毎年恒例の東京マラソン観戦に今年も出かけてきました!
見に行くたびにランナーの一生懸命さと観客の温かさに魅了されて、「いつか出たいな」(ダンナがなw)と言っていたので、今回実は旦那さんが参加エントリーしたんですが、見事落選。
やっぱり今年もお気楽観戦かなと思いきや、知人が二人も出るというので、沿道の応援も熱が入ります。
最初の観戦場所は10km地点の日比谷公園前。品川へ行くのと折り返して銀座に向かうのと両方見られるので、毎年スタート地点はここなのです。
いやぁ、今日は寒い!!そして風強っっ!
どの位かって、ほんの「反対側の大きな段ボールのゴミ箱が4車線+中央分離帯を越えてこっちまでノーバウンドで飛んでくる」位ですわ。
「ざけんじゃねーぞ、( ゚Д゚)ゴルァ!!」レベルで寒かった!
日も当たらない場所で待つこと30分、ようやく関係車両が見えてきてトップランナーの登場です。
まずは車いすランナー。手だけでこのスピードで42.195kmって・・・すごい。
そして男子トップ集団。ケニア勢に続いて、日本人選手も続々。
箱根&ニューイヤー駅伝マニアには嬉しすぎるスター選手も沢山出場しています。
ペースメーカーだってあの駒大の宇賀地さん(写真中央)ですよ。贅沢だw
今レースを最後に第一線を退く、日本人女子トップの尾崎好美さん。
「引退」ではなく走ることはやめないそうなので、またどこかで姿を見られるのでしょうか。
そしてもちろん芸能人TOPはこの方・猫ひろしさん。
ちっちゃいのに目立つし、やっぱ早いな。
一般ランナーも一気に増えて民族大移動状態に。
友達を探すために、ゼッケン番号を入力すると地図に現在地が表示されるというサイト「応援ナビ」にアクセス・・・つながらないやないかーーーーい(*`д´)!
ナビなしでこの大群衆で一瞬にして友達のゼッケン番号を認識し、写真を撮り、「ガンバレ!」と声をかけ、なおかつ向こうからも手を振ってもらうというミッション・・・・無理ゲーでした!スミマセンスミマセン!
でも、奇跡一発!まさかの動体視力で、ブロガー仲間で出場しているかん吉さんのゼッケン番号を通り過ぎる寸前に見つけ、一瞬で名前を呼ぶもあっという間にスルー。「がんば・・・れぇ・・・(;_:)」と背中に手を振りました。スピードランナーだからしょうがないよね。
もう一人の友達はもう影も形もなく(というか全く見つけられず)時は過ぎていきました。
それはともかく、周りでは沿道とランナーとのふれあいは進行中。
知らない人同士とか関係なくハイタッチの嵐で、着ぐるみで走るランナーには、「バットマンがんばれー!」「トマト行けー!」「くまもーーーん!」とか呼びかけると、笑顔で手を振ってくれました。さすが人気キャラさん達です。
TOP選手が品川で折り返して返ってくると沿道とランナーが一斉に大歓声!
ランナー達も走りながら観戦中なんですね。お祭りムードは急上昇。
ランナーからお礼されちゃってます(笑)。
これ、二人で同じペースで走らなきゃいけないから大変そうだったけど、FINISH地点で見かけた時も見事にこのままでゴールしてました。
このままでは終われないと、38キロ地点過ぎの豊洲駅前交差点へ移動。
日比谷で見つけられなかった友達を待ち構えてリベンジだ!
「応援ナビ」は相変わらず機能しないので、途中経過速報がわかる「ランナーアップデート」で35km地点の通過タイムを調べ、それまでのラップタイムから予想通過タイムを割り出して、いざ動体視力勝負!
そして、ついに発見!いたいたーーーーーー!
「おーい!!ガンバレーー!」と名前を呼んだら、すぐに気が付いてくれて、両手を振って応えてくれました。
「もう疲れたよぅ( ´Д⊂・・・」と泣き言を言っていたので、アゴで「行け!」とうながしましたが(笑)。
でも顔は楽しくて仕方ない感じだだったし、ちょっとだけうらやましかったな。
ちなみに件の かん吉さんもその数十分前に無事通過を確認。終盤なのにものすごいスピードと形相で通り過ぎていきましたが、後で記録速報を見たら、最後の8kmで一番早いペースを叩きだしてたんですね。さすが貫録のサブフォーゴール、おめでとうございます!
これでミッションは終了、のはずでしたが、やっぱりゴール地点を見なければ私の東京マラソンもフィニッシュできないということで、ゆりかもめで東京ビックサイトのFINISHゲートへ。
みんな「有明駅」で降りていきましたが、ここは最寄駅ながら実はFINISH地点方向の歩道は通行止めなので、次の「国際展示場正門前」で降りるのが正解。私達は例年の経験上学習済み。交通規制は車だけではないのです。
来年以降の観戦は是非事前調査は念入りに。
FINISH前の最後の直線200m。コースの上を通って逆サイドで観戦できるエリアができた模様。これまで片側だけの観戦スタンドで激混みだったからね。
後ろには東京スカイツリーが見える。あのあたりの浅草からこっちまで走ってきてるんだと思うと、それだけでも尊敬します。
そして振り返ってゴールに向かうとその奥には東京ゲートブリッジ。まさに新しい時代の東京マラソンを象徴する風景ですね。この景色で2020年も・・・・と期待。
ゲートをくぐるランナーたちはみんな両手を広げ、歓喜の声を上げてFINISH!
それぞれの想いを乗せた42.195km、例えここのFINISHゲートにたどりつけなかった人でも、走った経験は必ず意味があるはず。
私もここに来て、ランナーとしてじゃなくても知人たちと共に東京を駆け抜けた一体感はたっぷり味わえたので、最高の東京マラソンでした。
ウチの旦那さんも「誰か知り合いが走ってるって思うだけで、こんなに楽しいもんなんだなあ」としみじみ。
だから、是非いつか当選して走ってほしいー!
私もタブレットとアプリとメトロとこの足を駆使して、最高の追跡劇を演じてみせますから!