私はカメラとガジェットだけで生きてると思ってるでしょう。
違うんですよ、(名前だけですが)家電女子ですからね。
女子らしい家電って何だろうと考えた時に、ほぼ毎日使うドライヤーだなと。
私は朝シャン派なので、ヘアスタイルが気持ちよく決まるかどうかでその日一日のモチベーションが決まります。
ドライヤーはただ髪を乾かせばいいってもんじゃないし、どれでも同じってことは絶対ない。
外泊時にいつもと違うドライヤーを使って、何度一喜一憂したことか。
同じ時間、同じようにブローしても、髪が爆発したり、髪がつるつるになったりと、その日の運命はドライヤーと共にあるといっても過言ではありません。
「マイナスイオン」とやらを出しときゃいい時代は今は昔。
気がつけば、ドライヤーからは「イオン」だけじゃなくて「いろんなもん」が出てるんですって、奥様。
その辺のアンテナが弱いから、いろいろ劣化してくるんだよな。。。
家電女子を名乗る割に女子力が恐ろしく低下している現状をどこから聞きつけたのか、美容業界ではサロン使用率70%を誇るTESCOM(テスコム)さんからお声がけいただき、話題のドライヤーを1か月モニターさせていただきました。
ドライヤーからコラーゲンですって?! 髪にも肌にも潤い与えるすごいヤツ
お借りしたのは「コラーゲンイオンヘアードライヤー TCD5100」。
テスコム独自の技術「ビューティーテクノロジーCPN」を搭載した新発想のドライヤーです。
名の通り、Collagen(コラーゲン)、Platinum(プラチナ)、Nano-sized mist(ナノサイズミスト)をドライヤーの風に乗せて放出し、髪や素肌を潤いで包み込みます。
従来のドライヤーでは、高性能のナノタイプですら水分は時間と共に減少してしまうところを、CPNドライヤーでは長時間キープでき、ヘアカラーの色落ちも遅らせることができます。
上部についているのがコラーゲン、プラチナの吹き出し口。
コラーゲン、プラチナのカートリッジは交換式で、1日30分使用なら約2年持つそうです。
(ドライヤーの技術進歩も早いので、あまり交換のことを考えずに使えそうですが・・・)
「ナノサイズミストスイッチ」をONにすると、空気中の水分をイオン化しミストを発生、青く光ります。
コラーゲンって、食べたり飲んだり肌に塗ったり、主に体の内部から細胞にアクセスしてきれいにするイメージが強いけど、思えば髪の毛も同じ体から作り出される細胞の一部だもんなぁ。
だから、このドライヤーは髪はもちろん素肌にも冷風を充てることでこの3成分全部盛りのトータルケアができる優れものなのです。
操作インターフェースはグリップの切り替えスイッチ式。
風量調整と温度調整が分かれて、組み合わせ自由ということは、冷風でも風量調節ができるということ。これがありそうでなかなかない。
ただ、私は温風・冷風を小刻みに切り替えながらブローするので、願わくばグリップ付け根にHOT/COOLボタン(押している時のみ切り替え)も追加で欲しかった。
この本体の重さや大きさだと、小さな私の手だといちいち持ち替えないとつらい。
付属のアタッチメントとしては、髪の毛の乾かしすぎを防ぐモイスチャーフード(TOP写真で装着されているもの)の他、ヘアブロー時にピンポイントで風を当てる集風フードと、ウェーブパーマを崩さず風を拡散させながらふんわり乾かすディフューザーが同梱されています。
ちなみに、ディフューザーを最初に見た時、「頭皮マッサージ気持ちよさそう」とか思う位はオヤジ脳ですが、何か?
