「ハローキティのプロジェクターを出したんですが、使ってみませんか?」とRICOHの方からお声掛けいただいた時、私はまだこの製品の存在を知らなかったけど、一度イメージを想像してみた。

何でもコラボしてんなぁ、キティちゃん。
今度はプロジェクターまであるってか。
白いボディが顔で、赤いリボンのプリント・・・鼻が電源ボタンだったりね。

そしてWebで商品写真を確認すると、ほぼ想像通りのデザイン、でも想像以上のインパクト!早く実物が見たくなった。「よろしくお願いします。」と二つ返事。

そして、ソレは我が家にやってきた。

やりすぎな位カワイイパッケージにニヤリ

その実物のインパクトたるや、私のちっぽけな想像などはるかに超えていました。

予想以上に、キティちゃんじゃないか!

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プロジェクターがちゃんと顔に見えてくる。
「ちょっと懲りすぎちゃって・・・」とスタッフさんから言われていたパッケージ。
いやいや、OKです。アリアリです。外箱のみならず、キャリングケースにケーブルポーチまでこの徹底ぶり。

ドン、ドン、ドーーンと並んだキティちゃんのドアップを目が合うたびもうツボでツボで。キャラものってそういうものですよね。

多分、キャリングケースは間違いなく普段使いの鞄に変わりそうな予感。

そもそも「プロジェクター」という家電、通常はプレゼンをするビジネスユーザーか、一般家庭でもホームシアターに凝っているAVマニア、一戸建て買っちゃってテンション高めのお父さん位が盛り上がってることが多く、女性や一人暮らしの若者には縁遠い存在。

私は常々、家電はスペックより「惚れたモン勝ち」と思っているので、この位のインパクトがあると「家にあると楽しいかも」と思ってもらえるかもしれませんよね。

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真っ赤なポーチの中身はキティ仕様のリモコンと電源ケーブル、PCとつなぐRGBケーブル。

プロジェクターを部屋で据え置きで使う、もしくは持ち運ぶことがあまりない場合は、速攻化粧ポーチになるでしょうね。ビューラーとか化粧筆までメイク道具沢山入りそうだし。

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ファスナーのでかいリボンのつまみはかわいい装飾だけでなく、持ちやすい実用性もあります。

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ちなみにリモコンは使うとボタンがオレンジに光ります。

カワイイだけじゃなく業務用にも匹敵する高機能プロジェクター

本体は予想以上に「キティちゃん」なので、一見ちょっとおもちゃっぽく見えてしまうのも否めませんが、それ以上にちゃんと使える高性能な「プロジェクター」です。

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側面にある端子パネル。(わかりやすいよう90度回転していますが、実際は写真左側が下向きで置かれています)

パソコン、ビデオ、DVD&BDプレーヤー、スマホ、タブレット、デジカメやビデオカメラまで、手持ちの機材とつないで大画面の写真や映像を楽しめます。

家庭でプロジェクターを楽しむ場面とは

職場でプロジェクターを使うのは会議やプレゼン、セミナー時にPowerPointなどのスライドで資料を映すのが多いけど、家庭でプロジェクターを使って楽しみたいコンテンツって何だろう?

・DVD・BD(音楽・映画・スポーツ・アニメetc.)
・インターネット動画(動画配信サイト、各種オンデマンド)
・デジカメで撮影した写真・動画
・ゲーム
・教育・知育用教材、デジタル絵本

すべて今までテレビで見てきたものですが、あえてプロジェクターを選択する場合は、やはり大画面で見た方が楽しい時。大勢で集まってわいわい見たい時などでしょうか

そうはわかっていても、本体の設置配線が面倒、投影する場所(壁)に苦労するとか、手間を考えるとなかなか狭い賃貸住宅では考えにくかったりもします。
私も普通のしがない2LDK賃貸なので、もてあましてしまうだけじゃないかと、設置してみるまで不安でした。

1メートル四方の白い壁があればテレビを超える臨場感

このキティプロジェクターは業務用と遜色ない機能を備えており、画面は30型から最大300型(長辺6m以上!)まで投影可能です。
専用スクリーンがなくても、白い壁があればOK。

ちなみに背面・天吊り・背天吊り(※)にまで対応って、家庭用でそこまでは・・・と思っても、設置場所がどんな環境にも対応できる安心感があるってのも、さすがRICOHの仕事という感じです。(天井に吊ったらキティの意味なくね?と思ったのは内緒)
⇒HELLO KITTY プロジェクター 詳細仕様

※背面:スクリーンの裏から投影。映像の左右が反転
天吊り:天井に逆さに吊って投影。映像の上下が反転。
背天吊り:天井から吊ってスクリーンの裏から投影

ウチのようにせいぜい2m前後の壁しかない部屋で使うのはもったいない気もしますが、画面が小さい分画質は濃く鮮明に見えるので、とても贅沢に、かつ一番キレイな映像が楽しめるんですよね。

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早速、ウチの小さなリビングのローテーブルにちょこんと置いてみました。
壁からの距離は1m20cmほど。本体に電源ケーブルをつなげばすぐ起動できます。
あとは、何の映像を映すかで接続する端子やケーブルが違います。

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壁のスペースをぎりぎりまで使うとこれでおよそ62型テレビと同じ大きさです。(138×77.5cm)
隣の32型テレビと比べると、画面面積も4倍ほどなので、映像の迫力が倍増するのが楽しみ。
もちろんもっと遠くに離せば、画面もこの部屋の壁以上に大きくできますが、それはまたセレブな人にお任せで。小市民はこの位気軽に楽しめるのがいいと思うんだ。

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起動して最初に出てくるキティのオープニングスクリーンは5種類。キティラーには出てくるだけで拍手ものでしょう。順番はランダムですが、私は今のところ青いのばかり。同じ日は同じのが多いのかな?一番派手なリボンに載ってるキティちゃんはあまり見ないのよね。もしかしてレア?

手のひらから世界が広がる感動

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輝度が高い(画面が明るい)ので、部屋が明るいままでも十分見られますが、やっぱり少し部屋を暗くして投影を始めると不思議とワクワク気分が高まります。
私の実家では小さいころ父が8ミリビデオで写したものを白いシーツを壁にかけて上映会していたので、ちょっとそれを思い出しました。

当時は家族全員が集まるとても楽しみなイベントだったので、現代の子供たちもこのプロジェクターで楽しい一家団欒を楽しんでくれるといいな。

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まずは、一番気軽に接続できるスマートフォンをつないで中に入ってる写真や動画を投影してみました。

見てみたのは、YouTube動画。いつも通勤電車の中でちまちま見ている世界がどれだけ広がるのか。

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部屋を暗くしてみると、鮮明な画質と色にいきなり感動。向かってくる列車の臨場感もさすが大画面の迫力は違います。
でこぼこな壁紙クロスで繊細な描写が・・・とかどうでもよくなります。
大きく見るだけでこんなに気分が違うとは。

大きさは正義なり!

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星野源くんのPV「SUN」(2600万回再生おめ!)も大画面で見ると目の前で踊っているよう。元々の映像が明るめのカラーが多いので、部屋のカーテンは開けたままでも充分カラフルに楽しめました。

いやー、楽しくなってきたぞ♪

というわけで、実際のスマホ動画を楽しむ準備・手順については次回に詳しくレビューしてみたいと思います。

次の記事:HelloKitty プロジェクター+スマホ=ひとり映画館三昧な休日

■HELLO KITTY プロジェクター RICOH PJ HDC5420HK 詳細仕様(リコーイメージング公式直販サイト)


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