやるという、まさに推しの子に生まれ変わるレベルの同化っぷり。

推して推された熱く長い一日が始まりました。

見事にパク・・・オマージュした「LEGEND -SS」生誕Tシャツを身にまとい、入念なリハスタート。

私も最近のライブはバックスタッフとしてお手伝いが続いていますが、今回はライブハウスのスタッフさんが音出しも受付もやってくださるということで、ライブ中はほぼ撮影に専念できるということに。これは望遠レンズ用意してもいいのでは!と思い立った次第です。

前回使ったSONY FE 90mm F2.8 Macro G OSSでも、明るくてAFも早くて満足だったけど、もうちょい寄りたい衝動が沸々と。

しかも、今回のスペースの方が狭く、ほぼ撮影ポイントが2か所位に限られていたので、どでかいバズーカより、コンパクトで軽いレンズがいいよな、で、望遠といったら思いつくのはTAMRONの70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD (Model A047)でした。
ここから下の写真はすべてTAMRON 70-300mmで撮影した写真です。
(クリックで拡大します)
本番はファンの方が特等席でかわいい紗々ちゃんを撮影されるので、私の特等席はリハーサルのステージ上!
望遠の入門レンズとしては神コスパと名高いTAMRON。ホントにふらっと京都1泊一人旅くらいで手が出せます。
ライブハウス内全体を撮るには広角も必要だったなぁと、後になって18-200でも良かったか?と一瞬よぎったけど、いいんです。今はスマホとの二刀流で何とでもなるし、望遠側が200と300ではインパクトが違う。今後ライブ以外でも活用の幅が広がりそう。
広角側70mmで客席からみた風景。
カメラの設定がなぜかISO204800になってザラザラだった失敗写真も、LightroomのAIノイズ軽減に救ってもらった一枚。技術革新の波よ・・・
観客席最前列付近からのアングル。いつもこんな風にファンの方は見つめているんだなぁ。
ゲネリハとサウンドチェックを終えて、いざ本番・・・・と思いきや、ささのま恒例の物販&チェキタイム。続々集まるファンを生誕Tシャツのまま直接出迎えて、チェキを撮ったりお誕生日のお祝いをしたり、ファンも紗々さん本人も気分と場を温めていきます。
そして、SASA-METAL いざ出陣。本番衣装とメイクでオーラがキリっと変わる瞬間が好き。
狭い楽屋でもあまり近づかないでスタンバイの雰囲気を撮れるのは望遠の恩恵でした。
横浜アリーナでも、中目黒スパークジョイでも、クールで熱く、ファンと一体化する尊さは同じです。
今回の私的裏テーマは「大人の魅力」。前回のライブで「大人のセクシー」が足りないだのどうのとほざいてしまいましたが、彼女にはちゃんと備わっているんですよ。真の大人ですからね(決して永遠の27歳をディス・・・おや、誰か来たようだ)
天真爛漫で笑顔が可愛い彼女は特等席のファンの皆様が押さえてくれると信じて、少しドキッとする表情を追いました。
望遠で撮影すると何がいいかって、細やかな目線の動きをとらえられるのがいいですね。

狭いライブハウスで300mmはいらんやろ?と思うやろ?いるねん。
超望遠=重い長玉というイメージだけど、TAMRON 70-300mmはとにかくコンパクトで軽い(545g)。
たすきがけでレンズを持っていても首や肩が痛くならず、この表情いいなと思った瞬間、すっと構えてぐっと寄れます。

F値が望遠端だとF6.3と少々暗めで、手ブレも心配でしたが、(レンズ本体での手ブレ補正は効かないので、カメラボディの機能に頼る)α7 IIIならISO1000前後で暗い場内でも結構な解像感でこの位カリっと撮れれば大満足でした。

AFが若干迷いがちなのは惜しいですが、多分明るいシーンならそこまで気にならないはず。モータースポーツだとちょっと不安。一回撮ってみたいものです。

基本的に紗々さんのライブは動画・静止画撮影オールOK。バストアップから表情のドアップまで、こういった距離が近いライブスペースで活動する「身近に撮れる推し」がいる人には超おススメなレンズでした。

お子さんの各種発表会や運動会でも絶対活躍できます。

ライブ後半はピンクのウェディングドレスにお色直しして、生誕の祝祭ムードに。
ささのま!の魅力は音楽だけでなくファンとの和やかな交流タイムも魅力の一つです。

選ばれしファンの似顔絵を描く恒例の画伯

ですがトークサイコロの「〇〇な話」で盛り上がり、この時点でタイムテーブル10分おし。

何しろ、この日の中目黒スパークジョイ、次の団体予約もあって完全撤収時間も結構キツキツ、何よりこの生誕祭終わりのSASA-METALが、MOMO-METAL聖誕祭に参戦のためそのまま横浜に移動するという、もうワヤなタイムスケジュール。

終わるのか!行けるのか!舞台袖で一人うろたえる私は、ペンギンのようにうろうろぺたぺた。

そんなペンギンをよそに、ステージでは、さらにサイコロ目も無視して、これおススメだったんですよー、と自ら「秘密のスリーサイズ公開の話」。
えぇ、ちゃんと公開しましたよ。観客の方(女性)がステージ上で計測しましたので、間違いないです。どことは言いませんが。

紗々ちゃん、巻きで!!!

永遠に終わらないんじゃないかと思ったトークタイムから一変。
最後はアーティストらしく、怒涛のラストへと向かいます。

「ギムレット」(2nd アルバム「サケスリー」収録)でしっとり歌い上げ、カバー曲の「初恋サイダー」で明るく大団円を迎える、アーティスト紗々として、生誕の日を愛する仲間と迎えた幸せなSASA-METALとして、エネルギッシュに駆け抜けた爽快なステージとなりました。

終演後もそのままステージで物販とファンとの撮影タイムに突入。
実は物販サポートしながら、ファンの方々のすごい機材を目で追っていたオタク女子はこの私です。(今度会場で見かけたらカメラ談義お願いします!)

あれだけおしていたタイムテーブルも、すべて終わってみればボーダー10分前の完全撤収!お疲れさまでした!

今回ウェディングドレスという着脱的にも片付け的にも手ごわいアイテムを、このスケジュールで挑戦するというある種の戦いにも完勝です。
(舞台裏はマジ戦場だった・・・ということだけは付け加えておこうか)

すべてを終えて、着替える前に終わってほっとした紗々さんの簡易ウェディングフォト。

この後ドレスをくるっくるに丸めてカバンに突っ込んで、またSASA-METALに戻って横浜に去っていく彼女の後姿はかっこよかったです!

本当はこんなスケジュール絶対に無理があると、自分でもわかっていたはず。だけど、何よりファンと大切な生誕の日を一緒に過ごし、かつ自分の推しとも一つになれるこの日は、長い人生の中ですごく心に残る刹那の爆発で、これからの活力となることでしょう。

私もこのレンズの出費、全く後悔はしていません。
スターバックスに行って、カフェモカのShortかTallかでさんざん悩むこの私がです。

望遠なんてあまり使わないから買わなくてもいいか、じゃなくて、「買ったからこそどんどん使いたくなる」レンズだったことは間違いありません。

きっかけ(口実)を作ってくれてありがとう、紗々ちゃん!

以上、現場からお伝えしたのはNOPO-METAL DEATH!(永遠の30歳・半凹)

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