CPNドライヤーを1ヵ月使ってみた素直な感想
ガチで正直に言いますが。
ファーストインプレッションは、確かにしっとりまとまるし、髪も広がらない。まぁまぁいい感じかな。でも私が普段使っているドライヤーも、一応テスコムと同じように「ヘアサロン御用達」と言われている高級ドライヤーの部類なので、ぶっちゃけ「あまり変わらない、かも」でした。・・・最初は。
気がつけばつい髪にさわりたくなってしまう
違いに気づいたのは3日目あたりから。
洗髪直後のブロー時ではなくて、一日仕事して、洗面室で髪を整えている時。
いつもと指どおりが違う。全然違う。髪をブラシでとかすほど、程よい皮脂が天然のオイルにもなって艶も出るし、つい触りたくなってしまう髪になってくるのです。
潤いが長時間キープするってこういう事?
定期的にストレートパーマをかけないと始末におえなくなる強いうねりがある髪質でしたが、洗う度にだんだんクセが出なくなってきました。
いつものドライヤーとCPNドライヤーと比較すると、いつものドライヤーは使用直後をピークにだんだん髪に元気がなくなっていく感じに対し、CPNドライヤーはどんどん上り調子になっていく感じ?
何なら次の日の寝癖もあまり気にならないので、寝坊してもちょっとブラッシングするだけですぐに出勤できるのは非常に助かります。
暑い夏は冷風を浴びてスキンケアもできるとか一石二鳥か
私のドライヤーもスキンケアできるはずなんですが、「冷風をお肌に当てればリフトアップ!」とかキャッチコピーがあるだけで、取説に具体的な使い方がないので、やみくもに当てても効果は実感できず使わなくなりました。
このCPNドライヤーは「SKINモード」(ナノサイズミストONで、風量「SET」/COOL状態を指す)があり、洗顔後に顔から20cm離して、左右に振りながら1分間当てるだけ。簡単。
さすがにスキンケアの効果はもう少し長期で観察しないと実感がないのが現状。
冷風を顔に当てると逆に乾燥して突っ張ってきそうで心配だったけど、軽くスキンケアしておけば気にならず、顔がサラサラになる感じ。
何よりお風呂上りの火照りが消え、汗も引くので、これからの季節絶対気持ちいい。
特に朝シャワー後は汗が止まらずに化粧するのも一苦労なので、これがあったら楽だわぁ・・って、来週返すんだった・・・orz 。くそが!(アンナチュラルの中堂さん風
細かすぎて伝わりにくいけど地味に好きな点
最後に、ドライヤー的スペックとは関係ないけど、私が「ここ好き」と思った点が2つ。
1)ラク抜きプラグが地味にラク
ウチの洗面台のコンセント、ちょっと高い所にあって若干固くて抜けにくいので、これ押すだけで抜けるとか鬼便利です。抜け方が気持ちよすぎて無意味に抜き差ししたこと数回。
テスコムのドライヤーって、コレの搭載が増えてますが、
2)半端な折り曲げだと思いきや地味に役立つ
何となくドライヤーって、収納する時にぴったり二つ折りにしてコードぐるぐる巻きません?
でもこれ、「これ以上いかないやんけ!しまいにくっ!」と一瞬憤りを感じる隙間で止まるんです。
でも、ふと閃いて、そのまま持って頭のてっぺんをドライヤーで当ててみたら・・、腕がマジで楽!
今までこんな真下に向けて風当てられなかったんじゃないかな。
真後ろの後頭部も同じ。これまでは余計に肩を回して腕を上げて当てなきゃいけなかった角度が、こうやって持つと、あまり肩を上げなくてもいいんだね!
あれ、ちょっと待った。これってもしかして常識なのかな((((;゚Д゚))))?
まさか知らなかったの私だけ?
でも、ぴったり折れ曲がるドライヤーだと、指が入る隙間だけ戻してもぐらぐらしそうだし、何ならこれ位清々しく開いていた方が使いやすそうだよね。完全後付けだけど(笑)。
テスコムのドライヤー、爆風速乾で話題の「Nobby(ノビー)by TESCOM」位しか知らなかったけど、今回、髪と肌をトータルケアできるお得なCPNドライヤーを知ることができて良かったです。
これでまた女子力が+1上がった気がした(気のせい
(5/19追記:TBS「がっちりマンデー」にNobbyが取り上げられてましたね!きてるな、TESCOM)