※追記:2019年現在はUSB Type-C対応の後継商品が販売されています。
皆さん、お久しぶりです。
今年は私、当たり年なんでしょうか?
先月、数年ぶりにインフルエンザにかかり、重要な仕事やイベント、健康診断まですべてすっとばし、心とカラダのバランスを立て直すのにもたついていたら、あっという間に1ヶ月。
そろそろ再始動しなくてはと思っていたところ、星野源のLIVEチケットが当選!
マジデスカ(((;゚д゚))) ・・・当たってしまった!
これでプラマイ・・・ゼロに、できるかどうかは私次第ですよね。
また新たな気持ちで頑張ります。
さて、さくっと通常営業に戻しますよ。
久しぶりに大好物のガジェットのお話し。
PCもCDプレーヤーもない人がCDを聴くには?
音楽好き夫婦の我が家に3000枚のCDコレクションがあったのも今は昔。
家でゆっくり聴く時間も取れず、音楽配信の楽さにも勝てず、我が家からCDプレーヤーが消滅してからもう数年経ちました。
それでも、好きなアーティストの新譜が出るとついCDを買いたい衝動に駆られるんですよね。それに、「これいいよ!」って友達にオススメして貸してあげたりできるじゃないですか。
そうしたら、ついに「聴きたいけどPCもプレーヤーも持っていない」世代が現れましたよ。
あぁぁ、そうね。日常生活やネットサーフィンはスマホかタブレットで事足りる時代だもんね。
そういう人達にもモバイル経由で気軽にCDを楽しめるポータブルプレーヤー、
「Logitec LDRW-CDPLABK」が昨年12月に発売されました。
この度ご縁あって機材提供いただきましたので、早速試してみました。
この記事はWillVii株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」が行うブログレビュー企画に参加して書いています。
本企画への参加及び記事掲載は無報酬ですが、商品の提供を受けています。また、この文章の掲載以外、メーカーから記事の内容に対する関与は受けていません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)
CDサイズと軽いボディで携帯にも便利
プレーヤーの大きさは市販のCDジャケットとほぼ同じ位。また、軽くてスマホと一緒に持ち歩いても何の苦もありません。
・・・というか、持ち歩く機会はそんなにないかもしれなけど、PCとつなげば外付けDVDドライブにもなるので、ノートPCのアクセサリー用途でも使いやすいかも。
端子はAC電源とUSB端子のみ。PCとつなぐ時には電源はUSB供給なのでケーブル1本で接続できます。
多機能アプリで「録る・聴く・CD作成」
使い方はいたってシンプル。
専用アプリ「Logitec CD Ripper」をインストールした(対応した)Androidデバイス(スマホ・タブレット)にプレーヤーをつなぐとアプリが自動起動し、表示されたメニューを選択します。
【出来ること】
・録音モード:CDから音楽を取り込む
・音楽CDの作成:モバイルに入っている好きな曲を集めて音楽CDを作成
(作成に使えるのは、mp4、FLAC形式のファイルのみ)
(私のスマホに入っている大部分はmp3でダメ 。対応形式の今後の追加に期待)
・CDプレーヤー:スマホに音楽を取り込まず、スマホ経由で直接CDを再生する
モバイルがネットにつながっていれば、CDのアルバム情報は自動で取り込まれます。(オフラインの場合は「不明なアーティスト」として入力される)
「CDプレーヤー」機能は、スマホの容量を食いたくない時や、雑誌付録などのCDを取り込むまでもなくちょっと聴いてみる時などにも便利。
この場合、イヤホンで聴くとケーブルがつながりすぎてウザいし、身動きが取れなくなるので、Bluetooth連携のワイヤレススピーカーがあるといいですね。
音質設定レベルの違いやCDとの音を聴き比べてみた
取り込みや再生は実に簡単で、直感的に操作できます。
では、肝心の音質はどうだろう?
取り込みレベルは「サイズは小さいけど音質は下がる」から「サイズはデカいがCD音質」まで5段階で、初期値は下から2番目の通常音質です。
取り込みスピードは1時間程度のアルバムが5分(通常音質)で取り込めるので、待つストレスもほとんどありません。
同じ曲で、「ロスレス」「通常音質」「容量重視」の3種を聴き比べてみましたが、素人の私の耳には大した違いは聞き取れず、通勤電車の中で聴くとかなら通常音質でも十分音楽を堪能できます。
静かな環境でイヤホンで注意深く聴けば、若干「容量重視」の奥行きのなさや、「ロスレス」の高音域ののびやかさが聴き分けられたような気がしますが、あくまで「気がする」レベル。
ちなみに、「CDプレーヤー」で聴いた場合と、CD音質(のはずの)「ロスレス」では・・・「ロスレス」(FLACファイル)の方が深い音になったのは、Logitecアプリで鳴らすのと、スマホ純正(私のXperiaの場合)のオーディオ設定が違うからかもしれません。そこはさすがのSONYやからね!
LDRW-CDPLABK 使用感まとめ
今回モニターした「LDRW-CDPLABK」は、操作方法は簡単、音もOK。
あとは、電源周りがちょっとアダプタやケーブルが邪魔だったりするので、充電式が出てくるといいのになと思いました。
PCとの用途では、メディアドライブがないノートPCを持ってる人はデータ読み込みやソフトインストールだけでなく、映画や音楽DVDの再生用としても便利そうです。
これ、なんと5000円しないんですね。
コスパよすぎか!今時のPC周辺機器て安いんだなぁ。
CDでどっぷり音楽につかった世代の私としては、今のCD不況やメディアとしての衰退は、ちょっと悲しい。
でもそれはアンチ音楽配信ではなくて、手に取る楽しさやCDにしかつかないリーフレットやライナーノーツを楽しむという文化も残してほしいということでもあるので、配信だけでなくこうして気軽にCDを楽しめる選択肢が増えるのは嬉しい限りです。
※追記:2019年現在はUSB Type-C対応の後継商品が販売されています。
⇒Logitec ポータブルCDプレーヤー「LDRW-CDPLABK」商品詳細