今日の金環日食、見られましたか?
私はちょうど通勤途中で、金環の瞬間にバスを降り(たらしく?)、朝焼けのような不思議な空の色と暗さの中、周りのみんなが口をあんぐりあけて見上げていたので、なんか餌でもあげたほうがいいのか?と親鳥になったような、やばい異次元の世界に降り立ったような、シュールな瞬間を味わいました。
これはこれで、いい経験だったと(笑)。

私のブロガー仲間、カメラ好き仲間さんたちは、それはそれはとてもきれいな金環日食の写真・動画を撮影して、すごくうらやましかった!
私も撮りたかったー!せっかく「いいもの」借りていたのに!

以前もお借りしたことのある三脚メーカー・VANGUARD(バンガード)の最新三脚キット「VANGUARD ABEO323AV」。
動画用雲台 PH-114Vとアルミ三脚ABEO 323ATのセットです。
どっしりした重量級の三脚に、上下左右に滑らかに動く雲台があれば、微妙な天体の動きを追い続けられただろうに・・。

私にもう少し根性があったら、これを持って通勤前にお台場で「ガンダム&金環日食」なんつって、ミーハー題材にもチャレンジしたいところでしたが、これはデカいから、私が持つとこうだもの。

こう見えて、見た目のごつさの割には、結構軽いんです(3kg)が、いかんせん持ちにくい!
肩に担いでも周りの迷惑だし、小脇に抱えても二の腕がすぐプルプル来るし。
ちょーっと通勤向きじゃないんですね(笑)。

ま、ま、冗談はともかく、スケジュール的にも金環日食撮影には使えませんでしたが、この1か月間、ドライブに、散歩にとABEO323AVを連れて、いろんな風景を撮ってきましたので、ちょっとご紹介。

ABEO323AVの特徴は何と言っても、動画用に作られた雲台( PH-114V)。
カメラを左右に振る「パン」と、上下に振る「ティルト」がすぅぅーーーーっと音もなく滑らかに動く時の感動ときたら。
自分の腕は関係なく、ライブビューのぞきながらパンしてみるだけで、いやー!プロになった気分になりますね。
完全気のせいであるけどもね(笑)、「その気にさせるって機材」ってのも大事。


ティルト用のつまみとパン用のつまみの絞り具合で、動かせる速度(抵抗)が調整できます。すばやく駆け抜ける動物を追うのも、ひらひらとゆっくり移動する蝶の舞についていくのも、思うがまま。


水準器でちゃんと水平を取らないと、カメラをまっすぐ動かせません。


足を目いっぱい伸ばして、なおかつセンターポールをMAXまで上げると、最大長は190cmを超えるので、運動会などでベスポジ競争に負けた時も、最後列から十分狙えそうな高さですね。
ちなみに、そこまで伸ばされちゃうと私の場合シャッターボタンは押せませんが(笑)。

残念ながら、世紀の天体ショーは撮れませんでしたが、せめて高いところから景色を見渡す動画を撮ろうと、先日ドライブがてら近くの展望台へと行ってきました。
ここも最近「世界最高峰のプラネタリウム」が新設されて連日大盛況の川崎・生田緑地にある、枡形山展望台。


気温30度に迫るなか、ABEO323AVを担いで登る登る・・・


まだまだ登る・・・


やったー!頂上!に着いたら、また登る・・・。

そして、枡形山山頂展望台から見える景色がこちら。

機材がどんなに良くても、スムーズにカメラを振るには、かなり修行が必要ですね。
繊細に均等な力で押していかないスピードが一定にならないし、動かし始めと止める時もカクってなっちゃう!
何か、車のアクセル加減によく似ています。に、苦手なわけだな(-_-;)。精進しよう。

写真は、一瞬を切り取りるからこその鮮烈な記憶とインパクトを残せますが、動画は、その日その場所にたたずむ空気感も収められるものです。

VANGUARD ABEO323AVは、写真でも動画でも、その日の顔も、声も、風も、温度も、記憶を全部そのままカメラの中に詰め込めたいときに、連れていきたい三脚セットだと思いました。

このレビューで使用されている商品は東京カメラ部株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」が無償で貸与しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、東京カメラ部は掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)
(東京カメラ部株式会社 みんぽす運営事務局)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。