世間的にはお盆休み終了~。私的には普通に出勤していたのですが、殺人的ラッシュアワーから解放されて、空気がおいしい通勤時間が何よりのお休みとなっていました。
そんな訳で、ブログもお盆休みモードの完全リラックスでしたよ。(←安定のさぼり癖)
さぁ、明日からまた明るい社畜、しちゃいますか!
それでもいくつか夏休み的なイベントを満喫していたので、リハビリがてらつらつらと。
誰でも都電を貸切に! 50分の「旅する写真展」に出発
ブロガー仲間のTomakiさんが毎月「大人もできるかな」というノンジャンルの勉強会やイベントを主催してくれているのですが、今月は「旅する写真展」と称し、東京さくらトラム(都電荒川線)を片道一両貸切にして、自分の撮った写真を車内に飾って見せ合うという、鉄好き、カメラ好き一挙両得な俺得イベントだったので、2つ返事で参加しました。
都電荒川線といえば、私も大好物の路線で、一日乗車券をフル活用して何度も何度も撮影に訪れているのですが、さすがに貸切は初めて。
っていうか、申し込めば誰でも好きな区間を13,820円(一般・片道のみ)で貸切にできるって知らなかったです。
15人位なら一人1000円もしないんですよ!すばら!
(詳細:都電の貸切について)
始点となる三ノ輪橋駅で待っていると、「貸切車」と表示されたレトロな9000系の車両が到着。
普通に乗車しようとする一般客を止めて、すみません・・・と言いながら参加者が乗車します。
通常ダイヤの間をぬって、ぬるっと貸切車が走っているので、そりゃ驚きますよね。
期間限定の「都電納涼号」仕様で、萌えキャラの飛鳥山さくらちゃんがお出迎え。
車内はレトロ感あふれる木製の窓枠や床に、天井の天の川や花火のペイントが映えて華やかに。
全員乗り込むとすぐ電車が出発。自己紹介もそここ自分の写真を思い思いに飾っていきます。
なんせ、50分のうちに、写真の準備・設置・他の方の写真閲覧・撤収までをすべて行わなければいけないので、1分も無駄にはできません。
そして、意外に揺れる(笑)。つり革につかまりながら必死です。
■つり革や窓にゆらゆら揺れる
持ち寄った写真のテーマは「旅」。訪れた場所のスナップや、乗りものなどの写真が多かったですね。
窓や椅子にテーピングすることはできないのですが、つり革や窓枠に紐を通してデコレーションしていくと、レトロなカフェでの写真展のようで、コーヒーでも飲みたくなります。
■好きなものを好きな雑貨にする遊び
単なる写真プリントだけでなく、瓶に詰めたり、スタンプにしたり、コレクターアイテムを造ったりと、ヲタククリエイター揃いの参加者の器用さに惚れました。
■マスキングテープは正義の味方
ホント、マスキングテープをおしゃれに使える人ってセンスがある人ですよね。
写真を固定する役割だけじゃなくて、ちゃんとアクセントになって、それ込みの作品になるんだから。
特に、レール柄のマスキングテープをつり革から床に置いた一脚まで貼って結び、粘着面にペタペタとプリントを貼っていく技は、写真とシチュエーション込み込みで、いろいろ感動しました。
ちなみに、参加者の写真を見て回るのが楽しすぎて、自分の掲示物の証拠写真を撮っておくのをすっかり忘れたので、友人ブロガーのまささんの写真をお借りしました。
(掲載記事:都電を貸し切り 走りながら写真展 大人もできるかな 旅する写真展|Digital Life Innovator)
某写真展に展示された夜の荒川線組み写真の額装を活かせる機会があってよかったー。
後は、撮影散歩で撮りだめた写真をセレクトして、アコーディオン状のフォトグッズを作りました。
「MYBOOK LIFE」(アスカネット)の「patapata」というアイテムで、表裏5枚ずつ、計10枚の写真で作れる手のひらサイズの簡単フォトブックです。
スマホから簡単に作成できるし、1つ400円で1週間ほどで手元に届くというお手軽さ。
立てても飾れるし、スマホ写真の活用におすすめですよ。
たっぷり鉄分補給が貸切の醍醐味
写真展もすごく楽しかったのですが、やっぱり鉄好きには車内の写真をおおっぴらに撮れるのは至福の喜び!
運行に支障がない範囲で、でも遠慮なくバッシャバッシャと行きましたとも。
進行方向と逆の運転席は撮り放題!もう片道分位ここだけでもご飯お替りいけます。
運転手さん、何気に若いイケメンだったのですが、やっぱり安全な運行の為にお守り持ってるなんて古風・・・と思いきや、私立恵比寿中学のお守り型グッズだった!!!
そんなこんなではしゃいでいるうちに、あっという間に時間と距離は進み、乗車時間残り10分。
「撤収でーす!」を合図に、準備より2倍速であっという間に展示写真は跡形もなくなり、あとは参加者がまったり座ってしゃべりながら、単なる普通の空いてる荒川線の旅に。
私は最後の名残を惜しみつつ、鉄鑑賞。
もう、こっち向きでずっと座っててもいいですか・・・。あと2駅で終点なんてひどすぎます。
そして、とうとう終点・早稲田駅。
流れる車窓をバックに電車の中で電車の写真を見ながら、同じ趣味を持つ仲間とのおしゃべりであっという間の1時間足らずの旅が終わりました。
帰り道にある有名な建築物、”日本のガウディ”梵寿綱氏が手掛けた集合住宅「ドラード和世陀」をなめつつ、旅好きの参加者とお茶しながら旅の武勇伝を聞いて、本当に素敵な旅気分になった一日でした。