2月に入り立春も過ぎましたが、春を迎えるどころか、まだまだ日々の寒暖差はめまぐるしく変化し、体温調節も大変な日々が続いています。
インフルエンザも蔓延している中、防御策として先日レビューしたダイソン加湿器「Dyson Hygienic Mist 」は毎日大活躍中です。
ものすごい勢いでミスト噴出しているので、相当乾いているんでしょうね。
何故こんなにも乾いているのか・・・。それは暖房のかけ過ぎに他なりません。
夜になると我が家はしんしんと底冷えしてくるので、灯油ファンヒーターは必須。リビングにいる時はその前から殆ど動かず、家事もせず、かといってブログすら書かない、ぐーたら乾燥化石主婦の一丁上がりです。
そこで登場するのが、ダイソン生活第2弾アイテムのファンヒーター「Hot&Cool AM09」。温風/冷風両方出せるので、一年中使えます。
これも加湿器同様、この冬からモニター利用させていただいているのですが、 これがまた小さいのにいい仕事をする可愛い子でした。
このカタチ、そう、もちろんダイソンの代名詞「Air Multiplier(エアマルチプライアー)」テクノロジーの空調家電。
空気は楕円に沿った溝から気流を発生させて一定方向へと飛ばされます。
ただ吹き出すだけでなく、周囲の空気を巻き込むことによって、方向や風量などを調節でき、広い角度で温めたり、遠くまで風を届けたりと変化にとんだ空調を送ることができるのです。
我が家に増殖している、この楕円(笑)。
加湿器「Hygienic Mist MF01」と並べると、「Hot&Cool」はとてもコンパクトで、しかも軽い。加湿器は水も入っていて重いので、ウチでは寝室とリビングの境界線あたりに置いて、人間がいる場所に向かって向きを変える程度の据え置きにしてありますが、「Hot&Cool」はひょいと片手で持ち運べるので、コンセントがあるところならどこでも移動させたくなります。
「Hot&Cool」の威力とその使い道
「Hot&Cool」の使い方は実にシンプル。
基本的には、温風か冷風を選んで希望温度・風量を調節をするだけ。
それにプラスして、首ふりのON/OFF、スリープタイマー、送風の種類(フォーカス/ワイド)モード選択が設定できます。
実際の動きをスマホで簡単に動画にまとめてみました。
初使用のファーストインプレッションは「じんわり」
電源を入れると、しばらくは涼しい風が吹くウォームアップ運転を経て、温風モードに切り替わります。初回起動時には室温より3度高い温度に自動設定されるそうなので、「20度」と出たウチのパソコン部屋は17度だったのね。
極寒の地でもない代わり、しばらくいると足元がしんしん冷えてきます。
最初の印象は、「やわらかい風」。
いつも使っていた灯油ファンヒーターに比べると速暖でもないし、パワーもかなわないけど、じわーーーと温かい。オイルファンヒーターのような感覚に近いかも。
足元にここまで近づけても全く熱くないし、むしろ気持ちいい!
ピンポイントで当たっているところだけが温まるのかなと思っていたんだけど、1時間ほど経つと、体全体がほんわかしてきて、部屋全体が温まっていなくても充分過ごしやすいです。
また、送風モードとして、正面にまっすぐピンポイントで遠くまで飛ぶ「フォーカスモード」と、正面から扇形に広い角度で広がる「ワイドモード」の2種類があるんですが、自分の後ろから「ワイドモード」で動かすと、自分に直接当たらずに、両側から包まれるような風が吹いているようで、心地よくてオススメです。
そもそも灯油ファンヒーターだと温まりすぎて頭もボーッとしてくるし、空気が乾燥しすぎていたのかもしれない。あの強力な熱量は麻薬のようなもので、一度当たっちゃうとその前を離れられなくなるんだけど(他の場所が寒く感じる)、この「Hot&Cool」のじんわり感が丁度いい感じでした。
絶妙なコンパクトさで使用場所を選ばない
ボディは高さ60cm弱ととてもコンパクトで、小脇にひょいと抱えられる位軽い。
部屋全体はエアコンや灯油ファンヒーターで温めていても、キッチンや脱衣所など、暖房が行きわたらない寒いスポットに持ち運んで、足元とか背中とか冷えた箇所をピンポイントで温めたいです。
上下の角度は手動で変えられますが、左右の首ふりのように、運転時に自動で動くわけではありません。
私は末端冷え症なので、少し下向にしてパソコン机の下から足元を温めてみたら、なんか足湯的な幸せ感が訪れました。
稼働音は風量5以下なら気にならない
「風の音がうるさい」という口コミもよく見ますが、これは風量次第です。
風量は1~10の10段階で設定できますが、5以下ならテレビの音も邪魔しないし、パソコンの近くで使っていたら、むしろパソコンのファンの方がうるさい位。
また「ワイドモード 」の方がちょっと音が大きいので、風量5でも寝室など静かな場所だとちょっと気になることも。
それでも、前バージョンのAM05より75%静音化を実現したそうなので、昔のイメージを引きづって躊躇している人は一度家電量販店で聴いてみた方がいいと思います。
きっと冬の間は私が動くところ、どこでも連れて行き、稼働時間がかなり長くなると思うので、電気代が気になるところですが、もう少し使い続けて次の電気料金をチェックしてみたいと思います。
また、灯油ファンヒーターは春になって灯油を使い切ればもう次のシーズンまで使わないので、寒の戻りがあっても耐え忍ぶしかないのですが、これが1年中出ていれば、季節問わず寒くなった時や暑くなった時にもすぐに対応できるので、めっちゃ便利な生活になりそうです。
夏も今までデカイ扇風機が邪魔だったから、 これで灼熱のキッチンやパソコン部屋にクールな風を送れるのが今から待ち遠しい!
⇒ダイソン公式オンラインストア
(直販限定モデルもあります)