kaspersky

何年振りだろうか。有料のウィルス対策ソフトをインストールするのは。

10年以上前、システムヘルプデスクやPCインストラクターをしていた頃は、職業柄、顧客に「入れないと痛い目にあいますよ!」と散々脅していたにも関わらず、そのソフトの複雑さとPCの動作の遅さに逆に痛い目に合っていたので、晴れて一ユーザーに戻った時には、「防御は最低限、軽いフリーウェアで十分」とたかをくくっていました。 

Windows7 にしてからはソフトを選ぶのも面倒くさくなり、Microsoft純正のアンチウィルスソフト「Microsoft Security Essentials 」(以下 MSE)と「Windows Defender」でごまかす始末。

それでも、ウィルスに感染することもなく平穏無事に過ごしてきた(と思ってた)わけですが、ネットサーフィンをする時間の比率が、PCよりスマートフォンが上回るようになるにつけ、SNS経由でいろんなURLをクリックすることも多く、怪しげな広告満載のアプリなんてインストールしちゃうと、「Androidはやっぱりちゃんと対策しないとヤバいかも・・・」と不安になってきたのがつい最近です(遅っっ!)。

やっぱり家電女子としては、時代の基本にはついていこう(?)と、オワコン気味のPCはMSEにおまかせして、Android重視でウィルス対策を考えていた時、「KASPERSKY(カスペルスキー)マルチプラットフォーム セキュリティ」の存在を知りました。え!これ1本で、PCもスマホもタブレットも(持ってないけど)5台まで入れ放題?夫婦分の手持ちデバイス全部いけるじゃん!

うわ、すげーな。カスペルスキー!と思ったら、現代のウィルス対策はどこのメーカーもマルチデバイスなのね・・。基本についていくどころか、完璧に乗り遅れてました(笑)。

昔は別々の対応ソフト(もしくはセット売り)を用意しなくてはいけなかったことを考えれば、初心者にもものぐさ家電女子にも優しい時代になったものです。

というか、その位最初のハードルを下げてまでもみんなで対応していかないと、世間を跋扈する悪意に根こそぎ持ってかれかねない物騒で深刻な時代ともいえます。

何はともあれ、カスペルスキーさんのご厚意で、5台1年版の評価版をいただいたので、早速インストールしてみました。

 5台インストールするなら一気に入れないとね。

Windows版用CD-ROM が付いていますが、Autorun.exeで起動しても、Webブラウザ経由でのダウンロードが始まります。Mac用とAndroid用は始めからマニュアルにダウンロードURLが記載されているだけ。このメディアの意味はいったい(笑)・・。(一応CD-ROMからでも入れられるんだけど、CDドライブがないノートPCには使えないしね)

どのデバイスでもソフトインストールが終わったら初回起動時に、同梱のアクティベーションコードを入力すると使用可能になり、ライセンスの残り日数のカウントダウンが始まります。

ちなみにライセンスは最初の一台目を使用開始してから1年(1年版の場合)なので、入れたい端末には一気に入れた方がベストです。機種変などで端末を変える場合は、旧機種から削除すれば新機種で使えますが、半年たってからスマホを機種変した場合は、残り半年の権利ということです。

●インストール後はまず完全スキャンで安全確認 

インストールしてまず最初にやること。それは定義データベースのアップデートと、完全スキャンです。

特に私のように本格的ウィルス対策を長い間怠っていた人はどこに何が住みついているかわからないので、必須ですね。

完全スキャンともなると、今時の大容量パソコン+外付けHDDにこれでもかと貯まっているデータは膨大すぎて完了まで数時間を要します。

その時間を無駄にしたくないので、スキャン中にも他の作業をしてみましたが、何事もなかったかのように通常通りサクサク動いています。昔のソフトだと急に動作が重くなって結局やる気をなくしたものですが、いろいろ改善されているんですね。

ネットブック時代の遺物、Lenovo S10-2(Win7 アップグレード済)にも入れてみましたが動作感は殆ど違いはありませんでした。

思いもつかないところにまさかのウィルス発見!

さて、インストールからの定義アップデート&完全スキャンも終わり「保護されています。」のメッセージが出てくれば、とりあえず安全な証拠。ホッと一安心と思いきや、スキャン結果報告に「〇個のオブジェクトを処理しました」ですって?え、あったの!

