代官山T-SITE にあるシャレオツなカメラ専門店「北村写真機店」が、惜しまれつつ3月17日に閉店するというので、ある晴れた日に散歩がてらお買い物。
最終セールではフィルムや写真集、ストラップなどのグッズだけでなく、レンズすら50%OFFもあるありえへん割引中。最終日の明日にはもう何もなくなって、ファンの涙だけが残る、そんな気がします。
寂しいので、明日また行ってみようかな。
で、それだけで帰るのも何なので、蔦屋書店2Fのラウンジ「Anjin」でランチ。
カニの餡掛けがいい香りの和風オムライス、美味し。
カメラオーラと炭水化物を摂取したら、これはもう歩くしかないでしょう。
一度歩いてみたかった、東急東横線・渋谷-代官山の旧線路跡地。
6年前、地下鉄副都心線と直通になり、一晩での地上線路から地下化の線路切り替え大工事、胸熱でしたなぁ・・・
代官山駅横の「LOG ROAD 代官山」を抜けていざ渋谷へ。
煙突でかっ!こんな都会の街中に清掃工場があるなんて初めて知りました。
いつも混雑している電車乗って通り過ぎるだけで、車窓の外眺めてないからなぁ・・。
JR線路を渡る歩道橋は空へ登っていくよう。
煙突を真下から見上げると圧巻です。
この歩道橋、山手線の通過を見ながら都バス車庫も見渡せる、乗り物ヲタにはパラダイスですぜ。
車庫を通過したら、渋谷川沿いに左折。
元の線路カーブに沿った跡地には複合施設「渋谷ブリッジ」が2棟並びます。
柱にある番号は、旧軌道を支えてきた高架橋を渋谷側から数えた番号。
線路幅の細長い跡地にホテル、オフィス、保育所、ショップなどの複合施設があり、これからは人の流れも徐々に増えていきそう。待ち合わせに柱番号指定とかするのかな。
電車が通らなくなると、今まで隠れていた建物の裏や、歩かないと気が付かなかった景色が見えてきます。
影に積まれたビールケースに日があたって可愛いレゴブロックに見えたり。
壁が心配になるくらいの室外機銀座に萌えたり。
踊り場のタオルが妙にカラフルで。
本当は落書きいけないんだけど・・・やっぱりちょっと味がある。
キレイに新設されたものより、解体資材をそのままに残したり、歴史がわかる柱の方が味がありますね。
渋谷駅手前には去年オープンした商業施設「渋谷ストリーム」。ここから新しい文化と流行が発信されていくんでしょうか。
渋谷駅周辺一帯は、まさに今「大スクラップ&ビルド」!
通るたびに歩道橋の歩行可能ルートが変わり、どんどん新しい道ができていく。
旧東急渋谷駅に立つ!
2020にはどんな景色が見えるのか。
東急百貨店に突き刺さっている東京メトロ銀座線渋谷駅ホームの大移動。
地下鉄だけど宙に浮きますよ。
重機、鉄萌え属性にとって、この工事でご飯何倍もいけますな。なんなら終わらないでほしい。
再開発プロジェクトが落ち着く2027年まで、毎日変わり続ける、私は毎日通り続ける(地下を)渋谷に今日も日が落ちる。
たまには上を見て歩かなきゃね。