可愛いと思ったポイントはどこなのか?が大切

CP+に行っちゃったもんだから、また撮りたい妄想がもんもん増えすぎて、
スイーツ撮影会のポイントが忘れそう忘れそう。
というわけで、引き続きLesson2へ。(→Lesson1はこちら)

【Lesson 2】一番気になるポイントを大胆にアップにする!

同じ被写体を撮っていても、人によって、気分によって撮るアングルは様々。

写真にはキレイに見える構図とか光の加減とか、いわゆる教則本で書かれている「お約束ごと」が多く、勉強し始めはそんなことを常にブツブツ言いながら撮影していましたが、本当はそれは後からついてくるもんなのかもしれません。
だって、料理写真なんて、出てきた瞬間が料理の命。そんなこと考えながら撮ってたら冷めちゃうよー。
(どの口がそれをいう!ガジェ女・・・(笑)。数々の修羅場は料理の味など二の次三の次だったくせにw)

というわけで、手っ取り早く「いい写真」を撮るには、「美味しそう~♪」「可愛い~!」と思ったポイントを強調すること。
自分がその料理を選んだのはなぜ?イチゴが好きだから。→イチゴを強調。
可愛いと思ったのは?→透明なジュレの中のフルーツ。→ジュレの透明感を強調。etc.

ちなみに、私の作例はこちら。
葉っぱのつやが撮りたかった一枚。
実は、講評会で「私の迷いの一枚」として出した写真でした。
「構図が中途半端なので、どこを切り取ったらもっとかっこよくなるかなぁ」とか質問しようかと思って選んだのです。
でも、意外に講師の先生からは高評価。構図とかそんなものは関係なく、
「葉っぱのつや感がよく出てる。ここが可愛いと思って撮ったんでしょうね」と。
あぁ、そういえばそうだった。
箸を全部入れたほうがいいのかとか、お盆の丸みを生かして切り取ろうとかよりも、「緑がきれいな葉っぱー!」と思って撮った何気ない一枚。
だから無意識に葉っぱが中心に来ているのか!(後で気が付いたww)

でも、結果的にそれがよかったのだ。それでよかったのだ。

下のようなマカロンとカラーマーブルチョコをちりばめたお皿も、気になるポイントが違えばおのずと違う写真となる。

食べ物より全体の色合いを撮りたかった一枚

お皿の中のカラフルさが可愛いと思えば、引き気味にカラーバランスを楽しむし、

マカロンのハートが可愛い!と思った一枚。

マカロンのハートが可愛いと思えば、自然とハートのアップになるし。

画面の黄金比率だの、光は半逆光がいいとか思う前に、「美味しいポイント」をゲットするべし。うんちくはそれから。

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