金曜の夜、会社帰りの表参道、こじゃれたオトナ家電のお店で・・・と来たら、ブツ撮りでしょう?(←何かが違w
THE 家電女子のウィークエンド。
青山通りにあるダイソン表参道ショールームで、先週の金曜日「光と戯れる Jake Dyson Light 撮影体験」というレアイベントに参加してきました。
講師はブログでも動画でも大変お世話になっている大師匠、駿河台大学の斎賀和彦教授。(blog: mono-logue)
安心してください、小指立ってますよ。
Jake Dyson Light は、縦横軸をクロスしたシンプルな十字架型のインテリアライトで、高精度の調光機能や常にLEDを冷却するヒートパイプテクノロジーで熱くならず、何と37年も明るさを保つという、機能面も(価格面も)ハイグレード。
それを使ったインテリアコーディネートではなく、「ブツ撮り」のワークショップって、何ともゴージャスというか、無謀というか、でもやってみたら、超絶便利だったという爽やかな敗北感でした。
そういう手があるのか・・・。恐るべし、ダイソン。恐るべしマスターSAIKA。
このライトを雑貨のブツ撮りに使う一番のメリットは、灯りの高さと方向を簡単に微調整できること。
縦・横・水平回転とXYZ軸座標を指一本で軽く動かせるので、片手でカメラを構えていたとしても、もう片手でライトを少しずつ動かし、ハイライトを当てたい位置を自由に変えることができます。
LEDが熱くならないので、ディフューザー代わりにティッシュで軽く覆うのもOK。(このまま数時間放置はさすがにダメだろうけど、撮影の間だけなら大丈夫)
ライトのスイッチを長押しすることで、段階的に光の強さをコントロールすることもできますが、8連の電球を1つ2つ・・とか部分的に隠したりして、光の当たる箇所や強さをピンポイントにコントロールするのも面白いと教えていただきました。
実際の撮影風景はこんな感じ。
一緒にワークショップを受けた伊藤浩一さん(blog: 伊藤浩一のWindows Phone応援団)にモデルになってもらいました。伊藤さんのレンズの先の風景はこちらの記事から。
本来の撮影用のスタジオライトの方が明るく、撮影に特化したアクセサリーもついていますが、Dyson Lightのように3軸方向に微調整できることがこんなに撮影しやすいものとは思いませんでした。
続いて私もチャレンジ。
8連LEDをわざとレンズに映しこませても面白いし、この8連の影も楽しむのもいい。
上から、横から、光の方向を変えることで、被写体の色も影の色も変わってくるので、いろんな雰囲気を演出することができます。
やはりDysonショップなのだから、最新dyson製品「360eye」も写さねば。あぁ、欲しい・・。 dyson製品のフォルムはどれも影のコントラストがカッコいいので、こういう「光と戯れる」写真は本当に楽しめますね。
光を真上・15cm位まで近づけてロゴを飛ばし気味に強く当てると、ピンクのサークルと影が印象的な一枚に。掃除機のカタログ写真にはならないけど、何となく絵になるオブジェ。
唯一、垂直回転はできないので斜めから光を当てることはできませんが、そこはもうブツを浮かせるか、ライトを傾けるかのアナログ回避法で充分。
「沢田研二のマイクアクションのように・・・・」と言う先生に、「今の時代は”三代目 J Soul Brothers”とかでしょう・・・」と一瞬よぎったものの、参加者の年齢を見て、「ごもっとも(-_-)」と無言で聞き流し、ワークショップは終了しました。
Jake Dyson Light とためになるレッスンで、一瞬ブツ撮りが楽しく上手く感じた夜でした。
ライティング、大事ですね。