EPSONのプリンタ EP-805Aをモニターして早や3か月。写真印刷もし、年賀状も刷りあがって、次何しよっかなあと思ってた時に、思い出しました。大事なことを。EP-805Aの新機能「メールdeリモート印刷」です。

このプリンタモニター企画では、主催のエプソンさんとAMNのご厚意で、「家電女子.net」読者にも一台モニター権利をいただき、抽選の結果で、ブログ「mono-logue」のSAIKAさんにプリンタを送らせていただきました。

「私とリモート印刷を試してくださる方」と応募条件をつけたからには実行しないとね!

Epson Connect 「メールdeリモート印刷」とは?

「メールdeリモート印刷」とは、自分のカラリオプリンタからインターネットを通じて他のカラリオやメールなど、離れた場所へスキャンした写真や文書を送れる機能です。

ざっくり言えば、スキャンデータをJPGかPDFファイルとして保存→ネットで送信→その先にプリンタがあれば出しちゃえ!です。
この機能に対応したプリンタ同士なら、スキャンした写真を相手のプリンタに出力する、いわばカラーFAX状態ですね。

→EPSON対応機種、メールdeリモート印刷の詳細はこちらから

メールdeリモート印刷で何をするか?

今はメールやネットで情報も何でも送信・共有できるので、今更FAXのようなものがあっても、わざわざ何ができるのかな?と悩みました。で、思いつきました。

送信先のSAIKAさんといえば、元々CFディレクターで広告のプロ、今も大学で映像技術を教えている教授で、映像・デザインのセンス(およびオヤジギャグの・・w)の高さは私の憧れの巨匠です。

私もあとン十歳若かったらSAIKAゼミに通いたかった・・・。
それなら、この機会に疑似ゼミ体験しようかと!職権乱用です、うふふ(笑)。

Webデザインの校正・打ち合わせなどは、メールでファイルをやりとりしてもできますが、手書きイラストをささっと書いたり、急いでデザインを赤ペン添削してもらう時は、FAX、しかもカラーが手軽で便利ですよね。

というわけで、早速SAIKA先生に「デザイン見てもらえますか!」と相談したところ、「はいよー(´゚ω゚`)ノ☆」と快諾。


ちょうど、「家電女子.net」のFacebookページにはカバー写真がないので、いや、ないことに今回気づいてしまったので(←遅w!)、ちゃちゃーっとまずは叩き台を作成。一度印刷して、自分のイメージも手書きイラストで追加します。

送信には、相手先のプリンタに付与されているメールアドレスを、あらかじめ「Epson connect」のユーザーページに登録しておきます。
プリンタ側ではネット経由でその登録リストが取得できるので、送信時には登録名をタッチするだけ。まさにFAX!

それでは、いよいよ送信!
送る前に先生に「送りますー!」と連絡を取ったら、「待ってます( ̄ー ̄)、動画を撮って。」と。
オヌシも好きよのぉ・・・。もちろんワシも撮るぞよ。

キタキタキターー!キタコレ━━━(゚∀゚)━━━!!
真っ赤になって帰ってきたー!〇研ゼミの添削を思い出すわぁ。一気に学生気分になりました。
テストとか、Webになっちゃって〇×が瞬時にわかるより、やっぱり赤い丸がいっぱいついて「100点!」とか書かれてる答案用紙がいいよなぁ。

実際に送った原稿と、帰ってきた添削ファイルがこちら。
(※クリックで拡大します)

【デザインラフ原稿(送信前)】

【デザインラフ原稿(添削後)】

このアドバイスの数々が、フツーにメールで書いてあるのと、文字の勢いと流れ方まで見るのとでは、気持ちや温度の伝わり方が違うなぁと感じました。
デジタルメディアの打ち合わせながらも、やっぱり人と人とのやりとりは、意外にアナログな手法の方があうのかもしれませんね。

SAIKAさん、ご協力ありがとうございました。
いつか撮影、よろしくお願いしますw(←脱ぎませんよ?)

【要チェック】
ちなみに、この時の模様はSAIKAさんのブログ「mono-logue」でもレビューしてくださるようです!私の原稿がどのように届いていたのか、私も見るのが楽しみ(〃’▽’〃)wktk 。
【追記】SAIKAさんのブログ記事アップされましたー!
 ⇒EPSONプリンタ EP-805A のメール de リモート印刷

メールdeリモート印刷の使い道アレコレ

まず思い浮かべるのは、EPSONのWebサイトにも例としてあるように、
「孫の絵や写真を祖父母の家にあるカラリオで印刷。」など離れてる家族・親族・友達との交流です。
特に、デジタルでは送れない手書きのメッセージ・イラストなどがついてると、スキャンの意味もありますよね。

仕事なら、私がやったようなデザイン校正や書類の添削のやりとりの他、単純にコピー機のように、手元の資料を相手のプリンタへ出力して、テレビ会議とかでも離れた相手へ資料が配れそうです。

その他、各種サービス申し込みなど、書類に署名捺印が必要なものは、この機能を使って提出できれば便利!

ぶっちゃけ、「相手もカラリオ持ってないと使えないやんけ!」ってことなんですが、もし使いたい相手が思いついたら、クリスマスギフトとしてペアでどーですか(笑)?

プリンタって「パソコン周辺機器」というイメージが強かったんですが、そろそろコミュニケーションツールとしても独立した存在といってもいいのかもしれませんね。

【関連記事】
・EPSON プリンタ EP-805Aレビュー(1)~外観と初印刷
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・EPSON プリンタ EP-805Aレビュー(3)~Androidアプリ「スマホでカラリオ年賀2013」で年賀状を作成・印刷
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