先週キャリア3社から出揃った最新スマートフォン「XPERIA Z4」。
今や3社同時にプッシュされてるのって、iPhoneとXPERIAの2大巨頭となりましたね。

6月12日、発売を記念して行われたソニーモバイルコミュニケーションズ主催の「XPERIA Z4、XPERIA A4 タッチ&トライ」アンバサダーミーティングに参加してきました。
XPERIAアンバサダーミーティングとは、XPERIAシリーズの最新モデルを体験でき、開発チームからこだわりの機能説明を聴けるブロガーイベントで今回で7回目。私も4回目の参加です。

現在XPERIA Z3を使っている私にとっては、それほど大きな「待ってました感」はなかったのですが、改めて新機能とかZ3から進化したポイントを聞いてみると、やはり驚きの連続でした。

XPERIA Z4の進化:外観・デザイン

キャップレスUSBはありがたい、が・・・

まず変わった点は、左側面のマグネット充電端子が無くなったことと、「キャップレスUSB」になったこと。

キャップレスは歓迎しますよ!
XPERIA AX 時代に購入3週間でキャップがどっか行っちゃって、ほぼ2年間完全防水の恩恵を手放さざるを得なかったトラウマがあるし、モバイルバッテリーつなぐ時に煩わしいこと半端なかったから。

でも、充電する時に縦置きになるのはやだなぁ。
USB端子口は下側面なので、USBケーブルをつないで机におくか、縦挿しの充電卓上ホルダ(別売!)に置くかの2択。

(写真上がZ3、下がZ4)
ボディはすっきりしたけど、今までクレイドルで充電しながらテレビやYouTubeを見てたので、横置き文化が蔑にされたようでちょっと残念。
Z4でそれをやろうとすると、左にテレビアンテナ、右にケーブルが伸びてることになるので、ちょっとぶさいくやん!

キャリアロゴはどこでもいいじゃないか

(写真左から、Softbank、Docomo、au)

よく炎上のもとになる(笑)お馴染みキャリア別ロゴの違い。表は3社とも画面上部に「SONY」ロゴが入ってます。

私は”SONY”の位置が!とか”XPERIA”の存在感が!とかはどうでもいい派なんで、どれでもOK。ちなみにDocomoユーザーなんですが、元々「電話」なんだし、通信キャリアメーカーロゴが一番目立ってしかるべしだと思う小市民です。

オシャレなのはZ4、手にしっくりくるのはZ3

(写真左がZ4、右がZ3)
デザイン面での進化としては、ボディの外枠フレームの質感がマットな素材からキラキラ金属感に変わり、より高級志向となりました。
一層の薄型化・軽量化も実現(Z3より8g軽く、0.4mm薄い)されましたが、そのために電池容量が3100mAh⇒2930mAhに減少。
ただし、Android 5.0やアプリの機能自体でも省電力化も進んでいるのでそれほどマイナス要因にはなっていないようです。とまぁ、スペック上ではそうですが、実際に持ち比べてみると、あまり違いはわかりません(笑)。そういわれてみれば軽い(^_^;)・・・位?
サイドフレームも手にしっくりなじむのはマットなZ3の方なんだけど、普段はスマホケースに収納していて、裸で触ることがあまりないので、あとは好みの範疇かと。

XPERIA Z4の進化:カメラ

フロントカメラの進化が素晴らしい!