レポートを見ると、うわ・・最悪や。悪名高いトロイの木馬型ウィルスやマルウェア系のファイル名が。

ハッカーが他人のPCからデータや個人情報を盗むための穴を仕掛けられていたことになります。データが破壊されたりPCの調子がおかしくなるわけではないので、ユーザー側は全く気が付きません。

すでにデータが抜かれたのか、ただ仕掛けられただけなのか、それすらもわからない。実に恐いです。ぞっとしました。

感染ファイルは、某有名年賀状ソフトのアップデーターzipと、この「家電女子.net」ブログのバックアップとして、WordpressプラグインでデータをDropboxでWeb同期させていたzipということが判明。

もちろん、その年賀状ソフトやバックアッププラグインが原因というわけではなく、たまたまそのファイルに住み着いただけかもしれませんが、自分で作ったデータのようなもので疑いもしない領域なだけに、隠れ方も実に巧妙です。

今となっては、「ある時期から急に迷惑メールが来るようになったのはもしかしてこれ?」とか思っちゃったりするわけですが、あの時疑った某通販サイトや某企業のアンケート・・ごめんなさい(笑)。

Android 端末はウィルス&マルウェア対策は必須!

iPhoneやiPadがいらないというわけではなく、とにかくAndroidアプリはマーケットの審査がゆるく、怪しいものが多すぎるので、特にアプリ使いの人は必ず対策した方がいいですね。あと、Webで買い物する人。

カスペルスキーのインターネットセキュリティ for Androidだと、その辺りに加えて、盗難・紛失時のパスワードロックや遠隔操作防止もできるので、キャリア側の有料対策をつけてない人は一石二鳥なソフトでしょう。

私もPCのまさかのウィルス発見にびびりまくり、マイXperia に即インストール。スキャンして安全を確認しました。

その後は自動的にウィルス定義をアップデートするし、何かが発見された時以外はひっそり隠れているので、普段スマホを使っている分にはインストールしていることを忘れてしまうくらい軽いです。

ウィルスの進歩もすごいスピードでいたちごっこなのかもしれないけど、少し気が楽になりました。

どんな人にウィルス対策が必要かって? それは全てのネットユーザーに。

PCインストラクターをしていた時の生徒、特にご年配の方々は、ウィルス対策ソフトをお勧めすると口を揃えて言ってました。

「私はそんな変なサイト見ないし(笑)、子供とメール連絡するだけだからいらないいらない!」

いやいやいやいやいやいやいや!

ネットにつながってるだけ、アドレスを持ってるだけで危ないんですって!どこのサイトを見なくてもです!

ネットのヘビーユーザーはむしろ自己防衛力が高いので、一番必要なのは何も知らなくて何もいじらない初心者ユーザーなんですっ!

そう言って聞かせてもわかってはくれないんですよね。痛い目にあうまでは。(←どの口がそれをいう・・はい、スミマセン(-_-;)

自分の端末持ち込みで来てた生徒さんのPCに体験版を入れてみると、大体数個ウィルスが発見されて、初めてわかるこの事実とウィルス感染率。

もういっそ、自動車に乗る時自賠責保険加入が必須のように、インターネットの世界とつながる時の必須条件にしちゃえばいいのにね。ブラウザにつながらないとか。

初心者には「わかりやすさ」と「使ってる感がない」がいいソフトの第一条件

他のメーカーのソフトとの比較はできませんが、今回使ったカスペルスキーのソフトはインストールするのにとてもわかりやすく、また普段の操作画面もシンプル。設定もデフォルト推奨なので、ウィルス対策だけなら正直何もいじらなくてもいい位です。しかも軽い!これが一番の利点です。

通販や銀行などのネット決済時の暗号化や、未成年者のパソコン利用を細かく制限するには、多少の設定変更が必要ですが、画面を開けば直感でわかるメニューでした。パソコン使用時間制限もできるなんて、廃人系オトナの方が必要かも。

一点気になったのは、「他社製の競合製品が入っている場合、インストール前に削除しておかなければいけない」という注意喚起が弱いこと。

CD-ROMにもユーザーマニュアルにも書いてあったけど、インストール時に一番見るであろう「スタートガイド」には何も書いてないのが残念。

パソコン初心者は書いてないことは絶対にしません。そして「最初にこれをみろ」というものだけしか見ません。急にインストラクター目線になって心配してしまいました。

インストール中、自動検知して削除してくれる他社製品はいいですが、フリーウェアなどは検知されないものもあるので危険です。下手に干渉するとインストールされないとか、パソコンの調子が悪くなることも(しかもたちが悪いw)あるので、赤字・太字で注意してくれないと。
原因不明の不具合が生じてサポートセンターに電話しても、魔法の言葉「PCとの相性」で済まされちゃいますよ。

まだまだウィルス対策ソフトの認識は「任意保険」。なくても生きてはいけるけど、何かあってからでは手遅れになることも多すぎる。

私も、自分の言葉をそっくりそのまま自分に言い聞かせて、何らかの情報を抜き取られたであろうこの事実を重く受け止めて、一年間カスペルスキーさんにお世話になってみようかと思います。

また1年後は新たなウィルス、そして新たな対策ソフトが生まれているはずなので、いたちごっこだったとしても、ココロ折れることなく戦い続けていこうじゃないかと。

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