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「Botvac 85がある生活」慣れてきた今日この頃、あまりルンバのハナちゃんに構わないもの怒られるので、Botvac 85 との違いをいろいろ検証してみました。
ルンバ870とBotvac 85(以下 ルンバとBotvac)は 定価がほぼ同じの競合機種。今後ロボット掃除機の導入を考えている人の参考になれば幸いです。
Botvac 85 vs ルンバ870 の違い(ボディ編)
ボディの形とパーツ
ルンバはロボット掃除機の王道の円形、Botvac は特徴的なDシェイプで、写真上方向に進みます。丸い面は、家具の足や変形柱など、障害物に当たった時にするっと回避できたり、どんな方向でもすぐに行けるという利点がある反面、やはり部屋の角には届かないという弱点も。
この利点と弱点を上手く組み合わせたのがBotvacの形。やはり直線的な壁を際までぴったり沿って掃除していく姿は見ていてスッキリします。
ボディ背面構造
吸込み口の違いが特徴的。Botvac は先頭の直線面全体に吸い込み口があり、右は壁まで数ミリまで寄れます。これはウチのキャニスター掃除機のノズルよりも寄れることがわかった!すごいな。
ルンバはボディど真ん中にあるので、直上を通るゴミはそのまま、そこ以外は回転ブラシで隅のゴミをかき寄せて吸込みます。 ルンバはバックしたり、いろんな方向から何回も侵入するので、真ん中にあるのが一番効率的なのでしょう。
ブラシの種類と機能
ルンバのブラシはかきだすのではなく、ハイパワーモーターが生み出す気流で、ゴミを浮きあがせる独自のシステム。髪の毛やペットの毛も絡まりにくく、メンテナンスしやすいですね。
Botvac 85のコンボブラシはシリコンとブラシ併用でゴミをかきだしたり集めたり、いろんな床のタイプに対応します。ちなみに、セットでついている「シリコンブラシ」は髪の毛が絡みにくくていいんですが、毛足の長いカーペットでは静かでもフローリングで爆音がしますのでご注意を。Botvac 75 だとコンボブラシはオプションなので、最初からBotvac 85買った方がお得かも。
かきこみサイドブラシの役割
サイドブラシの長さがまるで違う!役割が違うからですね。ルンバは角や隅まで吸い込み口が入れない分、長くしなやかなブラシが回転して吸込み口までゴミを送ります。ただ、超激務なので、早めの交換が必要です。
Botvacは吸込み口が際までいけるため、最後の数ミリ分をサイドブラシでカバーすればいいので、超コンパクトで、そんなにすぐに消耗しなさそう。オプション品の買い替えは意外にじわじわ来るので、少ないに越したことはないですね。
ダストボックス容量とごみの捨てやすさ
ダストボックスの容量はどっちも毎日掃除しても1~2週間は軽くいけます。吸引力維持のために掃除毎のフィルター掃除を推奨・・とは取説に書いてあるものの、吸引力が落ちたかどうかなんてそれ位じゃ実感しないから、ゴミ捨てるタイミングでいいんじゃないかな(笑)。
ゴミの捨てやすさはルンバの圧勝。ダストボックスを開けてゴミ箱に向けるとすっとゴミが出せます。Botvacはフィルターが高性能すぎるのか、そこに全部が固まってくっついていて落ちない!自慢の大容量ダストボックスには、全く入ってない的な(笑)。
でも、Botvacはダストボックスを空けると「掃除してくれてありがとう」って言ってくれるのがキュンとくるぅ♪
この他にも、何をやるべきか、何でエラーになっているかなどが表示されるので、Botvacは年代問わず安心して使いやすいと思いました。
次の記事では、Botvac とルンバの掃除の仕方を比較しながら、自分はどのタイプを選んだらいいのかを考えて、Botvac 85レビューのまとめとします。
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