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CamiApp S の目玉機能はやはり、「クラウド」との連携。
デジカメのwi-fi連携のように、スマホやタブレット経由でSNSやネット上のクラウドへの共有ができるのはもちろん、CamiAppでは、数字に共有先を割り当てておけば、ノートにその数字を書いてからSAVEすると、直接クラウドへ送信できるのがこれがまた不思議な感覚です。(まぁ結果的にはスマホ経由なんだけど、触る手間はない分ストレスレス)

例えば、日付・時刻・場所・イベント名などの記入欄を備えた専用ノート「打ち合わせメモ」を使うと、SAVEと同時にGoogleカレンダーにデータが保存できます。

前もってアポの予定を入れるというより、その日に行った会議内容や打ち合わせ、取材メモなどを記してカレンダー管理しておき、後で探したり見直したりしやすくする用途です。

その他に、Dropbox、Evernoteなど自分が使ってるデータ管理クラウドに別数字を割り当てて、用途によって使い分けたりもできそうですね。

走り書きはどの位文字認識されるのか?

会議や取材メモは話を聞きながらなので、たいがいは走り書き。後で読み返そうにも自分でも「無理!」とお手上げ状態になることもしばしばなのですが、そんなメモ書きが、CamiAppにはどの位通用するのでしょうか?

自分だとどうしても意識してしまうので、家族にいつも通りのくせ字で走り書きをしてもらい、後で自分がじっくり丁寧に書き写したものとどの位認識率が違うか実験してみました。

「自分の欲望のままに書いて」と言ったら、本物の物欲を書きよったぞ(笑)。金額は見て見ぬふりで華麗にスルー。
下の写真がガチの認識結果を並べたものです。

右の殴り書きは、ちょっと認識率が低いかな。丁寧に書いた方も「¥」マークや「1」「7」など実際に手書きで見分けにくいものは、やっぱり怪しい。

見た感じ、マス目にまっすぐ文字の大きさを合わせた所が、正しく読み取られている気がしました。書く側の慣れも必要だけど、認識率が上がってくると楽しくなって、沢山書きたくなりますね。

あとは、ペンの持ちにくさと書きにくさが最大のネック(細いペンに慣れてる私にとってはです)でした。

「持ちやすい」⇒「書きやすい」⇒「上手い字が書ける」⇒「文字認識率アップ」⇒仕事に使える」ですからね。モチベーションも段違いです。

この点が改良され、通常のボールペンレベルのフォルムが実現されれば、めっちゃ使えると思います。

それまでは、無理にテキスト化にこだわるというより、書いたメモがスキャナやカメラ無しで、書いたと同時に画像化されるようになったという進化が重要です。

イラストやフローチャートを簡単にブログに掲載することができるのは便利だもの!
そのためにはもっと落書きのクオリティを上げなくては(笑)。
ハッピーラクガキライフでも通うか!

たためる打ち合わせバッグ for CamiApp S レビュー

CamiAppイベントのじゃんけん大会でせっかく「たためる打ち合わせバッグ for CamiApp S」をゲットしたので、早速使ってみましたよ。
このバッグは「薄い財布」でおなじみ abrAsus(アブラサス)ブランドとのコラボ作品で、開発にはプロブロガーのコグレマサトさんやいしたにまさきさんが参加して作られました。

⇒たためる打ち合わせバッグ for CamiApp S 詳細ページ

オフィスでの会議移動などで持ち歩くであろう、CamiApp、ドリンク、スマホ、筆記用具などを実際に入れてみました。CamiApp はノートブック版だと厚さ的にギリかな。入らないわけじゃないけど、結構キツキツ。ノートパッド版ならすっと出し入れできそうです。“for CamiApp”だからといってこだわずに、A4ノートPCを縦に入れて使うことも可能です。

でも残念ながら私の仕事はオフィス内移動は一切なし、下手するとランチとトイレ休憩以外は数時間座りっぱなし。
会社で・・というより通勤用バッグinバッグとして、鞄の中のポケット増量に重宝しそうです。

CamiApp S 使用感まとめと今後の展望

今日でモニター期間終了し、無事コクヨさんに返却した CamiApp S。
イベントの際に開発スタッフの方々からは、「CamApp S」はまだまだ技術的に進化中とお聞きしたので、今回感じたことのまとめや要望点を最後に書き逃げしておこうかと。

CamiApp S のクラウド連携については、今回感心するばかりで、あまり言うことはありません。イマドキの文房具だなぁと楽しかった。
要望があるとしたら、むしろ「ノート」および外見に関してです。

私、元々ノートに文字を書くのがとても好きで、学生時代も授業中に親友との交換日記を何ページも書いてました (えっw?)。

だから、ノートを長く使うには「持ちやすさ、書きやすさ」は最重要ポイントだと実感しています。そこは上でも書いたので最優先に改良してほしいところですが、他には「持って楽しいデザイン」も出してほしいです。今は、いかにもサラリーマン仕様ですから。

でも、実際はもっとノートを使っているのは学生や女性。もっと小型に、もっとカラフルに、ペンも可愛く!手帳のようにバッグにさっと入れられれば、電車の中でメモやイラストを書き溜めて、即LINEに流したりもするんじゃないかな。

そんな風に使えたら楽しそうだと思いました。とにかく、手書きのいいところは思いついた時にパッと書けることで、そのフットワークはとても重要。

私はシステム手帳サイズが欲しいです!

今後のCamiAppの進化に注目しています。楽しいモニターをありがとうございました。


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