前の記事:Canon EOS 7D Mark II実写レビュー(3)遊園地だから本気モードのカメラで
「今年の写真は今年のうちに」。
ギリギリでしたが、何とか本懐をとげることができそうです。(←やっつけとか言わない、ソコ)
今年も新発売のカメラを数種類モニターさせていただくことができましたが、モニター期間の一ヶ月、毎週末出かけることができた(出かけずにはいられなかった)カメラは、このEOS 7D Mark IIだけでした。
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私の大好物の撮影スポット3K「紅葉・公園・工場夜景」巡りはとても時間が足らず、どのスポットもじっくり一日かけて・・・というより、散歩がてら通りすがりの風景を撮影するだけでしたが、ただ高スペックのカメラを楽しむだけでなく、今まで自分が撮ってこなかったようなアングルやカラーや雰囲気など、いろんな写真のイメージが膨らんできて、毎週ただただ楽しかったです。
紅葉と秋の風景
工場夜景
公園散歩
音楽スタジオ
カメラ女子とEOS 7D Mark II
いつもミラーレス一眼をメインで使っている私は、久しぶりのまともな一眼レフカメラで、正直「でか!重っ!」と思いましたが、そんなこと吹っ飛ぶような魅力がEOS 7D Mark IIにはありました。大分前に「『一眼レフとミラーレス、どっちがいい?』という問いは「私と仕事どっちが大事?」と同じ」という記事でも書いたように、一眼レフの魅力は「苦労は買ってでもしろ」的な、なんともドM的な魔力です。
やっぱりミラーレスと一眼レフでは「越えられない何か」があるんだよなぁ。(もちろんレンズ含めて)
じゃぁこれ買いますか!と言われると、楽しかったがゆえにどんどん悩ましい問題がでてきました。
EOS 7D Mark II はセンサーサイズが「APS-C」だから、せっかく買うなら突き抜けてセンサーサイズがもっと大きく解像感がハンパない「フルサイズ一眼レフ」も使ってみたい!
いや、でも値段もその分「フルサイズ」だから、ボディにお金をかけるなら、いっそボディは節約して、いろんな焦点距離のレンズを揃えるか!
いやいやいや、そもそもカメラライフの質を高めるために、ストロボや三脚などのアクセサリーをまともにしなきゃ!
もうドツボというか、ショックはショックで埋めるしかないみたいなドM志向まっしぐら(笑)。
この先はもう「カメラ女子」とか性別の問題でも、本気か趣味かの選択でもないね。
撮ってみたい。
撮らなきゃいられない。
そんな衝動があるか、ないか。
久しぶりにそんなことを自問自答したくなったきっかけをくれたカメラ、
Canon EOS 7D Mark II。楽しかった。ありがとう。