Z4最大の進化といってもいいのは、220万画素から500万画素になり、広角25mm相当まで視野角が広がったフロントカメラの向上です。

やはり「セルフィーブーム」の影響なんでしょうか。それとも今までが粗雑過ぎたのでしょうか。今までは自撮りというよりビデオチャットがターゲット設定だったようで、顔以外のピントや広角端のゆがみもひどかったですもんね。

趣味的、素材的(笑)にも自撮りをめったにしない私ですが、すでに4Kレベルまで追求され、鮮やかでカメラを向けるだけでテンションがあがるメインカメラから、フロントカメラに切り替えた途端、あのジラジラザラザラに撮る気が一瞬で消し飛ぶあのギャップ。

これが軽減されただけでも、段違いです。
プレミアムオートまで効くし、後ろの背景の解像感もぐっとアップしたので、もう手が伸びる範囲だけじゃなくて、きちんと三脚に固定してセルフタイマーで撮ったり、ホルダー装着してアクションカムっぽく使いたくなりますね。

一方のメインカメラもプレミアムオートに「料理」モードも追加され、これまたSNS世代に合わせた進化が。(※料理モードはマニュアルでは前から存在)

料理にカメラ向けただけでこうですもん。そりゃインスタしたくなるよね。

ただ、カメラを連続使用していると、とてつもなく熱くなる。マルチカメラなんぞやろうもんなら、すぐに「温度が高くなりすぎたため停止しました」とでる。これでは、いくら自撮りしやすくなって、熱中したくても、すぐにダウンでは興ざめなので、今後の開発に期待したいところです。私が次の機種変をするZ5あたりまでには何とかしてください!

XPERIA Z4の進化:オーディオ

Audioの進化点は、新しいコーデック形式(LDAC)対応、ヘッドホン出力のアップ、ヘッドホン自動音質補正の追加。

あまり技術的なことを意識しなくてもより高音質な音楽が体感できるようになったのはわかるけど、やっぱりメイン推しの「ハイレゾ音源」にはもちろんハイレゾ対応機材の用意が必要です。

「買わなきゃ味わえないのが残念」なのではなく、この機種を満喫したいならば、そろそろ数千円は絶対必要経費として割り切らなきゃね。購入と同時に液晶保護フィルムや高速充電アダプタを買うようにハイレゾイヤフォンも必要オプションとして揃えて、まずは音を鳴らしてみる。

ってゆーか、「SONYはハイレゾ!」を謳うなら、もう機種代金に上乗せしてもいいから、標準同梱品としてつけてくれれば、音楽好きじゃなくても問答無用でこの恩恵を享受できて、「XPERIAすげっ!」って、違うユーザー層がぐんと広がると思うのにな。

ちなみに、アンバサダーミーティングでは、Z4+ノイズキャンセリングイヤホンを使ったバイノーラル録音(人間の耳で聞く状態で音を記録することで、その場にいるような立体感のある音響を再現できる)のデモもあり、SONYのオーディオへのこだわりを再認識。
そろそろハイレゾ対応のイヤフォンを買おうと思ってたけど、ノイズキャンセリングイヤホンでこれを試したくなっちゃって迷うなぁ。

そして、XPERIA Z4 モニター生活スタート!

2015年夏モデルの間違いなく目玉機種・XPERIA Z4。

薄く・軽くなった。カメラ最高(自撮りするなら)。音楽好きにはウォークマンを手放すに値する。
もちろん、欲しいかと聞かれたら欲しいけど、Z3をかなぐり捨ててというわけではない。
Z2を持っていたとしたら・・・2年縛りがあと半年位なら変えてしまうかも。
それ以前だったら、間違いなく速攻機種変。今!今すぐ!now!
機種変更時期がマッチしている人がうらやましい。

以前、XPERIAが売れに売れた「ツートップ」戦略時代の「 XPERIA A」ユーザーが2年のお勤めから解放される今年。
決してiPhoneには譲らないぞという野望と執念みなぎる渾身の新作は、XPERIAユーザーがXPERIAユーザーである意義を再認識させてくれるに違いありません。

さて、ソニーモバイルコミュニケーションズさんのご厚意で、このミーティングから1か月間、XPERIAアンバサダー恒例のモニター生活がスタートしました。Z3ユーザーの私は何を楽しもうか。SmartWatch3( SWR50)も一緒にお借りしたので、XPERIAだけでなく、「モバイルで生活の何が変わるのか」を総合的に体験してみたいと思います。


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