我が家に愛しのハナちゃん(ルンバ870)が来てから1年。出かけている間に、洗濯物干している間に、ブログを書いている間に、かいがいしくお掃除してくれる姿を見て、お母さんはいつも号泣しているよ!ホント、いい子だ。
ルンバさん方の生みの親「アイロボット社」さん、本当にありがとう。

そんな気持ちをぶつける絶好のイベント、「アイロボット ファンプログラム限定シークレット ファンミーティング」に参加しに、日本での販売元である「セールス・オンデマンド株式会社」さんにお邪魔してきました。

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ルンバを開発した「アイロボット社」の概要

今年で創立25周年を迎えるアイロボット社。米・マサチューセッツ工科大(MIT)の人工知能(AI)研究所のメンバーによって1990年に設立、自律型人工知能ロボットの創造に特化したロボットメーカーです。

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ルンバ以外の代表作では、爆弾・地雷探査など、人間の代わりに危険な作業を担当し、911米同時多発テロの瓦礫や、東日本大震災で被害を受けた福島原発の瓦礫などでも活躍している「PackBot(パックボット)」などが有名。

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家庭用ロボットとしては、日本で発売されているのは床掃除の「ルンバ」と床拭き掃除の「ブラーバ」だけですが、本場・アメリカでは、雨どいやプール、ガレージを掃除したり、ウェットクリーニングできるロボットも発売されています。
プール付のお屋敷がまだまだ日本には少ないですし、コンパクトで多様な床素材の混在する日本の住居事情に一番フィットするのがルンバなのでしょう。

ルンバ史上最高のルンバ!「ルンバ980」が10月10日発売開始

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このタイミングでどうしてファンミーティングが開催されたかといえば、「ルンバ史上最高のルンバ!」と言われる新製品「ルンバ980」が10月10日に発売されるから。

ルンバを持っていない人はもちろん、既存ルンバユーザーも買い替えたくなるような、ルンバの歴史で一番大きな変革を遂げたという980の魅力を直接開発チームからプレゼンしていただきました。

ルンバ980の気になる新機能は次の通り。

ルンバ980の新機能

・「ビジュアルローカリゼーション」でルンバをナビゲーション
搭載のカメラとセンサーで、ルンバ自体がどこにいるのか、部屋のどこがまだ未清掃なのかを判断しながら、最短距離で家の隅々まで全部掃除する。

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カメラといっても、ペットカメラのように遠隔地から映像を確認するためのものではなく、家具や壁、障害物とルンバ自体との距離や部屋の間取りを立体的に把握するためのセンサーの一部です。

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従来のルンバの高さとフラットさを保つために、カメラは中に埋め込まれています。
厚みが増えてしまっては、これまでルンバが入れた家具の下や収納場所に入れなくなっては意味がないですもんね。

【ルンバ980の走行イメージ】(アイロボット公式動画)

やはり最大の進化はマッピング技術でしょうね。
これまでの人口知能も1つの箇所を複数回通り過ぎて完璧に掃除する機能でしたが、見ているとあちこち行ったり来たりで、時間がかかっているように思えました。
でも今回のナビゲーションはセンサーでマッピングしながら最短距離を効率的に割り出して、一筆書きのように無駄がない動きで掃除時間も短縮できそう。

・「自動充電&自動再開」で家全体を一気に清掃可能

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マッピングの恩恵はもう一つ。どこまで掃除したか、まだ掃除してないところはどこかを記憶できるため、途中で電池切れしても「自動充電」し、やりかけた場所から「自動再開」できるようになりました。これは便利。(・・ただ、この新機能を堪能するだけの豪邸に住んでないのが残念無念。くっ。)

・「AeroForce クリーニングシステム」の強化で吸引力は従来の最大10倍

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 モーターの強化で吸引力がアップ、ゴミ除去量は700シリーズの2倍。
「カーペットブースト」機能を使うと、カーペットやラグの上では自動的に吸引力を引き上げるので、従来の最大10倍にも。

一つのフロアにいろんな床材が混在するリビングなどの掃除には、特に威力を発揮しそうです。従来の掃除機でも「たたみ・床」「カーペット」等のボタンを細かく切り替えていたユーザーには待望の機能のはず。

・スマートフォンアプリでルンバを遠隔操作

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「iRobot HOMEアプリ」をインストールすると、ルンバの遠隔操作やスケジュール管理、清掃履歴の閲覧などができます。

外出先でも「急な来客が決まったから帰る前にルンバ動かそう!」とか「ギターしまうの忘れて出かけちゃったからルンバを止めなきゃ!」とか、スケジュールも思いのまま。

また、アプリを通してルンバのファームウェアが自動アップデートできるので、不具合の解消や機能追加のプログラムが常に更新できるのも画期的です。

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これなら、腰をかがめてルンバの「CLEAN」ボタンを押さずに済むぞ!・・・・ってそんなことで辛く思っている年配者は、スマホ使うかなぁ・・・という素朴な疑問はこの際置いておきましょうね。うん。

他にもいろいろあります!ルンバ980の小さな進化

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ささいなことですが、ルンバを持ち上げる取っ手が800シリーズから変わってます。
写真左が980、写真右が800シリーズ。800シリーズの取っ手は垂直に持ち上げられずバランスが悪かったんで、私は殆どルンバを抱きかかえてましたが、980の方が安定して持てました。

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赤外線ビームでルンバの進入禁止区域を作る「バーチャルウォール」。980のは細く可愛くなりました。
これまでの前方方向のビームだけでなく、自身の周り半径30センチの円状に侵入を防ぐ「ヘイロー」モードを新設。

ペットのエサ皿や、楽器、観葉植物など、ルンバの衝撃を防ぎたいもののそばに置けば 部屋の隅に移動させたり、他の部屋に避難させなくても済みます。

実は永久モニターになりました!ルンバ980がやってきた!

ルンバ870に何の不満もない、むしろ感謝すら覚えている私でも、980の魅力的な新機能の数々にイケナイ浮気心がちらほら。ごめんよ、ハナちゃん・・

実際問題、最新の800シリーズとは買い替えるほどの違いかと言われれば、そうでもないのですが、700シリーズ以下のルンバユーザーであれば、今までの利便性に絶大な効率&吸引力が加わって買い替えに値する機種なのではないかというのが第一印象でした。

そんなルンバ史上最強(価格も最強!12万越え!)「ルンバ980」が、いよいよ明日10月10日に発売されますが、実は今回のファンミーティング参加者はルンバ980の永久モニターとして、実機を頂けることになり、先日早くも自宅に到着しました。

今後はルンバ870との走行比較などをしながら、その最強の進化っぷりを体験レポートでアップしていきたいと思います。
掃除時間の違いは? ゴミ除去量2倍は本当か? スマホアプリの使い心地は?などなどなど、私も今から楽しみです。今後のルンバ購入の参考になれば幸いです。

⇒アイロボット公式Webサイト


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